hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

山田うどん

2016-09-19 05:00:25 | グルメ

埼玉県を中心に東京もカントリーサイドに行くと数多いヤジロベエがトレードマークのうどん屋と言えば『山田うどん』である。あのヤジロベエはカカシなのか、とか、『山田の中の一本足のカカシ』からこのキャラになったのか、とか詳しいことはあまり知らないが、リーズナブルで腹が一杯になるうどん屋、というか定食屋である。

今回は青梅街道沿いの青梅新町店に入る。実は山田うどんは好きなのだが、中々タイミング良く入ったことはなく、混んで諦めたこともあるほどである。今日は12時5分前に入店できてよかった。

店はそれほど広くなく、U字カウンター2つと小上がりのテーブルが左右に3つずつ計6コ。すでに子供連れと工事関係者のグループが占領している。
店員はベテランのおばさんばかり。小生は人気トップの『かき揚げ丼』(400円)をお願いするが、わざわざセットでなく単品と言わないとそばとのセットが出てきそうな勢い。

少し待つとおばさんが丼とお汁の乗ったお盆を持ってきてくれる。丼はかき揚げで覆われていて富士そばなんかと違うのは卵でとじてあること。そのため、丼ツユがよく染みたところとカリッとしたところ、さらに卵がよくまぶされたところと複雑に分かれている。

汁はワカメとネギが入ったシンプルな塩味だが、やや甘めの丼ツユにはよく合う。おばさんが前のツボには柴漬けが入っているのでご自由にと勧めてくれる。中には大ぶりのキュウリやナスが入っており、これを3切れくらい取って箸休めにする。洗練はされていないが何処か懐かしい味である。

今日は丼を食べたが、もちろん看板メニューはうどん、カレーも結構美味いし、ラーメンも頼む人が多い。休みは小さな子供を含む家族連れがたくさんいて、大きなチェーンではないが、御釜が看板の博多の『巻のうどん』みたいに安心して行ける店なのかもしれない。もちろん、競馬新聞を真剣に見ながらビールを呑んでいるおっさんもいるけれど。

山田うどん青梅新町店
青梅市新町7ー6ー1