山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

わけてあげる(さんぽうた154)

2022年08月06日 | いきもの

  わけてあげる   るなぐし とまと

 

あついひざしが

ちからをくれる

 

わたしは なつのこ

げんきいっぱい

 

あおは 

まだまだ

 

きいろくなったら

もうすこし

 

あかくなったら

さいこうよ!

 

ねえ あなた

わたしを

つかまえにきて

 

あふれるげんき

わけてあげるから

 

 

 夏の暑さに息切れしているマタギをよそ目に、元気いっぱいに輝いているお方がいました。

       可愛くてきれいだねえ

 

          よく見ると、たくさんの家で育てています

       あおから黄色、そして赤く変わっていきます

       熟してくると元気いっぱい

 太陽の子どもという感じ。ヒマワリとも共通している感じがするけど、トマトはトマトで太陽の子だよね。元気に溢れています。

 トマトについては思い出があるんです。マタギが実家を離れて初めて一人暮らしをするとき、父親のかけてくれた言葉は、

「頑張ってこいよ。」

だったんですけど、母親の言葉は、

「トマトよ。トマトを食べていれば死なないから。」

だったのですよ。

 言われる通りに、夏場になると毎日トマトを食べて暮らしていたら、6年間生き延びることが出来ました。

 やっぱり、トマトは夏の子、そして、命の子だと思っているんです。

 今年も暑いけど、トマトを愛でて、乗り切ってしまおう!

 以上、マタギの夏の思い出でした。

 おそまつ。