山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

タマネギ学習会

2022年08月04日 | 日記とレシピ

 昨日の雨には驚きました。裕さんからは、ご心配のお言葉を掛けて戴き、ありがたかったです。ただね、驚きその2がありましたので、ちょっとご報告。

 夕べは夜勤だったので、夜、職場を出ると大雨。途中の道路は半分冠水状態で、15㎞ほど離れた自宅へ恐る恐る戻ってきた。ところが、途中から路面が乾いているんです。何?この違いは??帰宅して家族に聞くと、「穏やかだったわよ。」とのこと。案の定、山形県内が大変なことになっていることを全く知らずにいた。線状降水帯恐るべし。局地的豪雨という言葉は聞いたことがあるけど、こんなに極端な差が出るんだ。おっかない気候になったものです。被害が最小におさまることを願ってやみません。

 ということで、ここから本題です。

 きっかけその1

 新タマネギがゴロゴロしていたこと。

 きっかけその2

 石巻の叔母から電話があったこと。

 1日おきにやってくる八百屋さんが、小粒の新タマネギを沢山置いていった。何とかならないかと考えた結果、≪新タマネギの煮こごり≫というレシピを考えついて作り始めたときだった。

       冷やし固める前の段階(こちらのレシピは後日)

 固定電話の呼び出し音が響く。

 最近は、固定電話が鳴ったら、勧誘かアンケートなんだけど、意外や聞き覚えのある声。

「明日、空いてる?」

「はい、空いてます。」

「今から市場に行くんだけど、いいもの見つけたら送るわね。」

「はい、ありがとうございます。」

石巻の叔母からだった。

 おおっ、久しぶりに『石巻からの挑戦状』が届くぞ!心のタコメーターが一気に振れ上がる。

 ワクワクしながらタマネギ料理を進めていると、また電話。今度は妻が出た。暫くしてやってくると、

いいものなかったから、また今度だって。」

ガクッ

ま、しょうがねえ。『今度』を楽しみに待つことにしましょう。と言いながら、一度火がついた心は、容易に収まりません。この際、すぐにでも手に入る魚を買ってきて、燃え上がった心を鎮火させねばなるまい。そこで考えた結果思いついたのが、

  ≪カルパッチョ≫

 これだと魚料理も楽しめるし、まだまだ残っているタマネギ料理も楽しめる。早速、素材を買い出しに出かけました。

 その1、サーモン

カルパッチョに合う魚の代表格でしょう。

 ・素直に平造りと、一部削ぎ切りです

 その2、ホタテ

       たったこれだけなのに意外と値段が高い

 みんなで楽しむためには、薄切りです。ここで閃いた!

       何をしたか分かります?

 ・貝柱を割り箸で挟んで、包丁を滑らせました

 ※蝶つがいが最後にくるように置きます

       多分、今までで一番うまく切れたと思います

 その3、タコ

       難しかった

 調子に乗って、そのまま薄切りにしようとしたけど、外側の皮や吸盤と内側の身との弾力が違うので、すごく切りづらかった。

 今まで通り、皮を剥いてから削ぐか、半冷凍にしてから切るかの方がうまくいきそうです。

 その4、ソース

 ここで、妻から、「お向かいさんから貰ったムラサキタマネギあるのよ。」と、進言があった。

 これは使うべきだろう、既に新タマネギの煮こごりが準備出来ているのだから。

 ・1/2個を薄めのくし切りにして5分ほど水にさらします

 ・水を切ったら、オリーブオイル大さじ2にレモン小さじ1、粗挽きコショウと塩少々を加えて和えます

 ・お刺身は、各自適量盛り付けて

       これがスタンダード

 ・ソースを載せたら、お好みで醤油を回しかけます

 旨いっす!真夏にぴったりな海鮮料理になりました。脇を固めたのが、

       こちら様です

 こちらはこちらで、格別な旨さなんですが、レシピは後日紹介しますね。きっとまた作るから。

 八百屋さんが置いていったタマネギと石巻の叔母からの電話のおかげで、かなりの勉強になった感じ。

 ありがとうございました。