山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

涼気を運ぶ山菜

2022年08月13日 | 山菜料理

 今回、山の神様からいただいてきたのはミズ。

       数は多くありません

       全部で50本あるかな?

       お陰様で、短時間で皮剥き終了

 ご覧のように、『アカミズ』と『アオミズ』が混じっています。これを茹でると、

       あいかわらず美しい!

 より透明感が強いのがアオミズで、若干黄色みがかっているのがアカミズ。食べ比べると、食感の違いが如実に分かるんですけど、今回は混合ダブルスで行ってみます。

 まずは、≪浅漬け≫。これは、今年の大ヒット作なので外せません。

 ・薄いキュウリの半月切りに、寸切りのミズ

 ・塩ひとつまみと出汁醤油大さじ1を混ぜて

 ・果報は寝て待て

 ・はい、出来上がり

       なんて簡単なんでしょう

 そして、爽やか!これは、やめられませんね。

 続いては、≪ダシ≫です。こちらも何度か作っているんですけど、今回はアオミズが多かったので、作り方を変えてみました。

 ・ミズを粗いみじん切りにして

 ・キュウリは短い千切りに(多分、これが一番簡単)

 ・2つを混ぜたところに、ガゴメ昆布を加えます

 ※昆布は乾燥した顆粒状なので、水で弛めておきました(昆布:水=大さじ1:2)

 ・ここに出汁醤油大さじ2と塩を少々加えます(浅漬けの倍量です)

 これで完成です。こちらも、超簡単。ここにナスでもシソでもミョウガでも、お好きな夏野菜を加えると、山形名物の『ダシ』です。今回は、ミズがメインで、しかもアオミズが多かったので、この作り方にしてみました。アオミズは爽やかさが『売り』の山菜なので、これをタタいてヌメリを出すよりも、ヌメリの強いガゴメ昆布の力を借りた方が、食材の長所を生かせると考えました。

 これも、旨いんだなあ!

 お好きなだけご飯にかけて食べると、正に暑気払い!ありがたい料理です。

 山の神様、このめまぐるしく変わる気候の中、素敵な食材を育ててくれてありがとうございます。

       こいつが堪らない!

 それでは、いただきます!