hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

キアゲハの幼虫〜梅雨の庭にて

2020-07-11 05:00:00 | 日記


全国的に雨の日がもう何日になるのだろうか。線状降水帯という言葉はまだまだ新しい言葉かと思っていたが、かなり以前から使われていた気象用語だったみたいである。九州はちょうど梅雨前線の上に南からの湿った空気の通り道になるため、年により北に上がったり、南に降りたりはあるが、鉄道で言うと東西に走る豊肥本線か久大本線のあたりにできやすい。残念ながら今年もその通りになってしまっている。


梅雨の時期はもう歳なのか、腰や足などの筋肉痛が酷くなり、今年は脛や脹脛が怠くなり往生している。

それでも梅雨を謳歌した紫陽花はだんだん輝きを失い、夏の主役である百日紅やノウゼンカズラ、琉球朝顔などが競い合って花を咲かせている。




忙中閑あり、我が家の庭にある小さな山椒(木の芽)の葉っぱが減った。竹の子の季節が終わり、我々があまり気にかけなくなっているうちにキアゲハが卵を産みつけたらしい。

幼虫もだんだん大きくなり、木も小さいため葉は殆ど食べ尽くしてしまった。ほかに餌になるものが有れば良いのだが、このままではサナギになれるのかな、と心配する今日この頃である。






だし場はなれ〜日本橋ランチグルメ

2020-07-10 05:00:00 | グルメ


COREDO室町1階に鰹節の老舗、にんべんが出店していて本場の枯節で取った出汁をいただくことができる。



さらにお隣のCOREDO室町2の1階にはこの出汁をふんだんに使った料理を食べることができる『だし場 はなれ』がある。

ランチは2種類、『おばんざい3品と具沢山の汁、ご飯に漬物」(だし椀御膳、税込1020円)と「料理1品、おばんざい3品、汁、ご飯、漬物」(一汁三菜御膳、税込1220円)があるが、腹もそれほど減っていないので前者を注文した。

お店はゆったりとした造りで居住性もよく、こんなところもマダムたちに人気の理由。しかし、色々と気にする中高年男性ひとりというのも意外にいる。

注文に際して、汁が具沢山味噌汁か和風パイタンスープが選べるが、今日はパイタンにした。やってきた御膳には大きなお碗にたっぷりのスープ。木匙で混ぜるとごぼう、人参、白菜など根菜類と油揚げがたっぷり。予想していたよりはあっさりしているが、さすがにいい出汁を使っている。



おばんざいは定番の切干し大根、ひじきの煮物、きんぴらごぼう。おかずだけあってしっかりとした味付け。ご飯も美味い。大盛りにしたら食べてしまいそうな美味いおかずだが、少し食べた所でテーブルに常備されている削りカツオを掛け、醤油を滴すとこれが美味い。



つい先日も書いたが、ご飯や汁物が旨く感じる歳になったようだ。ボリュームはないかなと思ったが大間違い、根菜たっぷりのパイタンスープとおばんざい、沢庵2枚でご飯を完食。食べ終わると腹は一杯である。

アプリ登録で食後のアイスティーを頂き、優雅な昼食も店が混んできたため、早々に終えた。ご馳走さまでした。



だし場はなれ
COREDO室町2、1階
05055714740


堀切駅(東武伊勢崎線)

2020-07-09 05:00:00 | 鉄道


『鉄道シリーズ』その256。最近、『大正・昭和の建築物』巡りにはまっているが、今回は『レトロ駅舎訪問』として東武伊勢崎線堀切駅を訪ねた。

場所は浅草駅から各駅停車に乗り、曳舟駅の2つ先、北千住駅の2つ手前にある。開業は1902年と120年近い歴史を誇るが、1905年に休止、1908年に廃止された。しかし、荒川の改修工事に伴い、東武伊勢崎線が移設された1924年に新たに現在の場所に移設されて復活したのである(元の駅は荒川放水路の真ん中あたりに沈んでいる)。

『堀切』は実は荒川の対岸である葛飾区の地名で京成線堀切菖蒲園駅はそちらにある。そのため同じ『堀切』がつくからと言って、この駅から歩くと20分はかかる。というのも元は荒川の東側に駅舎があり、開業当時は堀切地区から近かったためのようである。



堀切駅に話を戻すと荒川堤防の横に位置し、降りると目の前に隅田水門がそびえる。駅舎は構内には跨線橋や地下通路はなく、東側と西側に1つずつある。これを結ぶのが改札口外の跨線橋、可愛らしい木造の駅舎だが、築年は不明。ホームは北千住駅に向かって大きく左に弧を描いている。



ひっきりなしに通過電車は通るが、日中はほぼ10分おきにしか停車する普通電車は来ない。



この駅は金八先生のロケに時々使われたことがあるらしいが、屋根や壁は改修されていてそれほどのレトロ感はない。ただ、跨線橋からは荒川放水路も見え、下を走るスペーシアの写真も撮ることができる。

一方で駅前にはコンビニやタクシー乗り場などはなく、都会から近い割にはのんびりした雰囲気のある駅である。近くには上り線と下り線の大きく離れた鐘ヶ淵駅や名前が何度も変わった東向島駅など面白い駅も多い。また、お隣の牛田駅との駅間は東武伊勢崎線では最も短い0.8kmしかない。





OHCHARD KNIGHT〜淡路町ランチグルメ

2020-07-08 05:00:00 | グルメ


淡路町で昼時となったため、洋食の『松榮軒』を思い出し、スマホで調べながら行くと『本日休業』の板が出ている。確か休みは週末だったはずだが、やっていないのならばしょうがない。この辺りは『まつや』『かんだやぶそば』など老舗が多い場所だが、「やっぱり今日は洋食」と周りを見渡すと夜はバーになるであろう店の入り口に手打ちパスタの看板が出ている。

店の名は『BAR OHCHARD KNIGHT』、手打ちパスタはポロネーズ、カルボナーラ、明太子パスタ、アラビアータの4種類。私はアラビアータを選択、100円で付けることができる飲み物はアイスコーヒーにする。(900円)。



カウンターに座り、食事が来るのを待っているのだが、バーというカテゴリーのお店に来るのも久しぶりで並んでいるウィスキーをしげしげと眺めてしまう。心の中で『いい雰囲気だけど敷居が高いなあ』などと考えているうちにミニサラダが運ばれてくる。

レタスサラダと大きなズッキーニのスライス、シーザードレッシングがかかっている。超薄切りのズッキーニは水なすのような食感でサラダにぴったり。

パスタも登場、自家製生パスタというだけあり、モチモチとした食感、ソースにはブロッコリーなど野菜も少し入っているが、これが濃厚なトマトソースや拍子木に切って炒めたベーコンのこってり感と調和していてかなり美味い。

辛味が足りないのでこれはタバスコで補完。しかし、お店の客は終始私だけ。もったいないなあ。

ゆっくり食後のアイスコーヒーを頂き、店を出たのが30分後、やはり私だけがお客さんでした。コロナ禍の中で頑張っている皆様に思わず頑張れと言いたくなってしまう。ご馳走さまでした。

OHCHARD KNIGHT
千代田区神田淡路町2ー6
05058687622



『大正・昭和の建築物を訪ねて』千住編①

2020-07-07 05:00:00 | 日記


『大正・昭和の建築物を訪ねて』その12。今回は北千住周辺の建物を巡ってみる。北千住駅の仲町改札口を出て線路沿いの道を左に向かう。



踏切を右折、さらに次を右折して少し行くと左側に可愛らしい洋館風の建物が見えて来る。『市川歯科医院』は木造2階建、正面から見ると童話に出てくるような設えでサッシも木製。

大正時代の施行らしく正面から見るとモダンな建造物あるが、側面から見ると面格子がある純和風の建物である。もちろん現役。

少し駅の方に歩き、左折、本町商店街とクロスするが、この角にある立ち食いそばの店舗もかなりの年代物だが、喫煙所となって人が多いことから写メは諦める。少し先の左側に『黒川医院』の建物、看板造りの2階建。



周囲から見るとあたかも石造りのように見えるが、よく見ると漆喰で固めた造りである。



右に曲がると鐘楼が見えてくるが、『勝専寺』。立派な煉瓦の壁に囲われていて一角には消防団の機材保管庫となっている。山門も格式の高い赤門、扁額に書かれている『三宮神山』は寺の号。1260年に開基された古刹で徳川将軍が代々日光詣での際に徳川の御殿が造営された。



本堂はインド風の明治39年に建造されたユニークなコンクリート製・煉瓦貼りの建物であり、入口中央にはミツバ葵の門、さらに上には地蔵菩薩像、観音菩薩像が乗せられているのには驚いた。







あこや〜恵比寿ランチグルメ

2020-07-06 05:00:00 | グルメ


今日は仕事で恵比寿にやってきた。井の頭五郎と違うことは同じような場所に来ることが多いこと、前回はラーメン、その前はハンバーガー、そして喜多方ラーメンとやはり恵比寿は平均点が高い。

いつも同じ店もつまらないしと駅近くを歩く。駅正面のビアホールは少し姿が変わったが、昔と同じ、しかし、名画座は跡形も無くなってしまっている。その近くで夜は貝の炭火焼を売り物にしているお店があり、メニューを見るとなぜか『ルーロー飯』(700円)とある。

面白いから入店、店の名前は『あこや』とある。注文は当然、『台湾の味 ルーロー飯』である。

辮髪をしたご主人が早速鍋を開けてご飯にかけ、さらにセロリとゆで卵を添え、さらにスープをよそい出してくれる。



まずはルーロー飯から一口。角煮風に甘く煮た豚肉は色のわりには薄味、八角がよく効いていて美味い。丼はやや小ぶりだが、肉はたっぷりと乗せられている。固茹で玉子は崩しながら食べる。

トロミのついたスープには玉子が入っていて中々熱い。さっぱりとしたスープはルーロー飯と相性もいい。本格的なルーロー飯を頂いて大満足。

しかし、貝の炭火焼の店でなぜルーロー飯とご主人に聞くと『台湾に支店があり、そこのまかないで作るルーロー飯を真似て作ったら人気なんです。』とのこと。

濃いジャスミンティーを飲みながら、なるほど、だから台湾本場の味付けなのである。ご馳走さまでした。

あこや
渋谷区恵比寿南1ー4ー4
05058904869


庭のキキョウが咲いた

2020-07-05 05:00:00 | 日記


今年も鉢に植えたキキョウの花が咲いた。秋の花のイメージが強いが、実は6月頃から咲く。我が家のキキョウが6月に花を咲かせるのはかなり早い方である。キキョウの紋と言えば今年の大河ドラマで有名な明智光秀の家紋である。



万葉集の山上憶良の歌にも載っているくらい日本古来の草で綺麗な五角形の紫色の花をつける。ただ、花は長くは持たず、数日で萎れてしまう。花をよくみると真ん中に雌蕊、これを取り囲むように5本の雄蕊がある。奥に写っている咲く直前の蕾も『折り紙のふうせん』のようで可愛らしい。根の部分はサポニンを多く含む生薬の原料で咳や痰を取る効能がある。

農家の入口に生えているキキョウは次々と花を咲かせて行くが、我が家のキキョウはこれ以上蕾もなく、今年は見納めかもしれない。白い花のものや八重咲もあり、こうした根を貰って庭に植えてみたいとずっと考えてはいるが、中々お目にかかれない。(写メは奈良・白毫寺の境内)



同じキキョウ科でも花が膨らみ、中にホタルを入れたらと思わせるのがホタルブクロである。

名前の由来はまさに先程の通り、野山に咲くピンクや紫の花は目を惹くものがある。観賞用というより、野山に自生する草だが、よくみると同じような花が並んで咲いている姿は可愛らしい。キキョウの凛とした佇まいとは違う良さがある。







曳舟そば〜曳舟ランチグルメ

2020-07-04 05:00:00 | グルメ


駅構内のそばやはかなり衰退の危機にある。北千住駅構内にも『小諸そば』があったが、改装しているんだか、閉店しているんだがとにかくやっていない。

曳舟駅の『そば助』に塩そばを食べに行くが、いつの間にか店が変わり、『曳舟そば』という店に変わっていた。


せっかくきたのだからとお勧めの『かき揚げそば』(400円)を頂く。壁一面にメニューの板がぶら下げてあるが、天ぷらだけでもちくわ天、春菊天、鶏天、紅生姜天など結構なラインナップ。

お兄さんに食券を渡すと蕎麦を温めて丼に入れ、おばさんに手渡し。つゆをはり、かき揚げとネギを入れてすぐに出来上がり。先に天ぷらを入れないからパリッとした食感が楽しむことができる。

店内は12時過ぎというのに私を含めてお客は2名、そば助の撤退した理由がこの辺にあるようだ。まずはつゆを一口、見た目ほど濃くない味付。次いでそばだが、茹で麺ではあるが、やや細めでしっかりとした喉越し。かき揚げはほぼ玉ねぎ、にんじんと長ネギが少し混ざっているが、カリッとして美味い。取り立てて素晴らしいとまではいかないが、十分堪能させてもらった。



食べ終わってもお客さんは増えず、まだまだコロナの影響は大きい。ご馳走さまでした。



曳舟そば
東武線曳舟駅構内
0351597213


駅のスタンプと私④

2020-07-03 05:00:00 | 鉄道


『鉄道シリーズ』その255。駅のスタンプ④、前回は廃止や3セク化された駅のスタンプだったが、今回ももう押すことができないスタンプの話。

(スタンプノートから)

国鉄時代に『スタンプ』は駅にあっただけではない。というのはかつて国鉄航路があり、就航している船にもスタンプが搭載されていた。青函連絡船には十和田丸、摩周丸、羊蹄丸、松前丸、大雪丸、津軽丸、八甲田丸の7隻が就航していて私は都合3往復乗っている。



まずは津軽丸、スタンプには54年8月26日とあるからかれこれ40年前になる。船のスタンプは2種類ある。一つは船のスタンプ、もう一つは船のマークのスタンプで必ずイルカがいる。

帰りの船は十和田丸。54年9月9日である。



次が大雪丸で55年2月24日でこの時は釧路のタンチョウをはじめ、北海道の3白を巡る旅であった。



帰りの船は55年3月2日、前年と同じ十和田丸である。



3回目は行きが摩周丸、57年1月23日である。



帰りの船は八甲田丸、帰りの日付はこのスタンプのみないが、2月中旬だったと思う。

他にも当時は宇高航路(宇野〜高松)、仁堀航路(仁方〜堀江)、大島航路(大畠〜小松、周防大島)、宮島航路(宮島口〜宮島、現存)があったものの、スタンプがあるのは宇高連絡船の讃岐丸、阿波丸、伊予丸、土佐丸の4隻のみであった。このうち私が乗船したのが阿波丸、56年3月頃である。
片道なのは帰りは珍しい仁方〜堀江航路に乗り、呉線で広駅近くにあったユースホステルに泊まったため、宇高連絡船は1つしかない。
また、他にも国鉄パスの営業所にスタンプがあったケースもある。
(えりも岬駅)

(休屋駅)


(桜島港駅)

こちらはスタンプノートにもスタンプの存在すら書いていない。他にも色々あり、また、公式ではなく、駅(営業所)独自のものも含まれているだろう。





期日前投票に一言

2020-07-02 05:00:00 | 日記


今、都知事選挙の真っ只中。しかし、街を歩いていても選挙カーも見ないし、渋谷や新宿、新橋などは人が集まる街頭でも候補者の演説をする姿はあまり見ることがない。それなら選挙期間中はどんな運動をやっているかが気になるところである。現職の小池氏は各区・市町村ごとに動画を作り、配信しているのは見たが。

ところで今回の選挙は告示日が6月18日、投票日が7月5日のため、期日前投票は告示日の翌日から投票日前日、つまり6月19日〜7月4日ということになる。コロナウィルスの感染防止策として期日前投票を推奨していると聞き、それならばと27日に久我山会館まで足を運んだ、しかし、まだ期日前投票はやっていなかった。

実は期日前投票が19日からできるのは各自治体とも区役所(市役所)に限られていて我が家から近い久我山会館は6月28日からとなっている。これはちゃんと調べないと分からない(投票券には小さく書いてはあるが)。

ただ、盛んに『三密を避ける』ために期日前投票を推奨している割にはサービスが悪い。投票率引上げ、特に若年層の投票の促進に本気で取り組むならば主要駅やデパート内などに臨時の投票所を休日のみでもよいから開設するなどの努力が足りないのではないかとさえ思う。

さらに推奨しているにも関わらず、投票券の裏に本人確認以外の記入事項として期日前投票の理由を書かされることも納得がいかない。お上が推奨していると言う欄すらないのである。

これだけスマホが普及し、マイナンバーカードで色々なことができるのならば投票もインターネットで本人認証を行えば良いのに。例えば老人福祉施設に入所していて感染防止で外に出ることができない方々などもこういった救済策があれば政治参加できるのにとふと思ったのである。