わけてあげる るなぐし とまと
あついひざしが
ちからをくれる
わたしは なつのこ
げんきいっぱい
あおは
まだまだ
きいろくなったら
もうすこし
あかくなったら
さいこうよ!
ねえ あなた
わたしを
つかまえにきて
あふれるげんき
わけてあげるから
夏の暑さに息切れしているマタギをよそ目に、元気いっぱいに輝いているお方がいました。
可愛くてきれいだねえ
よく見ると、たくさんの家で育てています
あおから黄色、そして赤く変わっていきます
熟してくると元気いっぱい
太陽の子どもという感じ。ヒマワリとも共通している感じがするけど、トマトはトマトで太陽の子だよね。元気に溢れています。
トマトについては思い出があるんです。マタギが実家を離れて初めて一人暮らしをするとき、父親のかけてくれた言葉は、
「頑張ってこいよ。」
だったんですけど、母親の言葉は、
「トマトよ。トマトを食べていれば死なないから。」
だったのですよ。
言われる通りに、夏場になると毎日トマトを食べて暮らしていたら、6年間生き延びることが出来ました。
やっぱり、トマトは夏の子、そして、命の子だと思っているんです。
今年も暑いけど、トマトを愛でて、乗り切ってしまおう!
以上、マタギの夏の思い出でした。
おそまつ。