夏のキノコが出始まったのは嬉しい限り。本命のトビタケにいつ逢えるのかワクワクしている。
ところで、台所では、山菜が底をついてしまった。補充が必要だが、方法は2つ。採ってくるか、保存品を戻すかである。最終的にはどちらでもいいのだけれど、普通の日和ならば、採ってくる方がメリットが大きい。何てったって、山の新鮮な空気を吸い込みながらリフレッシュできて、体力づくりのおまけまでつくんだから、こんなありがたい遊びはないと思う。
ただ、季節によって、いろいろな障害があって、それを乗り越えなければならないのがアウトドアの宿命。
そして、今の時期の障害は、暑さと豪雨や落雷による自然災害ね。日帰りならば、この辺はかなり正確に予想が出来るし対応が出来るので、大遠征をしなくなった今のマタギにとっては、大した問題にはなりません。万が一出会ってしまったら逃げる。その覚悟さえ出来ていればいいんです。
もう一つある。それが、季節を謳歌する動物たちね。マタギだけが楽しいのではなくて、その季節毎に捕食・生産活動に励む動物たちがいるんですよ。この方達には、できるだけ波風を立てないように通り過ぎて貰うのが一番。そういう意味でも、最も良いのが『朝仕事』です。
前置きが長くなってしまいました。本日は、ミズ畑の1つ、S川に出かけてみました。
思ったほどの出水はなかったみたい
鬱蒼としてきた森
さすがに森は真夏モード。藪もかなり発達してきていました。
ウドの花
ウドが花盛りを迎えています。
この時期、早朝でも厄介なのがアブ。人の立場からは、どうしても好きになれないんだけど、アブさんは、人を好きみたい。
下手に気に入られてしまうと、息も出来ない、痛痒い、払っても払ってもまとわりついてくる。結果、逃げ帰る。ということになってしまいます。
でも、HIROさんから教えてもらって作ったハッカ液は、かなり効きます。おかげ様で、逃げ出すことなくミズ採りが出来ました。
本日のミズ畑1
ミズ畑2
実は、そろそろミズコブが出ていないかなと思って訪ねたんですけど、まだ早かったみたいでした。でも、1週間分の素材が手に入ったのでよしとしましょう。
山の神様、本日もありがとうございました。