秋の七草
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ススキのざわめく小径を
ふらり歩く
閑静な家のお庭に
薄紫の藤袴
なんだか
きみに似ているね
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秋の七草
万葉のころから愛されてきた花たち
春の七草はいえても 秋の七草は?
意外と答えられない人も多いかもしれませんね
でも、ひとつひとつの花は
誰でも知っているものです
万葉時代の歌人
山上憶良(やまのうえおくら)が詠んだ歌
「萩、尾花、葛花、撫子の花、女郎花、また藤袴、朝顔の花」を元に
知られる秋の七草
「尾花」はススキの別名
また 「朝顔」は桔梗のことです
今でも野や山 あるいはそのへんの道端でも
よく見かける花ばかりです
派手な花はひとつもありません
その可憐さ はかなげな風情が
昔から歌人、俳人、文人に愛され
人口に膾炙されてきたのです
それにしてもぱふぱふさん、とても博識ですね・・・いろんなこと教えてくださり、毎日が楽しみです・・・・ありがとうございます。
よく似ている花にヒヨドリ花が似ています。
又遠目からは・・女郎花も似ていますね。
この花は咲いているときはあまり匂いませんが、
切り取って干すと桜餅の葉のような上品な香りがします、
又花が藤色を帯びる(袴は帯びるもの)ことから
名前がついたとされるそうです。
秋の七草は・・しっとりとした落ち着きのある花が多いですね
派手さはないですが、野山で咲いてる姿はひっそりと咲いているのに目をひきつけられます。自己主張してないところが、かえって目をひく気がします。