hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

真鶴半島(神奈川県)

2014-06-23 05:00:00 | 日記
『日本の風景再発見』シリーズ その7。初めて真鶴半島を訪れたのは高校2年の課外授業だからかれこれ40年近く前のことになる。名前のとおり神奈川県真鶴町に突き出た小さな半島で東京からならば東海道本線真鶴駅まで行きそこからケープ真鶴行きのバスで15分ほどで着く。何回も行ったことがあるが、観光客は日に日に経ているような気がする。ケープパレスはお土産物屋とドライブインが合体したような建物で、この土産物屋の中を通らないと半島の突端である『三ツ石』までは出ることができない。三ッ石まではゴロゴロと石の転がった歩きにくい坂を下りていくことになるが、早春(写真は1月上旬)にはもう水仙の花が咲き乱れて一足早く春が来る気がする。

そしてようやく平坦なところに出てから、海に向かうと二見ヶ浦のように3つの岩にしめ縄が巻かれ、ここが名勝三ッ石である。

真鶴半島はかながわ景勝50選の一つにも選ばれ黒松やシイ、クスノキなどの原生林とシダ類が生い茂る手つかずの自然が残っている。とうの昔になくなったが、水族館もあって、以前はかなりの賑わいがあった。地理的には真鶴半島の先端と三浦半島の先端を結ぶその間が相模湾らしい。またもっとこの半島を実感したい時には十国峠にケーブルカーで上がって見ると真鶴半島が本当によく見える。もちろん富士山も良くは見えるが。

三ッ石の観光の跡はその2階にある『遠藤貝類博物館』や近くにある『中川一政美術館』、魚市場の近くの『魚座』で食事をするのも楽しいし、近くにみかん刈りができたり、干物が買えたり。それにしても40年前からあんまり変わらないところがここの魅力なのかもしれない。

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