『きまぐれ酒蔵散歩』その10。昨年5月以来の酒蔵散歩は奈良県御所市の油長酒造。當麻寺まできたら御所市はもう目の前とカーナビに油長酒造と入れて出発。御所市中心部は道が狭く、一方通行も多いためかなり迷いながらも目的地に12時過ぎに到着。
近くにあるタンクのあたりに車を止めて油長酒造に行く。前には『風の森』の一斗樽が並んでいるが、中を見せてくれないことは調査済み。それでも杉玉が飾られた昔ながらの建物をしばし眺める。酒を買うならと張り紙があるが、旅の途中ということもあり、断念。また、ここから車で10分ほどにある風の森の起源である風の森神社も残念ながら断念した。
しかし、今回の目的は油長酒造の地元向け銘柄である『鷹長』。試飲がしたいのだが、車ではと諦めて宿に車を止めて奈良町へ。
歩いていると奈良の地酒を試飲ができる店『なら泉勇斎』を発見。それが奈良県酒蔵29蔵120種類もの地酒が試飲できる嬉しい店。もちろん、鷹長も5種類扱っており、純米吟醸を頂く。
風の森に比べて少し荒削りだが、独特の粘りは同様でしっかり、しかし喉越しの良い酒。これに味をしめ、古代製法で作った『菩提もと純米酒』『純米酒生酒』を購入。
東京で飲むのが楽しみ。なお、このお店にはほかにも沢山の奈良の酒があり、夕飯が近くなければもっと楽しめたのだが、それも叶わず残念であった。リベンジするぞ。
なら泉勇斎
奈良市西寺泉町22
0742266078