hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

スズランが咲いた

2020-04-11 17:40:00 | 日記


二階のベランダのプランターに植えてあるスズランが早くも花をつけ、いい香り。庭のハナカイドウは花が落ちたが、ハナミズキはもうすぐ開花しそう。






外出はできなくても春はドンドン深まっている。神代植物公園のドイツスズランは満開かなあ。見に行けないけど。



中目黒付近の坂道②

2020-04-11 05:00:00 | 坂道


『東京の坂、日本の坂』その124。だらだら坂を登ると左側に目黒総合庁舎。さらに中目黒しぜんとなかよし公園というこじんまりした公園。この公園は駒沢通りに面しているのだが、中目黒駅方向に下る坂道となっている。



この坂が『けこぼ坂』。由来を書いた東京都の案内板がいたずらされて見えないため調べたところ、『昔の祐天寺道でかなりの急坂のため、斜面を開く切り通しの工事を何回も行った。そのため、両側の土手が高くなり、風雨にさらされた土手から赤土がこぼれ落ちたが、この状態を方言で”げこぼ“と言ったのが名前の由来』ということらしい。今は道端も広く、あまり名残はない。



坂を登ると何故か喫茶店が並んでいて、特にブルーボトルコーヒーが人気があるようだ。2つ目の信号を左に曲がるが1車線の細い一方通行。しかし、タクシーをはじめ交通量は多い。昔ながらのお屋敷とその後に建てられた小規模なマンションがならんでいる。



すると大きなマンションに沿うように左に坂道が出てくるが、これが『なべころ坂』。坂の途中に標識があり、それには『かつては鍋が転がるほどの急坂であったため。また、この辺りの方言で粘土が露出した状態をなべころと言ったため。』とある。




さらに少し行くと小さな公園があり、名前が『なべころ坂緑地公園』とあった。すぐそばには源平咲のハナモモ、これは美しい。公園の一角に2つの庚申塔が祀られている。案内板によると『藤の庚申』と呼ばれていて大きな方には1684年、小さい方も1688年に造立されたことが書かれている。

さらにこの細い道の先にも庚申塔がいくつかあることから今は細い道だが、庚申道と呼ばれ目黒不動などに至る主要な道であったようだ。(以下、次回)





堀留尾張屋でたぬき丼〜人形町ランチグルメ

2020-04-10 05:00:00 | グルメ


町の蕎麦屋で昼飯を食べることが多いが、時々珍しいメニューに遭遇することもある。事務所の近くに以前から気になっていた『堀留 尾張屋』さんにお邪魔した。

ここはもちろん単品のそばや丼があるが、人気があるのが『丼+かけまたはもりそば』の組み合わせ。入口のメニューには9種類、丼だけを列挙すると、たまご丼・そぼろ丼・ネギトロ丼・豚とじ丼・三色天丼・かつ丼・うな丼・親子丼さらにたぬき丼である。たぬき丼以外は想像がつくが、たぬき丼だけは分からず、思わず注文する。(たぬき丼セット790円)



店に入るとまずは勘定からするシステム、これは上野駅前の翁庵と同じである。席について待つこと7、8分、まずは蕎麦から登場。少し小さめだが、深い丼に蕎麦が結構沢山入っていて七味とふりネギをして一口。細く白い更科、喉越しが素晴らしい。

これならもりそばもよかったが、濃い目の出汁がなんとも言えず美味い。最初に蕎麦から全て食べてと思うが結構量がある。

次にやってきたたぬき丼と白菜漬け。たぬき丼は卵とじのため、中身が確認できないが、青物は小松菜。シャキシャキして美味い。



ほかに玉ねぎ、揚げ玉、ちくわ、ねぎが入っていて濃い目の丼出汁で味付けされている。濃い目とは言っても汁の量がコントロールされていて辛いことはない。

食べていると揚げ玉がボリュームを出し、小松菜が味わいを出す。添えてあるちくわも美味い。甘めの出汁に白菜漬がよくマッチ、ご飯はそれほど多くなく、わたしには丁度良いランチとなりました。ご馳走さまでした。


堀留 尾張屋
中央区日本橋堀留町1ー11ー7
0336684118



ブログ雑感〜コロナウィルス禍の代償

2020-04-09 05:00:00 | 日記


『hokutoの気まぐれ散歩』などと名付けてブログを書いているため、緊急事態宣言の環境下で街歩きなどやっている場合ではなくなった。

ブログを書く際のネタ探しには長くやっていてもまだまだ事欠かないが、今回のコロナウィルスには正直言ってマイッタ。『基本的にお家に居よう』『stay your home』『夜の街は厳禁』『遠出は避けよう』などと言われるとブログのネタどころではない。街角でよく目にするものは『電車の窓を開けて換気しよう』『テイクアウトできます』『ご時世ですので臨時休業致します』『手洗いをしましょう』と言った張り紙やポスターばかり。今年の流行語大賞には『不要不急』『アベノマスク』は決定などとばかり考えてしまう。

何しろ相手が目に見えないのだから始末に負えない。簡単に言うと『トランプで沢山のババがあるじじぬきをやるようなもの』である。つまり、ババが沢山あるけれど、ババぬきと違いババが分からないのである。そのため、逃げようとしても電車の隣人やコンビニの店員が『ババ=感染者』なのかもしれないのである。

私のように花粉症の人にはさらに都合が悪い。大きく開けた車窓から花粉も入ってくるし、朝などは温度も下がるし、くしゃみを堪えるのも大変である。

まあ、こんなたわごとを言えているのも今だけなのかも、と刹那的になる今日この頃です。取り敢えずは書き溜めたネタがまだしばらくありますが、無くなったら昔のブログを幾つか再録するかもしれません。その際はご容赦の程。


高輪ゲートウェイ駅を歩く

2020-04-08 05:00:00 | 鉄道


『鉄道シリーズ』その247。西日暮里駅が山手線の28番目としてできたのが1971年4月、当時12歳だったがよく覚えている。ここから49年ぶりに新駅『高輪ゲートウェイ駅』が3月14日に供用を開始した。しかし、コロナ騒動もあり、ようやく新駅訪問が叶った。



品川駅を出た山手線はすぐに高輪ゲートウェイ駅のホームに到着、何しろ1kmないのである。駅間0.9kmは井の頭線でいうと下北沢駅から東松原駅、三鷹台駅から井の頭公園駅、ということはホームの端から次の駅が見える程度である。



駅に降りて上をみると鯨の骨格標本のような鉄骨屋根でしかも30mの吹き抜けとなっている。駅名表示は黒々としたゴシック体。次の電車の時刻などを示す表示も明るくたいへんみやすい。ホームは底になっていて前後にエスカレーターが完備。まだ、実際の利用客より見物客の方が遥かに多い。



エスカレーターを降りると目の前にJRが鳴り物いりで作った無人コンビニ『TOUCH TO GO』には列ができていた。まあ、珍しいだけで待つほどでもないので通り過ぎて窓側に行く。



すると外には車両基地を挟み、新幹線の線路があり、ひっきりなしに列車が通過している。その先、ホームから見て2階の中央部には液晶画面を使った大きなモニター、日本の各地の風景を映し出し、さらにオブジェがある。



そこに案内係のロボット、電話の受話器を取れば話せるらしいのだが、こちらも新型コロナで使用中止。最も品川よりはまだ未完成のまま、何ができるのか興味津々。



また、田町よりのコンコースまで出て、改札口を通り、外に出る。まず、驚いたのは新型自動改札機。スイカをタッチするところが上ではなく横に付いている。



改札口を出て振り返ると駅名表示があるが、こちらは何故か明朝体。不揃いな感じ。外にはその先のエレベーターで降りて、前から後ろの通路を大回りしないと国道には出ることができない。つまり、暫定開業なのである。



ただ、改札口を出て駅舎を見るとなるほどスマートで隈研吾の設計だけのことはある。ホームが底にあり、2階がコンコースなのは田端駅なども同じだが、新しいものはやはりいい。次は新駅舎に移行した原宿駅を訪れてみたい。

最後に自動券売機ながら入場券は求めました。



げんぱち〜神保町グルメ

2020-04-07 05:00:00 | グルメ


最近、神保町に行くことが増えた。古いことだが、予備校時代は毎日御茶ノ水駅近くの校舎で勉強したあと、当時の明治大学附属高の横にある坂道を降りて、神保町からバスに乗り、図書館に通っていた。




その途中に今は無きいもやの天丼やキッチン南海のカツカレーを食べるのが楽しみだった。今も救世軍の建物の周りには古い店が多く、成光の半ちゃんラーメンやエチオピアのカレーなどあるが、今日は『げんぱち』という洋食屋に入ることにした。


店内はそれほど明るくはないが、4人がけのボックスシートが多く、3階には座敷もあると書いてある。7時も回っているため、そのボックスに一人ずつ客がいる。私も同様に奥の席を勧められ、着席した。


メニューはセット系、単品系、つまみ系と全てに対応。セットには煮魚や焼き魚が入るのもある。私は無難な『ミックスフライ』(900円)を定食で注文。しかし、次の客の注文に驚いた。『Aセット、ノリ弁で』、よくメニューを見ると150円増でノリ弁になるのである。


混雑していないので威勢の良いおばちゃんがトレイにミックスフライ、ごはん、味噌汁、漬物が乗っている。フライは痩せたエビフライが2個、よくこれだけ小さいなあと思うホタテフライが2個、小さな鮭のクリームコロッケが1つ、あとはキャベツの千切りという布陣。




まずは味噌汁を一口、普通のワカメだが、普通に熱くて美味い。次にフライ、悩んでホタテから、絶対2口で食えない小ささ、あまり味はよくわからない。次いでエビフライ、タルタルソースがかかっている場所から食べるがタルタルソースが好みでないため、ソースで頂く。長いけど中身は少ない、プリプリ感はほど遠い。


ただ、ご飯は沢山あり、これが美味い。なるほど神田の定食の基本、飯と味噌汁が上手いこと。最後に鮭のクリームコロッケを頂くが、これは仕事がちゃんとされていて大変美味かった。




他の客を見るとAセット(紅鮭の照焼き、ミートコロッケ、エビフライ)をノリ弁で食べるのが人気があるみたい。私の感想は素材は今一つ、でも料理は確かなので煮込み(シチュー)か和食(ブリ照り焼き)などをノリ弁で食べるのはいいかも。


前のおじさんは『キリンビールとしらすおろし』、飲むのにもつまみは多いし、いいのかも。ご馳走さまでした。
げんぱち
千代田区神田神保町2ー21ー6
0332618790


中目黒付近の坂道①

2020-04-06 05:00:00 | 坂道


『東京の坂、日本の坂』その123。今回は中目黒駅付近の坂道を歩いてみたい。中目黒駅近くのレストランはおしゃれで近年ますます人気があるが、橋や坂道も多い地区である。


中目黒駅を降りて山手通りを左に曲がり、最初の『小川坂』を探す。2つ目の信号を左に曲がり、細い道を歩くと徐々に上り坂となっていく。思っていたより長い坂でだんだん勾配も急になっていく。




そして頂上付近に烏森小学校があるが、標識はその前にある。それによると『この付近は小川と呼ばれ、坂下に広がる田を小川田んぼと呼んだ。これは旧家小川家が由来。この道は鎌倉に続く道として開かれたものである』とある。




烏森小学校の横に階段があるが、『烏森コミニュティ道路』て名付けられている。隣にある新しいマンションを作った際に提供されたものだが、立派な階段坂である。


この坂道を下り、突き当たりを左に歩いて行くと目黒とは思えない庶民的な街が広がる。製あん所や工房などが立ち並び、左に曲がると小さな神社・烏森稲荷神社がある。小規模ながらちゃんと本殿、隣にはお稲荷さんが祀られていた。


元の道に戻り、次の角を右折すると蛇崩川緑道、これを越してまっすぐ行くと坂道となるが、これが『稲荷坂』。先程お参りした稲荷ではなく、刺抜稲荷大明神があるためこの名前となったのである。この稲荷は実は近くにあるらしいのだが、発見できなかった。




稲荷坂を降りて、緑道手前の目黒商店街を右に曲がる。この辺りは道がクネクネしていてわかりにくい。東横線のガードを潜り、すぐを左折、商店街は続く。




目黒区総合庁舎を目指して先を右折、すると街中にケーキ店を発見、しかし、営業はしていない。かわりに店の前にシフォンケーキやクッキー、ラスクなどの自販機がある。よく見るとシフォンケーキは1000円、他は500円、こういうところが目黒区はお洒落である。



SHAKE SHACK〜恵比寿グルメ

2020-04-05 05:00:00 | グルメ


シェイク・シャック(SHAKE SHACK)というハンバーガー店が青山・いちょう並木にできたのが2015年秋、あれからもう4年以上になる。アンガスビーフのハンバーガーで有名ではあったが、それより秩父宮のラグビーの試合に行った際にあまりの長蛇の列に驚いた記憶しかない。

実はその2号店が恵比寿駅西口のアトレにあることを知り、行ってみることにした。このチェーンはNYマディソンスクエアパーク内に公園の再生の一環として2004年に作られたもので直訳すれば『シェイクを売る小屋』という意味である。



今は流石に上陸時の混雑はないが、お洒落な雰囲気は入店すればすぐに分かる。レジの右側にはマークの入ったTシャツやグッズ、左の壁いっぱいに描かれたメニュー。注文はなやむが『シェイクバーガー』『オリジナルレモネード』(710円+450円)をお願いする。お金を支払うと引き換えに呼び出し用のゲストレシーバーを渡してくれる。

席を取って待つがかなり入りはいい。
しばらくしてレシーバーがブルブル震えたのでレジまで行く。

注文したハンバーガーにマスタードとケチャップを掛けようとするがポンプの使い方がわからない。すかさず店員さんが教えてくれる。

席に戻り、ハンバーガーをガブリ。パティはアンガスビーフのフワリとした食感、しかし、香りはかなり強く、Mバーガーとは全然違う旨さ。肉汁もかなり出てくるが、包んだ紙が小さく溢れてしまう。

レモネードは流石に看板商品だけあって酸味と甘味のバランスが素晴らしい。この店はレモネードを飲むだけでも来たくなるほどである。

隣の男女がフレンチフライを食べていたが、量はかなり多め。ただ、とろけるチーズは中々良さげである。流石に行列ができるだけのことはある。ご馳走さまでした。

SHAKE SHACK
渋谷区恵比寿1ー6ー1
0354758546


八高線をほぼ完乗する③

2020-04-04 05:00:00 | 鉄道




『鉄道シリーズ』その247。東武東上線不通を受け、小川町駅から再び八高線の旅が始まる。



お隣の妙覚駅にかけてはは梅だろうか、赤い花をつけた木が群生していてローカルムードが漂う。その次の越生駅は東武越生線の乗換があるものの無人駅である。

そして毛呂駅を通り、非電化区間の終点、高麗川駅に到着。

ここで①JR川越線を使い、川越で東武東上線に乗換、②同じく大宮駅まで行き、湘南新宿ラインなどに乗換、③八高線で八王子行に乗り、拝島か八王子で乗換、の3つの選択肢があるが、せっかくここまで来たならと③を選択する。


反対側のホームには最新型のE231系の4両編成が入線、先ほどのローカル線が通勤電車に一変した。

しかし、東飯能駅の次の金子駅ではまた6分停車、やはり交換である。また、よく見るとドアは半自動であり、ちゃんとローカル色は残していた。


箱根ヶ崎駅で東京都に入り、東福生駅に向かう途中、米軍基地のすぐ横を通過、あっという間に東京らしくなり、拝島駅で下車。東京への直通快速に乗換、ほぼ八高線全線の旅は終わった。



八高線に乗ると①半自動ドア、②単線のため列車交換あり、の2点だけでも十分ローカル線の雰囲気は味わえるが、③高崎〜高麗川の非電化区間でのディーゼルカーは東京近郊とはとても思えない乗り鉄の旅であった。



今井屋〜寄居ランチグルメ

2020-04-03 05:00:00 | グルメ


八高線の旅の途中で昼時となった。有名なのは小川町駅近くの『女郎うなぎ』だが、値段はともかく、時間がかかりすぎる。寄居駅あたりを調べると『寄居3大カツ丼』を偶然発見。早速訪れることにする。

寄居駅を南側に降りて、左側に歩くと2分ほどで看板が見えて来る。手前に一軒焼肉屋があるが、飲食店は他になく、営業していることを祈りながらそばに行く。すると白いのれんがかかっている。

外から見ると崩れそうな食堂だが、狭い店の4つのテーブルのうち3つは埋まり、皆カツ丼を注文している。私もすぐにカツ丼(税抜880円)を注文。

学校がやっていないのか隣のテーブルには小学生とおじいさん。子供は瓶に入ったキリンレモンを飲んでいる。久しぶりに瓶入りのキリンレモンを見て、変に感動。

私のところにもカツ丼が運ばれてきて蓋の横からカツがはみ出すほど。大きな厚みのあるカツが2枚、これが4つにカットされている。さらに漬物はたくわんと白菜。2切れを蓋に移してカツからいただく。甘いタレに浸してあるが、揚げたてでカリッとした食感としっとりした豚肉が何とも言えない。ご飯もたっぷり、熱々でつい掻き込んでしまう。

漬物はやや濃い目の味付けだが、甘いカツに塩味がよく合う。他の2軒がどの店かも知らないが、さすが『寄居3大カツ丼』の店だけある。ボリュームも満点、美味かった。

なぜか壁には阪神の原口選手の新聞記事、昨年の癌から復帰した際のデイリースポーツ一面コピー、思わず読み直しました。ご馳走さまでした。

今井屋
埼玉県大里郡寄居町寄居1236ー1
0485810464