hokutoのきまぐれ散歩

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味泉〜月島グルメ

2024-06-24 05:00:00 | グルメ
月島というとすぐに『もんじゃ焼き』と連想しがちだが、居酒屋にも名店が多い。有名どころでは東京三大煮込みでも名を馳せる『岸田屋』さんはもんじゃストリートの中にある。

今回お邪魔した『味泉』さんももんじゃストリートから3分ほど歩いたところにある。この辺りにはまだ行ったことのない面白そうな店がたくさんあるが、どうも帰り道が遠い関係から中々お邪魔できない。

店は入口のオブジェが特徴的でパブがバーのようだが、店内に入ると日本酒の銘柄を書いた短冊が壁を覆い尽くす。よく見ると『十四代』『新政』『飛露喜』『王録』など銘酒と言われる銘柄はカバーしている。

今日は前の職場で苦労を共にしたAくんと久しぶりの飲み会。カウンター中央に陣取り、まずは短冊をチェックする。

まずは生ビールで乾杯、ビールの美味い季節である。突き出しはアジの南蛮漬、さっぱり。スタートには酸っぱい物が胃を刺激していい。

刺身盛り合わせが登場。刺身はカツオ、マグロ中トロ、ハタ、キンメ、〆さば、平貝と並んでいる。いずれも新鮮、特に口の中でトロッと溶ける中トロは堪らない。酒はまず飛露喜(福島県)、果実味のある爽やかな中にしっかりとしたコクのある味は刺身によく合う。

続いて穴子の天ぷら、このお店は穴子が名物で食べ方が天ぷら、塩焼き、煮付けとあるが、Aくんのご要望で天ぷらにする。カリッと揚げたての穴子をすだちと塩で頂く。

酒は豐盃(青森県)を合わせる。しっかりとしたやや酸味のある口当たりが油をすっきり、いい具合である。

ポテサラもこの店の名物。煮卵を潰しながら頂く。味はしっかりとついていて、ボリュームもある。



酒は瑠璃色の海(山形県)、透明感のある青いボトルだが、マイルドなやや甘みのある飲み口。流石に純米大吟醸の品の高さを感じる酒、久しぶりに飲んだが、やはり旨い。

名物ついでにコロッケを注文、しかし、ジャガイモ続きに気づいたのだが、何も調味料のいらない味はやはり食べたくなる。
最後に仙禽(栃木県)を頂く。やや酸味の立つ独特な風味、ややワインにも近いような味わいである。

どうしても食べたかったのが『おから』、卯の花ともいうが根菜が刻んで入っている。もちろん刺身も酒に合うが、おからで日本酒というのはいい塩梅である。本来ならば2人だからあと二合はいけるのだが、週末の疲れもあり、今日はお開き。よく言えば大人の飲み会、しかし、どう見ても酒が弱くなった年寄りの寄り合いのようになってしまった。

なにしろつまみも酒も種類はいくらでもある。次回は体調を整えてと暖簾をくぐった。ご馳走さまでした。
肴や味泉
中央区月島1ー18ー10
0335348483



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