hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

お多幸神田店〜神田ランチグルメ

2022-12-09 05:00:00 | 日記
『お多幸』というおでん屋さんの名前を聞いたことがある人は多いだろう。日本橋、銀座、新橋、神田、新宿などに店がある。大正12年銀座で創業、名前の由来は創業者の太田コウと『皆様に幸あれ』から来ている。本店を名乗るのは日本橋だが、元は銀座で支店は新宿、他の店は暖簾分けされたものが殆どのようである。

本日ランチにお邪魔したのは『お多幸神田店』、中々賑わっている。ランチメニューは『豆茶めし』(茶めしにおでんの豆腐をのせたもの。)、『おでん定食』『日替わり定食』がメイン』本日の日替わり定食は牛すじの煮込みと聞いて日替わりをオーダー(940円)した。



この場合おでん2品を選択できる。悩んだ挙句、大根とがんもどきをお願いした。

カウンター席に座ったが、目の前に大きな銅鍋があり、注文を受けると丼に茶メシが盛られ、その上に豆腐と出汁をたっぷりと掛けたり、お好みのおでんネタも食べやすい様に半分に切ったり、芸が細かい。

そのうち私のランチがトレイに乗せられ運ばれてくる。メインは牛すじ煮込みとおでん。他に味噌汁、小鉢(オカラ)、漬物と乗っている。

まずは牛すじを一口、白味噌仕立てでプルプルになるまで煮込まれている。合わせて入っているこんにゃく、豆腐などが食感がそれぞれ異なり、不思議な感触。



ワカメの味噌汁を一口、オカラの煮物は脇役ながら素晴らしい。オカラはとにかく日本酒に合いそうな味、昔の時代劇・月影兵庫の好物だったことを突然思い出した。(半世紀以上前の時代劇で近衛十四郎、松方弘樹のお父さんが主演だった)

いよいよおでん。汁はやや濃いめ、しかし、塩気というより甘みを感じる。まずは大根を4つに切って辛子を乗せて頂く。もちろん熱いが中まで茶色い出汁が染み込んでいて堪らない旨さである。
次いでがんも、これも箸で一部切り取り頂くがしっかりとした土台をうまく調理して満足度抜群。それにしてもおでん屋さんの辛子は何であんなに効くのだろうか。

漬物も大根の葉っぱなどを糠漬けにしたものだが、箸休めなちょうどいい。

焦げが混じった茶飯も香ばしい。とうめしはこれに出汁を掛けるのだからさぞや美味いだろう。周りを見渡すと女性の多さに驚かされる。

確かにおでんは野菜と豆腐、練り物がメインでヘルシー、しかもオカズがたっぷりで1000円未満、当たり前なのかもしれない。美味いおでんは酒にも合うが、ご飯にもあうのである。ご馳走さまでした。




お多幸神田店
中央区日本橋室町4ー3ー11
0333420753



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