hokutoのきまぐれ散歩

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2015.3.14ダイヤ改正

2015-02-11 05:00:50 | 日記

鉄道シリーズ その90。3月14日のダイヤ改正の目玉は北陸新幹線の長野~金沢への延伸でこのニュースはCMも含めて大々的に報じられているが、この他にも大きく変わる。

まず、普段の生活に大きく影響がありそうなのが、『上野東京ライン』の開業である。従来は東北本線(宇都宮線)、高崎線、常磐線は上野が終点、東海道本線は東京が始発であったが、相互乗り入れが始まるというもの。今までも『湘南日光』号などの観光列車が東京駅を通過駅として運行されたことはあったし、現に横須賀線は地下ホームながら千葉方面から横須賀線に直通運転をしてはいるが、上野駅や東京駅を通過駅とするケースが大幅に増える。

例えば『高崎→伊東』『宇都宮→小田原』『高萩→品川』といった新たな直通運転が始まり、さらに常磐線特急(ひたち、ときわ)のかなりの部分が品川始発となり、東京駅にも停車するようになる。つまり、益々上野駅の始発駅としての影は益々薄くなるとも言えよう。

他にも(1)武蔵野・京葉・南武・横浜の各線も通勤電車を増発することで増加する利用客の利便を図る、(2)埼京線の日中の運転本数を増加させるといった改良がなされ、さらに(3)日中の快速運転を行う京浜東北線の停車駅には神田を加え、さらに土日には御徒町も加えるという変化もある。

その反面、(4)房総方面の特急は利用客の減少から本数を大幅に減らし、さらに内房線経由で1日4本は館山まで走っていた『さざなみ』は全て君津止まりに短縮、総武線の『あやめ』(東京~佐原)は定期列車を廃止し、臨時のみにするといった大きな改正がなされる。

また、こちらはよく報道されているが、(5)数少ないブルートレインの『北斗星』が北海道新幹線開業への調査のため、定期運転を中止するといった寂しい話もある。

いつものことだが、例えば越後湯沢駅や上野駅、直江津駅などはその存在が薄くなり、ほくほく線は今後は存立基盤さえ脅かされる。

一方で新開業の上越妙高(現、脇野田)のように新潟から北陸新幹線のアクセス特急が開設されたり、品川のように利便性が高まるなど悲喜こもごもである。

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