hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

6月の1泊旅行①〜まずは軽井沢に片づけに行く

2024-06-21 05:00:00 | 旅行
私の人生の中で6月に旅行に行く機会は殆どなかった。しかし、遺産相続関連で別荘にある書籍の整理にどうしてもないかざるを得なくなり、6月14日AM6に家を出発、車を運転していくことにした。長距離の運転も昨年8月の夏旅行以来しておらず、やや心配ではあるが、高速道路も100km/h以下とゆっくり走って行くことにした。

金曜日の環八は意外とスイスイと進む。何しろ信号待ちを1回以上したのは谷原交差点が最初、さらになぜか道路工事もあまりない。関越自動車道は使いにくいと私の頭には刷り込まれているが、この日は事情が異なる。高坂SA、横川SAに寄って一休み、基本的にゆっくり走ったが、碓氷軽井沢ICに到着したのは0940である。ランチは久しぶりに峠の釜めしを横川SAにて購入しておく。今も『峠の釜飯』はあるが、『横川〜軽井沢の鉄路』はすでになく、今では正月の駅弁大会や高速道路のSAで買う物になっている。



別荘のことをとやかく書く気もしないのだが、我ながらよく溜め込んだ時刻表と鉄道雑誌の数々。ダンボールを5箱用意したが、ダンボールが足りなくなり、一部は諦めた。(それでも時刻表100冊)もちろん持って帰れる訳もなく、引き取ってくれる業者に郵便局から直送した。
驚いたのは無くなる訳ないと思っていた千ヶ滝郵便局も2年前に閉鎖され(郵便局的には御代田の郵便局と合併した形となっている)ていて、目印もなく、さらに中軽井沢郵便局まで行く羽目に。まあ、あれだけ流行っていた西武百貨店軽井沢店が廃墟になるのだから、致し方ないか。

時刻表と奮闘したので11時半近くなったため、買って来た峠の釜めしを食べる。釜めしには益子焼の焼き物を使い、たっぷりの味のついたご飯がぎっちり。具材は鶏肉、牛蒡、椎茸、うずら卵、筍、栗、生姜と色とりどり、忘れてはいけないのが杏である。私はこの弁当をかれこれ半世紀に渡って食べているが、シウマイ弁当(横浜駅)にも峠の釜めしにも杏が入っていることが理解し難い。ただ、わが相方のように楽しみにしている人がいることは申し添えたい。釜飯1個で腹が痛くなるほど満腹となる。

峠の釜めしで楽しみなのは『香の物』、別のプラスチックケースにヤマゴボウ、ナス、きゅうり、小梅、ワサビ漬けなどが詰めてある。色々な駅弁を食べたがこれほど充実した香の物の付いた弁当にはお目にかかったことがない。

(現駅舎)

(旧駅舎)
中軽井沢郵便局に行く途中で中軽井沢駅を見たのだが、駅舎が驚くほど立派になっていた。かつては金沢行白山号や夜行急行の越前・福井行などの優等列車、上野行の特急そよかぜの始発駅と君臨していたころは小さな駅舎だったのに、今はほぼ各駅停車しか止まらない駅の方が立派となっていて理不尽さを感じてしまう。

中軽井沢郵便局で5箱のダンボールを送って今回の旅行の目的は達した。滅多に来ないから旧軽井沢にも寄りたいと相方に言われ、何回通ったかもわからないほど走った道を走る。しかし、旧軽井沢ロータリーが近づくとなぜか駐車場は満車ばかり、と言うのは町営駐車場は現在建て直し中。もしこの夏に行かれる方がいたら気をつけた方がいい。町営駐車場に止められないことで旧軽井沢を諦めて私の車は草津温泉方面に向かわざるを得なくなった。(以下、次回)

なお、最初の写メは今も発行されている鉄道ファンの創刊号と2号です。


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