河童アオミドロの断捨離世界図鑑

河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

五分五分

2008年08月13日 | blog
昔なにかの本で

「病院が出来て救われる命の数と病院を作ることによって失われる命の数は同じである」とかいう理論?を読んだ事がある。
同じような事では「東京~大阪を3時間で行くために、その人はその交通費を稼ぐために3時間以上の時間を犠牲にしている」というような理屈も書いてあった。

似たような事では、平均寿命が延びた事によって幸福の量も不幸の量も増えてるわけで、結局、何をしようと、幸福と不幸の量は五分五分なのに違いない。

シャープのCMで「電気製品いっぱい作るけどその分太陽光発電もするから許してね」と言ってるのと似ている?

バブル

2008年08月13日 | blog
1ドルが100円くらいになったのがバブルの時だっただろうか
その少し後にバリ島だったか東南アジアに行った時
両替をしたらものすごい量の札束が返ってきて
使い切れなかった記憶がある

「お金でお金を生み出せる」
「日本の円を海外で両替したら価値がある」
という事は
「働かないでも食っていける方法がある」

たぶん誰でもこの事に気づくと思う

その頃から急速に、物を生産してお金を得るのではなく
為替レートや株価の変動やなんかで利益を出そうという
人が急速に増えてきた

で、お金の有る人はどんどんお金持ちに
物を作っている人はどんどん貧乏に
工場は為替レートの安い国に移転して

「楽して儲けないと人生損じゃん」
という人が増えてきて
価値観が崩壊して今の世の中がある

そんな気がする

確かに1時間の肉体労働をして850円もらうより
株価が10%上がるところに投資して
10万円儲けるほうが快感にちがいない
それがパソコンで画面をクリックするだけでできるなら
これほど楽なことは無い

外こもり

2008年08月13日 | blog
「外こもり」という言葉があることを初めて知った。
日本国内で学校にも行かず、働かず、家にこもっている「引きこもり」
に対して、物価の安い海外で引きこもりのように暮らすのを
「外こもり」というらしい。
で、そういう人が若者にも中高年にもどんどん増えているらしい。

げげげーっ

自分自身の発想と全く同じだ。

今まで
「家で引きこもっている事の反動で海外旅行に行きたくなるのだ」
と思い込んでいたが、結局、「引きこもり」と「外こもり」は
根っこは全く同じ考え方なのかもしれない

やはり、わしは流行の最先端を歩んでいるのか・・・

なぜ「外こもり」を知ったかというと、外こもりの代表みたいな
人がバンコクで事件に巻き込まれて行方不明になったらしいという
記事を読んでからだが、おそろしやー

しかし、今の日本の年金制度や企業の求人を見てると、
一部の能力のある人間以外に残された道は
もはや「外こもり」しかないのでは、と思ってしまう