オリンピックの開会式、終わってから5日経過するが、何を4時間もかけてやったのだろうというほど印象の薄いセレモニーとなった。1964年の開会式・閉会式があれほど反響があったのは『整然とした開会式』『国境を越えた親睦の姿を見せた閉会式』の対比が素晴らしかったからである。それに引き換え、今回の開会式はスタートからだらだらとしたセレモニーで終わってしまっている。さらに某IOC会長の挨拶は冗漫そのものであった。
(アイスランド)
ところで私が興味を持ったのは『五十音順の入場』である。ギリシャ、難民選手団の次はアイスランド、続いてアイルランドはすぐに浮かんだ。
(イギリス)
しかし、『い』のところではイギリスは出てこない、と思ったら『え』のところで登場、そうか『英国』なんだと納得。しかし、『イスパーナ』ではなく、『す』のところで『スペイン』として登場しているのだ。
(ロシア)
私がすぐに想像がつかなかったのはしんがりの日本の前の国。悩んだ末に『ろ』の『ロシア』と思ったら、難民選手団の次に『ROC』(ロシアオリンピック委員会)で3番目に登場。
(レソト)
それならばと考えたのがラ行の国。頭を絞って考えた答えが『レソト』、しかし『レバノン』の方が後ろ。ただ、今回はその後ろに『アメリカ』、これは2028年の『ロサンゼルス』オリンピックの開催国。さらに『フランス』、これは2024年の『パリ』オリンピックの開催国であった。
(レバノン)
ほかにも気づいたことが。『ヌ』『ム』『ヤ』『ユ』『ロ』『ワ』『ン』で始まる国が1つもないこと。
また、ある字から始まる国が一国しかないものが結構あること(例えばメで始まる国はメキシコのみ)などである。
(メキシコ)
それでは最後に読者に私から質問です。『テ』『ツ』『ヒ』『ネ』『ノ』で始まる国は各1国しかありません。それぞれの国名を書きましょう、という問題。頭を絞って全ての答えを見つけてくださいね。(但し、国名ではなく、IOCが認めた国・地域名である。)最後に一つだけヒントです。
(ヒントはツで始まる国)