その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

白雨(はくう)

2007年07月13日 | Weblog

白雨(はくう)

***

白く煙るはげしい雨

きみの気持ちが わからなくなる

私は どこにゆけばいいの

手風琴のピアソラが

遠くで響く・・

・・・

***

 

はげしい雨に白く煙る夕立

白雨(はくう)

見る見る空が暗くなり

大粒の雨が地面をたたきつける

水しぶきであたり一面

もうもうと白く煙ることから

夕立のことを「白雨」といいます

やや文学的な表現ですが

雨を色でとらえた

美しい言葉としてよく使われます

時には、雷鳴を伴って激しく降り

再び日が射し

蝉の声などや人通りも元に戻る

この夕立の豪華さ、潔さ

炎暑をうそのように拭い去って

涼気をもたらす爽快さが愛されて

夏には欠かせない風物詩になっています

暑い夏は・・もうすぐそこ。

 

 


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4 コメント

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白雨 (ねこ)
2007-07-14 00:40:48
>見る見る空が暗くなり

大粒の雨が地面をたたきつける

本来なら不気味な空模様になってるはず
それをこんな美しい言葉で言い表すのは
やっぱり日本の独特の文化なんですね
こんな表現のしかたがあったなんてとても
優雅な気持ちになれました
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ねこさん・・ (ぱふぱふ)
2007-07-14 10:23:37
あまり使われなくなったことと・・
日本人ほど時刻の古い書物読みませんね
せめて・・古文でなくても、解釈本でもよいから
読む機会があるといいですね・・
やたら・・短くするだけが文化ではないはずだから~
素敵な言葉も使わなければ意味のないこと・・(笑)
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雨雫 (あやや)
2007-07-15 20:02:38
花びらの上に落ちた雨雫
私の心を染めてくれた幾百幾千の花、花、花、

今、私の心は何色にそまっているのだろう
今日は傘を閉じ、ずぶぬれで帰ろう
きっと純白に戻るだろう


(すみません 名無しは私でした)
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あややさん・・ (ぱふぱふ)
2007-07-17 09:25:07
あややサンのコメントもなかなか・・すばらしいですね
一度・・写真に・・ポエム付けてほしいですね(まじで・・)

名無しの件・・有難う・・もしかしたらと思ってましたが・・
せっかくのポエムが・・でもこれで安心して読めます(笑)
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