hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

北池袋駅〜下板橋駅〜板橋駅

2018-01-20 05:00:49 | 日記

『鉄道シリーズ』その196。『私鉄の始発駅の次の駅』第10弾、今回は東武東上線北池袋駅に行ってみた。東武東上線は1914年5月に池袋〜川越町(現、川越市)〜田面沢(のちに廃止)間で開業、最初は池袋駅の次は下板橋駅であった。その後、1934年5月に東武堀之内駅として現在の北池袋駅のある場所に駅を作ったが、1945年空襲により全焼、一度は廃止された。しかし、1951年に北池袋駅として再び建設されて現在に至っている。

池袋駅を発車した電車はほぼまっすぐ1.2km走ると北池袋駅に到着、京急北品川駅と違いこちらは池袋駅の北側に位置する。有人駅ではあるが、1日の平均乗降客が4551人とそれほど多くない。

駅を降りると踏切があるが、隣を走る埼京線とダブルになっているため、朝夕は開かずの踏切となり、2006年に駅南側の踏切で死傷者が出た事故も起きており、踏切とは別に地下道も整備されている。

駅を降りて付近をウロウロするが、はっきり言って何もない。仕方なくお隣の下板橋駅を目指すが、居酒屋やコンビニを除くと郵便局と風呂屋くらいしかない。そう思って入るうちに5分もかからず下板橋駅に到着。


北池袋駅との駅間は800mあるが、これはカーブしているからで直線距離はせいぜい500mほど、北池袋駅のホームからも下板橋駅はよく見える。
下板橋駅も戦災で移転しており、駅舎は豊島区池袋本町にある。


下板橋駅前には『電車の見える公園』がある。その名前につられて訪問したが、単にホームを臨める位置に殺風景な児童公園があるだけの話であった。

これで終わってはネタも不足なのでさらにJR埼京線板橋駅に足を延ばす。東上線踏切を渡るとようやく板橋区に入る。駅前通りを行くとマンションの一角に小さな弁天様が祀られており、おたふく弁天と呼ばれている。


昔、この辺りにはおたふく沼があり、願い事をするとそれを叶えてくれる弁天さまがいたとの言い伝えがあるらしい。


そこから板橋駅西口商店街に沿いながら歩いて10分ほどで板橋駅西口に到着。駅前には中山道板橋宿『むすびえのき』がある。

そして踏切を渡り、東口に行くとロータリーの先には新撰組局長近藤勇の墓と永倉新八の墓が並んで建てられている。近藤は新政府軍に捕まり、板橋にあった刑場で刑死して首は京都に送られ、身体はこの地に埋葬されたとされる。この墓を作るにあたり、尽力したのは意見が異なり袂を分かった永倉新八であった。


ただ、板橋駅も改修工事中であるが、他にはこれといって何もない駅である。






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