初詣は通常1月1日に大宮八幡宮に行くこととしているが、2022年は1月1日昼頃に到着したところ長蛇の列。通常の入口から二の鳥居、三の鳥居あたりまで人が並んでいるのを見て、諦めた。
その後、風邪(あくまで風邪)で体調を崩し、2日も会社を休むなどとても初詣に行く気にもなれず、1月もあと2日ともなった29日にようやくお参りした。(昨年は2月に行ったが神社では『建国記念日』と書かれていてあまり初詣という感じはなく、今年は1月中の初詣となった)
参道に作られた駐車場に車を止め、人も少ないのでゆったりと本殿に向かう。山門の手前には茅の輪ならぬ笹の輪が作られている。決まりに従い、左→右→左と3回周り、山門をくぐる。
思惑通り初詣の幟もはためいている中、きっちりとお参りする。
我々以外は初節句一組、ほかの参拝客は3人程度と確かに空いていた。TVなどでは慌てなくても初詣は大丈夫などと言っているが、やはりお正月に行きたいのが庶民の心なのかもしれない。
あまり足を踏み入れたことのない本殿左側に行ってみる。すぐに源義朝お手植えの杉の木が並んで立っている。
その先には若宮八幡宮、前に立つ狛犬が明和8年(1771年)の銘がある古いもので元は本殿前に置かれていた物のようである。狛犬は怖いイメージがあるが、優しそうな表情がいい。
お隣は大宮稲荷神社。きつねが入口に並び、しっかりと油揚げが供えられていた。
その前にある『共生の木』が珍しい。下はカヤの木だが、犬桜が寄生していて共存をはかっているのである。ただ、どこに犬桜があるのかは下からは確認出来なかったが。
本殿まで戻り、右手にある大宮天満宮にお参りする。大宮八幡宮へ初節句に伺った初孫(双子のため2人)も来年4月には小学校に上がることもあり、勉学に励むようにお参りを欠かさなかった。
社務所に伺い、破魔矢をいただき、帰途についた。元旦ならば今回の参拝は3時間はかかるだろうが、寒い中あっという間にこなすことができたのである。