河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

八田二郎年末インタビュー

2013年12月28日 | ソーラー農作園芸
・・・現在好評連載中の「八田二郎クロニクル」ですが主人公の八田二郎はいつ登場するのですか


「わからん、最後のほうでは必ず登場させる」


・・・これは太宰治などと同じような一種の私小説と考えて良いのですか


「いや、もう読者の存在を無視した、小説でも無い物語でも無い、たとえれば聖書のようなものだ」


・・・この不毛な創作活動はいつまでお続けになるおつもりですか


「たぶん、60億年先、宇宙の果て、世界の終わりまでだ」


・・・今回のスタジオジブリでの映画化のお話はどうされますか


「断じて断る」


2099年、年末、ガニメデのマンガン採掘現場作業員休憩所での雑誌インタビューより

夢見うどん

2013年12月27日 | ソーラー農作園芸
「おばちゃん、この夢見うどんというのを作っておくれよ」

「あいよっ」

「何だこれは、油の浮いた出汁だけの、これは素うどんっていうんだろ
それにこの大量の白い粉は、味の素だな」

「違いますよ、この素うどんから様々な具を自分で妄想するんですよ
甘辛いおあげさんや、スジ肉や、海老天とかね
この白い粉は夢の素っていって、ひと振りでおいしくなるんですよ
東南アジアでは大量に使うのがトレンドなんです
いつしか、学生さんたちはこの素うどんを夢見うどんと名づけて
彼らの空腹と妄想を満たしていったのです
それも1960年代までだったけどね」

「やっぱり素うどんじゃないか
しかも、よく見たらこれはインスタントの沖縄そばだろ」

八田二郎クロニクル7 ネ申誕生

2013年12月26日 | ソーラー農作園芸
ササオのねじ式血管から流れだした血は
湖と空を時計じかけのオレンジ色に染めた

「見てみろ、西の空が真っ赤だべ」

「おらたちの神様が誕生したずら」

「ありがたやー」

カッパ達は西方浄土に向かって手を合わせた

この年が歴史の始まり、すなわちカッパ暦1年である

西暦よりさかのぼること56億年

キリスト暦よりもケルト暦よりも、もっと古い神の歴史があったのだ

12月25日(水)のつぶやき

2013年12月26日 | ソーラー農作園芸

沖縄寒い

2013年12月25日 | ソーラー農作園芸
夜は外気温がたった15度しかない
寒い、まるで冬のようである
やはり

「沖縄では冬ストーブはいらない」

というのは

「沖縄では冬コタツを使うことが多いからストーブはいらない」

という意味だったのだ

沖縄に似合う季節は夏である

年中Tシャツと短パンで過ごせるという妄想を描いていたので

なんかよくわからなくなってきた

次はタヒチに引っ越そう

クリスマス

2013年12月25日 | ソーラー農作園芸
今日はクリスマスなので昨日買ったサーターアンダギーで
みんなでお祝いしようと思ったが
ヤモリは壁から滑落してさきほど昇天した
たぶんエアコン暖房が暑すぎて干からびてしまったのだと思う
沖縄の気候に適応していないヤマトンチューの暖房が原因だ

クリスマスって何の日やったか、たしかサンタクロースの誕生日だったな
と思いかけてイエスキリストの誕生日だったことを思い出した

イエス様は自分だけ祝福されて、一匹のヤモリの命さえ救ってくれなかったのか

イエス様、あんたは何者や、聖人なのか年末商戦の助っ人か