登攀の器具について

　確かに、ブログがネタぎれになってきた。いや、あることはあるのだがしかし特に書き記そうなんてことがない。
　まぁ、ぼくも人生数百年も生きていれば、日々おきる出来事ももっと深い視点からその意味を探ることができるのだろうけれど、まだまだおざなりの人生にすぎないので、出来事の表面でアップアップしているだけのことだ。

　「岳人」の９月号を立ち読みしてみると、クライミングで使用する器具の誤操作による事故が起きている記事が掲載されていた。たとえば、グリグリ。シングルロープでビレイする際に、ロープの繰り出しをしやすくするための操作をしたところ、リードで登っていった人が落ちた際に止めることができず５ｍ落下して大怪我。
　グリグリを使った人は初めて使用したとのことで、充分な確認をしていなかったようだ。グリグリとかこれと同じ働きをする器具は各メーカーから販売されているが、やはりメーカーによって操作が微妙に違うものもあるらしく、充分に習熟していないと危険が伴うとのこと。
　他人ごととして捉えてはいけないと思った。