『鉄道シリーズ』その148。京王電鉄の路線で唯一未乗車である競馬場線を乗りに行く。府中にある東京競馬場への行き方は京王線東府中から競馬場線で府中競馬正門駅まで行くか、JR武蔵野線府中本町駅から行くのかが一般的である。
京王線東府中まで各駅停車で行くが、土日のうち競馬未開催日は20分に1本の割合で8両編成の車両が運行されている。平日は同じ間隔だが、2両編成の車両が反対側の短いホーム(1番線)から出ているようだ。
小生は競馬をやらないのでなぜ競馬未開催日に競馬場に行く人がいるのか理解できなかったが、ホームには競馬新聞片手のおじさんばっかり。平均年齢は高い。
12時12分発の車両は12時3分頃に入線、前の方の車両はほぼ満員である。京王線の各駅停車の到着を待ち、定刻に出発。路線自体はわずか0.9kmしかなく、1分程度で到着。加速する暇もない。
府中競馬正門駅は扇型のホームで前に向かうほど広くなる。やはり、競馬新聞片手の人がたくさん降りて、正面左にある改札に急ぐ。
突き当たりには売店と立ち食いそば屋。全品300円のサービス価格ということもあり、お客さんは沢山いる。よく見ると天ぷらそばやキツネそばなど通常400円も300円なのだ。小生も昼がまだだったので頂くが、結構美味かった。
改札口を出るとすぐ前が東京競馬場入口。金の競馬馬のオブジェも置いてある。そのまままっすぐ行くが通路は広く、また、冷房も効いている。歩いて行くが通路は結構長く、競馬場に入るまで遠い気がした。
まあ、ともかくこれで京王線は完乗、多分もう乗る機会はないだろう。