hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

3匹のネコ

2017-10-11 05:00:15 | 日記

毎日の通勤は若い頃は眠くて何となく疲れが残っていて苦痛そのものであった。しかし、このブログを始めてからはだんだん通勤路に楽しみを見つけるようになってきた。その中でも楽しみにしているのは地元のネコたちとの触れ合いである。


朝、出勤すると駅までの8分の道のりのちょうど中間あたりに2匹の姉妹(?)のネコたちが待っていることが多い。この2匹は一方か白と黒の二毛、もう1匹はグレイのネコである。

生まれたのは多分昨年春、近くのお宅に飼われているようである。生まれた頃には二毛がもう1匹いたのだが、最近は2匹しか見ない。

赤ちゃんネコの頃から周囲の人に可愛がられているためか、警戒心が弱く、近くに行っても逃げない。ジョギングで通る人が餌を与えているため、腹が減った朝は私にも鳴きながらすり寄ってくる。短尾ネコが多いなかで尻尾もう長く、また、足も長い。餌がないと知るとプイと横の方に行ってしまうが、そこもネコらしい。

電車を乗り継いで水天宮前駅から事務所まで歩くが、事務所近くの蕎麦屋の三毛も中々可愛らしい。首輪と鈴をつけているので間違いなく蕎麦屋の看板猫だが、こいつも人懐っこい。

私が通ると近くまできて座る。その姿がほのぼのさせてくれる。ご主人がいる時はやはり甘えて足元を回ったりしている。

毎朝ではないが、愛らしい友達が出てくるようで通勤路もたのしめるものだ。

招き猫電車乗車記

2017-10-10 05:00:39 | 日記

『鉄道シリーズ』その184。次の順番はなにかを表していますが、何か分かるだろうか?①ツートングリーン、②紺色、③白ネコ、④グリーン、⑤黄色、⑥茶色、⑦オレンジ。これで分かれば相当な鉄道マニア。ツートングリーンは白と緑、サイドにはT.K.Kの文字とくれば分かるかな。これは10月9日の東急世田谷線の車両の運行順番である。

実は東急世田谷線が110周年を迎えたことを記念して期間限定のラッピングがされていると聞き、乗車した。何しろ6分間隔であるから、休止してなければ必ず乗れるのだが。世田谷線散策切符330円を買えば一回乗車150円(パスネット144円)が何回も乗れ、3回で元が取れる。


これを買って下高井戸駅から乗車、黄色(レリーフイエロー)が止まっている。どこでお目当ての『玉電110周年記念幸運の招き猫』ラッピング車両が来るかわからないのが気になるが、まずは宮の坂駅まで乗車。

すると最初に後ろから来たのが、4月から運行されている狭軌木造単車をイメージした茶色の車両(305F)であった。

宮の坂駅ではツートングリーンがやって来るが、これは旧玉電色のクリーム色とグリーンに塗り分けられ、横にはT.K.Kの字があるのは嬉しい。


次の紺色(クラシックブルー、303F)の電車をやり過ごすと次は待ちに待った招き猫バージョンの車両が遠くに見える。

もちろん招き猫電車に乗車して下高井戸駅に向かう。サイドには招き猫のイラスト、さらに玉電110周年 幸運の招き猫と書いてある。前から見ると猫の顔のようになっており、周囲の人もカメラや携帯電話を向けている。


中に乗り込むと①まず、つり革が招き猫のように耳が付いていて、②さらに床にはピンクで猫の足跡が描かれている。

この遊び心が嬉しい車両である。来年3月までの運行だから是非乗ってもらいたいもの。(なお、記載の運行順は10月9日のものであることをお忘れなく。)また、玉電の懐かしい写真をあしらったポスターが各駅に貼られているのも必見である。


広味坊 日本橋三越店〜日本橋ランチグルメ

2017-10-09 05:00:22 | グルメ

三越本店新館B1には小さな飲食店が5軒、うち韓美膳ではカレー風味のユッケジャンを以前に頂いたが、他にも名店揃い。たいめいけん、築地藪そば、イータリーとあるが、今日は『広味坊』にお邪魔する。広味坊といえば千歳烏山にある五十嵐美幸さんのお店だが、ここでは麺を中心に頂ける。

今回は当店一押しとある『麻辣麺』(1350円)をお願いする。三越の小スペースを使った店でせいぜい20人も入れば満員だが、11時半というのに結構な入りである。注文の際に私は残念ながら食べられないパクチーは抜きにしてもらうことを忘れなかった。

5、6分経った頃に麻辣麺が到着。直径は小さいがやや深めの丼にたっぷりと辣油が浮き、さらに青ネギとニラが細かく刻まれてたっぷり浮いている。スープを一口、辛味はそれほど強くはないが、結構酸味があり、麻辣麺というより酸辣湯麺的な味がする。とは言うもののさすがに美味い。

麺は細めのストレート麺で色は白っぽく、ツルツルと入る。メンマと厚めのチャーシューが入っており、チャーシューはバラで食べ応えあり。食べていくと癖になりそうな風味、そこの方から挽肉も出てくる。ただ、やはり年齢層の高い三越だけに量的に男性にはやや少なめ、サイドメニューに高菜チャーハンを追加するくらいで丁度良いかも知れない。

広味坊 日本橋三越店
0332720053

『運慶』展に行ってきた。

2017-10-08 05:00:12 | 日記

ついに行って来ました。現在、国立博物館平成館にて開催中の『運慶』の特別展。9月26日〜11月26日という長丁場でどのタイミングが良いかを測りながらも週末しか行くことができないため、朝から雨の土曜日の夕方ということで10月7日に決行。

会場に到着したのが15時半、すでに雨は止み、日が出ているため、少しは列ができているかと心配したが、行く人より帰る人の方が多い状況。中に入っても何と全く列はない。会場内も多少人が多い程度で少し待てばじっくり見ることができる。
まずは昨年見に行った奈良・円成寺の大日如来像がお出迎え。運慶の若い頃の作品だが、丁寧な仕事ぶりが目にとまる。

その先にはその時代の秀作が並び、運慶作は奈良・興福寺の仏頭。頭以外は江戸時代に火事で焼かれたと伝わる。さらに伊豆・願成就院の毘沙門天像、常楽寺の不動明王像など力強い作品が続く。面白いなと感じたのは奈良・金剛峯寺の八大童子像。それぞれに運慶の特徴があり、顔の写実性が素晴らしい。

その次が5年ぶりに見る興福寺北円堂に安置される無着菩薩と世親菩薩の像。何度見てもその表情に惹きつけられる。特に無着菩薩像は一番好きな像である。また、並べ方が面白く、周りに南円堂にいる四天王像を本来北円堂にあったとしたらと並べ替えてある。

真如苑がアメリカで落札した大日如来像(運慶作といわれている)。横浜の称名寺で公開された際に見たが、作品の完成度の高さを感じる。ただ、光背がないのが残念である。次に展示してあり、私は初めて見る栃木県光得寺の小さな大日如来像と大変よく似ている。
その向かいは3年前に見に行った愛知・瀧山寺の聖観音菩薩立像。住職が当時こぼしていたのが、江戸時代に色をつけたばかりに国宝指定されないこと。しかし、当時どのような姿であったのかを想像させてくれるその艶やかな姿は忘れられない。

他にも慶派の作品が多く並ぶが、やはり目を引いたのは最後の興福寺・天燈鬼・龍燈鬼の像。デザインも大変面白く、笑ってしまう像であるが、よく見るとその肉体美。特に尻や腿、背筋の筋肉の細かい描写には驚かされる。

最後まで約1時間半。運慶を十分堪能できた。もちろん仏像は寺にあるものだが、裏から見たり、光を当ててよく見ることができないことも多く、ガラス越しに見ていた円成寺の仏像の素晴らしさなど再認識できる展覧会であった。これほどであれば入場料1400円は十分元が取れる。さらに今回は嬉しくなって龍燈鬼のレプリカまで購入してしまった。さあ、どこに飾ろうかな。

今シーズンの阪神を振り返る(投手編)〜阪神ファンの戯言

2017-10-07 05:00:09 | 日記

前回は今年の阪神タイガースの打撃について書いたのだが、今回は守備、特に投手力をデータから見た分析を書いて見たい。

シーズンスタート時にはメッセンジャー(以下メッセ)・岩貞・能見・藤浪・秋山というメンバーであったが、藤浪の調子が上がらず青柳に変更。

さらに福永・小野・横山などを試して、その中で小野は勝ち星が付かないものの、抑えているため先発ローテ入りを果たす。8月に勝ち頭のメッセが骨折のため外れ、相前後してベテラン岩田がローテ入りする。といった経過だが、76勝のうち先発は秋山12、メッセ11、能見6、岩貞5、青柳4、藤浪・岩田3、小野2、横山1の計47勝に留まる。

これに対して中継・抑えは高橋・桑原・藤川・マテオ・ドリスと揃っており、これに岩崎・石崎も加わったため、先発投手が打たれても試合を作ることができた。

勝利数もマテオ7、高橋6、ドリス・桑原・岩崎4・藤川3、石崎1の29勝となっている。また、防御率は桑原1.51、高橋1.70、藤川2.26、石崎1.21というのは素晴らしい結果である。

これらの数字からいかに先発以降の投手の頑張りが今シーズンを支えてきたかがよくわかる。ただ、来シーズンを考えるとそれぞれが60試合以上投げているのが気になるところだが。
さらにこの状態は85年に阪神タイガースが日本一になった時に似かよっている。85年の74勝の内訳を見ると、先発はゲイル13、中田12、池田9、工藤6など50勝に対して中西11、福間8、山本和5で24勝と完投は出来ないが、後ろがしっかりしていたことがよくわかる。

確かにあの躍進はよく覚えているが、打撃の『バース、掛布、岡田』+真弓はバックスクリーン3連発を始めすぐ思い出すし、中西や福間の頑張りは日本シリーズまで続いたが、先発のことは中々思い出せないのである。ただ、それでも85年は完投が15あったが、今年は4(秋山2、能見・メッセ1)とは分業が進んだ今とは随分異なるが。

守備も今年の課題であったが、昨年の失策が97(セリーグ1位)。しかし、今年は82(セリーグ2位)と僅かに向上した。暴投は(昨年50→今年41)、パスボール(昨年10→今年8)と改善はしているが、いずれも低水準でまだまだ途上であることは間違いない。

まあ、全体として防御率が昨年3.38 →今年3.32、被本塁打が昨年100 →今年91と改善しており、特に防御率は巨人に次ぐ好記録となったことは評価したい。そして中々広島に勝ってセリーグを制し、さらにパリーグの覇者に勝つにはやや投手に不安があるものの、ファンとしては最後まで頑張ってもらいたい。
というのは観客動員数セリーグ1位、最小観客数30,185人とセリーグダントツ1位であることからもいかに阪神タイガースがファンから愛されている球団と言えるからでもある。

第12回人形市

2017-10-06 05:00:40 | 日記

人形町界隈の秋の行事といえば『人形市』と『べったら市』が浮かぶ。尤も厳密に言うとべったら市の会場は日本橋本町と堀留町だが、いずれも我が社の事務所からは昼休みに店を冷やかす位の位置関係にある。

人形市は今年で第12回、10月5日〜7日の3日間開催されている。場所は人形町通りの人形町交差点〜水天宮前交差点の歩道(両側)で全部で57ものテントが張られている。


売られているのは『西洋人形から雛人形』まで、売っているのは『江戸時代から続く久月や吉徳のような老舗から主婦の趣味クラブのような団体』までととにかく幅広い出店がなされている。最近はブームなのか、ネコの人形や置物が多いが、季節柄来年の干支の犬の物もよく見る。催し物は今年は指人形芝居で中々の人気。大観音では人形供養も行われている。


私はあまり人形には興味が無かったが、今年の2月に孫の雛人形を求めた際に勉強して少しはわかるようになった。また、来年の干支は戌であり、自分の干支でもあるため、いいものを物色して見たい。


クライマックスシリーズ1stステージ展望

2017-10-05 05:00:39 | 日記

阪神タイガースがポストシーズンをどう戦うか、まだシーズンは終わっていないが、もう関心はそちらに移ってきている。まず、CSファーストステージで争うのは横浜DeNAである。この対戦をデータから分析してみたい。

阪神にとってDeNAはシーズントータルでは14勝10敗1分と相性の良い相手の筈であった。しかし、9月24日からの最後の5連戦(中1日移動日)では1勝3敗2分と対戦成績が芳しくないことが気になるところである。DeNAの先発投手を見ると、最初の2戦はいずれも無得点で敗れている。その際の第1戦の相手先発の今永に6回2/3を3安打と抑えられた(今期も対戦成績が1勝3敗)さらに2戦はウィーランドで5安打完封、今期の対戦成績もウィーランドの2勝0敗である。

ただ、9月8日からの3連戦は阪神が3連勝、この時の相手の先発は井納、石田、濱口。この時はいずれも阪神が接戦に持ち込み、リリーフに勝ちがついている。

では阪神先発投手では誰が相性がいいのだろうか。能見で1勝しかしていないが、これは完投勝利で防御率は2.14。また、岩田、秋山も比較的強い。さらに登板がないかもしれないが、藤浪は今期唯一DeNAには相性がいいのである。

次に打線だが、DeNAのクリンナップのうち筒香は被ホームランは9本と多いものの、.227と抑えている。また、ロペスも.230、被ホームラン1本である。では誰に打たれているのか、対戦が良くないのは宮崎.376、梶谷.326、戸柱.347の3人である。

一方、阪神は主力はDeNA投手陣をよく打っており、糸井.347、福留.315、鳥谷.333と軒並み3割、また、中谷もホームラン5本と得意にしている。

つまり、投手戦になるとDeNA、打撃戦は阪神に分があるようである。多分、初戦はウィーランドvs秋山、2戦目は今永vs能見かメッセではないかと思うが、3戦目にもつれ込むと石田vs岩田となるであろう。ウィーランドと今永の苦手意識をどのように払拭してホームの地の利を生かしファイナルステージに進んでもらいたいものである。あと1つ、気になるのがDeNAの抑えのエスコバーと最後に記しておきたい。


通人の酒席 ふくべ〜八重洲グルメ

2017-10-04 05:00:06 | グルメ

『通人』を辞書で引くと①ある事柄、特に趣味的なことに精通している人、②人情の機微、特に男女間のことに深い思いやりのある人、③花柳界の事情に通じる人、粋人とあるが、たぶんこの店は①を指すのであろう。そんな『通人の酒席 ふくべ』に本日はお邪魔した。場所は東京駅八重洲口から歩いて3分ほど、周りは高層ビルが沢山あるが、この店の辺りと隣の通りにはまだまだ古い居酒屋が並ぶ。特にこの店は創業は昭和13年(1938年)つまりもうじき80年にもなる老舗である。

縄のれんをくぐり中に入ると左側はカウンター、中には菊正宗の樽が置いてある。右側には2人掛けと4人掛けのテーブルが幾つかあり、さらに2階にも席はあるようだ。とにかく昭和から時計が止まったような店内には多くの酒樽や一升瓶が並び雰囲気を盛り上げている。


まずは菊正宗の樽酒を2合(一合徳利2つ)を注文、もちろん瓶ビールもあるが、やはり酒をのみたい。すぐに徳利と猪口、お通しの昆布の佃煮が運ばれてくる。ぷんと香る杉樽の匂いがいい。常温の酒の良さを再確認する。

つまみはマグロぶつ、厚揚げ、日替わりの鮭のトバを注文する。周りを見渡すとおじさんと爺さんばかりで女性は店員のみ。なるほど『おじさんの聖域』なのか、通人の集まりなのかも知れない。

まずはマグロぶつ登場。赤身とやや筋があるがトロに近い部分がサイコロ状に切ってある。一口食べて酒を飲む、こんな単純な行為が妙に新鮮に感じられる。鮭のトバは一切れだがあまり塩辛くなく、脂が乗って美味い。食べてまた酒を一口、厚揚げも白ネギと生姜が載せただけだが、酒を引き立ててくれる。

あっという間に2合が空き、次は樽平1合(山形県)とエイヒレ、卵焼、カマスの干物を注文。肴のメニューは端から端まで見たが、甘いものは卵焼きのみ。他は塩辛いものか、しょうゆ味のものばかりで卵焼きの甘さがうれしい。樽平もすぐ空き、次は栄川(福島県)を2合、少し甘い気がする。カマスの干物はなかなか立派で身も柔らかく、美味い。とにかくグイグイ酒が進むつまみばかりである。


1時間が経過したあたりで最後の注文として樽酒を2合、おでんと漬物を注文。注文を取りに来たおばあさんがやや不安だったが問題なし。出されたおでんはよく焼かれた焼き豆腐、昆布、さつま揚げ、大根が入っている。出汁が旨く、大根と焼き豆腐は特によかった。


気がつくと約1時間20分、その間に正7合をO氏とひたすら飲む。そして、酒も無くなったので帰途につく。おしぼりも水ももちろんお茶も出ないが、何の不満も感じない。この心地よい酒場で少しは私も通人になれた気がした。


通人の酒席 ふくべ
中央区八重洲1ー4ー5
0332716065

今シーズンの阪神の振りかえる(打撃編)〜阪神ファンの戯言

2017-10-03 05:00:28 | 日記

今年のセリーグペナントレースも終わりが近づき、順位も決定した。わが阪神タイガースは『めでたさも中ぐらい』と言った感じだが、CSは昨年逃しただけにCS進出、さらに2位という順位は満足しなくてはならないと思う。

少し振り返ると対戦成績は広島、巨人には負け越したものの、広島に4つ、巨人に3つだから昨年とくらべるとかなり改善(昨年は広島に11、巨人に6の負け越し)したことが大きい。さらに昨年は対戦成績が五分五分(12勝12敗1分)だったヤクルトに1番勝ち越しているのはタイガース(18勝7敗)なのである。

それでは今年変わった点は何なのだろう。まず打撃から見ると打率は.249で昨年の.245よりは少し改善。ホームランは108本で昨年の90本からみても少しは増えている。ただ、それ以上に変わったのが三振の数である。今年の三振の数は984、これに対して昨年は1149も三振をしていたのだからその差は大きい。四死球も566と昨年の486に比べると伸びている。この結果が出塁率.321(昨年は.312)の改善に繋がっているといえよう。

個人成績を見ると今季からFAで加入した糸井選手の成績は打率.290、ホームラン15、盗塁20はさておき、私が最も改善を感じたのは鳥谷選手の回復であると考える。

今季は3割近く(現在、.295)をキープしながら、出塁率も.390とチームトップ、さらに三振も昨年の90から60にと減少、好球必打の『鳥谷らしさ』が戻ってきたことは大きい。

もう1人上げるとすると、やはり中谷選手の活躍だろう。特に昨年はゴメスがいて年間チームホームランが90本(ゴメス22本、チームホームランは中日の89本に次ぐ少なさ)に対して18本増加した。ゴメスが去り、助っ人が頼りにならない中で日本人選手では久しぶりのホームラン20号を打ったことである。また、ホームランに関しては福留の17本も立派だが、上本の9本(昨年は2本)も努力の結果であろう。

もちろん、全員がよかった訳ではない。昨年ブレイクした高山(新人王)、原口、江越、北条のように伸び悩んだ選手が結構多かった。ただ、考えようによっては改善点が見えている方がまだまだ伸びしろがあるはずである。(投手を中心とした守備については次回)

また、付言するにCSはあっと言う間に終わってしまうので2014年のように下克上をして横浜、広島に連覇できるように頑張ってもらいたい。〔なお、今期の成績は9月30日現在、前期はトータル〕

青海橋(廃橋)

2017-10-02 05:00:24 | 日記

『ぶらり橋巡り』その60。夢の大橋を渡り切ると左側には不思議な建物があるが、この先を大回りして戻るように歩く。するとようやく橋に続く道が出てくるが、人がようやく歩ける程度で周りは草が生えていて先がよく見えない。

ススキやクズを倒しながら進むと左側の欄干には『あおみばし(青海橋)』と書かれている。

調べてみると1987年頃に作られたが、わずか7年後の1994年に供用廃止となり、現在は自動車は通行不可、歩行者と自転車は通行ができる。そのため、舗装はダメになりつつあり、人も殆ど通らない。今はスズメが群れとなってとまっている。

現在は廃橋で取り付け道路もない状況であるが、そのまま放置されているのは多分取り壊し費用が出ないからであろう。

しかし、その隣に水道管のピンクの橋があり、さらに水道管を地下に通す工事の最中でこの橋だけ放置されているのは不思議な風景である。廃墟は皆そうだが、わずかな期間のみ使われたこの橋の悲哀を感じさせられる。もちろん、橋には意志はないのだが。