今日は12時前に東京駅近くで仕事が終わり、昼飯と思い八重洲地下にある黒塀横丁を歩くが、出足は早く、牛タンの店など長い列ができている。時間もないが、ここで麺類も芸がないと歩くうち、先日銀座で訪ねた『小ハゲ天』の親玉、『ハゲ天』の出店を発見。全て揚げたて天ぷらの謳い文句に惹かれ入店。
店入るとごま油の良い香りがする。天ぷらの高級店だが、ランチのかき揚げ丼は千円札でお釣りがくる(税込972円)。席に着くとすぐにお盆に漬物、箸、お茶が乗って登場。
カウンター内では2人の職人が天ぷらをひっきりなしに揚げている。店は私で満員だったが、やはり私のような『かき揚げ丼』狙いが多く、回転はいい。
5分ほどして蓋付の丼と味噌汁が到着。味噌汁はシジミ入りの赤だしである。丼の蓋を取ると大きなかき揚げの上にかぼちゃの天ぷらが乗っている。
ご飯を探しながらもかき揚げをちぎると小エビと貝柱が出てくる。やや甘めの丼つゆが染みたかき揚げとご飯を食べるが、揚げたてでかなり熱い。しかし、この味は空腹にしみて美味い。
その後はご飯を掘り進めながらかき揚げをちぎり、漬物もつまむ。こんな丼をゆっくり食べられる訳がない。
赤だしも6つシジミが入っていて、下手な箸で身を出しては食べるがかき揚げ丼との相性が抜群である。周りも殆どがかき揚げ丼、若者から中高年までが注文している。味も一流、値段はリーズナブルでいうことなしである。
ハゲ天東京駅店
千代田区丸の内1ー9ー1東京駅黒塀横丁
0332158910