hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

久我山歳時記⑫〜土筆も登場

2022-03-13 05:00:00 | 日記
『久我山歳時記』その12。急に春めいてきたこともあり、慌てて神田川沿い、京王電鉄富士見ヶ丘電車区沿いを歩く。ここに行くと必ず春の訪れを感じることができる。

久我山駅から神田川を下流に向かう。清水橋の下には鯉たちが泳いでいる。すぐに左手に電車区が現れ、レインボーカラーの井の頭線の車両が停まっている。

その間の地面を見ると小さな青い花が一杯咲いている。オオイヌフグリである。



その中に今度はピンク色の花が見えるのはカラスノエンドウ(正式にはヤハズエンドウ、ソラマメ科)である。最初の写メはこれをアップにしたものだが、可憐な花である。実をつけると小さなえんどう豆のような鞘をつける。



その周りに白い花を付けているのがミチタネツケバナという外来種の草。最近範囲がどんどんと広がっている草である。



さらに黄色い花を付け始めているのがノボロギク、キク科の植物だが、全体にアルカロイド系の毒を有している。これも有害植物であるが、近年その数は急速に増えている。



やっとの思いで見つけたのがツクシ(土筆)、スギナの花の部分である。色が地味で枯草と同じであるため、見つけづらい。よく見ると群生して生えているところもある。久我山駅から行くと最初のベンチが2つ並んでいる裏当たりを見ると必ず探すことができるのである。

川の反対側を見ると気の早いサトザクラの花が咲き始めている。河津桜などと違い、色も薄く、前を向いて咲くのだが、葉が出るのが花と同時のため、やや地味である。Uターンして我が家の方に向かう。この辺りには木に咲く花も多い。


セイヨウサンシュユ、酸味の強い赤い実が成り、ジャムなどになるが、今は黄色の花がいよいよ咲く段階。



ハクモクレンも大きな蕾が大きくなりつつある。真っ白な花をソメイヨシノと同じ時期に咲かせるだろう。



最後にカンピザクラ、河津桜などの仲間で花を下向きに咲かすのだが、かなり蕾も色づいてきて数日で咲く模様。
一気にここまで暖かくなると道を歩いていても楽しい。


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