遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

霧立峠から一歩

2010年02月24日 | 山歩き~
 霧立峠からの小平蘂岳は残念ながら行程の半分ほどで諦めざるを得なかった。それは厳しいラッセルと複雑な地形によるルート開拓に時間がかかったためである。
 なにしろ、急斜面の雪庇の合間に「渡り廊下」を探すなんていうこともあったし、地形図ではさほどでもない斜面であるのに、実際は沢に降り立ち再び急斜面を登るというようなシチュエーションもある。
 雪が多すぎるのか木々は隠れていて、急な斜面はほとんどが雪崩斜面化していた。

 テン場は西風から避けるようにしたがしかし夜中の猛烈な吹雪にはびっくりした。しかし、冬テンの4本ポールの威力はすばらしくびくともしない。

 日曜日の朝はうってかわって晴天・・・。
素晴らしい美しいモンスター群が迎えてくれる。これぞ神様の領域。なんて気高く気品のある山なのだろうか・・・。
 
 また、行かねばならない。そして車中から見る稜線の見事さも!
厳冬期の三頭山もよさそうだ。

 ただ、残念ながら期待した寒さは、百円ショップの温度計では氷点下10度あたり。天気予報では幌加内の朝が氷点下20度近い温度だったらしい。

 そのうち、この美しい山の写真を載せようと思う。

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