夏の暑さばかりを気にしていたら、8月下旬より雨ばかり降るようになり、気がつくともう秋というのがこの季節。
しかし、今年の中秋の名月はいつもの年とは違う。というのは月の楕円軌道における月の地球への最接近(90%以上)が満月や新月の時期と重なることにより、地球から見た月の大きさが最大になる『スーパームーン』だからである。スーパームーンの時は平均的には38万kmある地球と月の距離が35万kmになる、すると最も遠い時と比べて最大14%大きく見えて、30%明るいと言われている。
しかし、残念ながら8日は関東地方は朝から天気が芳しくなく、うさぎの餅や菊を備えたのに月は雨月である。我が家では一昨年買った鉢植えのススキも穂を付け始め、環境はバッチリだったのになかなかうまくいかないものである。
因みに中秋の名月とは旧暦8月15から16日の夜の月をいう。ただ、子供の時からあまり名月を見た記憶がないが、それは気象的に関東以西では晴天になる確率が低いからである。
だからしょうがないとも言えるが、折角のスーパームーンの満月のチャンスは9日まで、是非晴れた空にスーパームーンを見てみたいものである。
(この満月は参考映像)