遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

北海道百名山から

2008年04月07日 | 山歩き~
 北海道新聞社から出版されている「北海道の百名山」という本がある。このなかには、ぼくがお世話になった人も数人執筆されているのだが、また、現在所属している山岳会「札幌やまびこ山友会」からもお二方が執筆されている。
 それは空沼岳のM氏と戸蔦別岳のY氏である。お二人とも山のエキスパートであり、すばらしい人格者である。しかも、お二人は北海道雪崩研究会の中心メンバーとして雪崩事故を防ぐ研究と実践を積み重ねられており、また、普及に努められているのである。
 「やまびこ」はこの雪崩研究会に一番多く講師をだしている。労山関係では随一雪崩研究に対して積極的に取組んでいるといってもいいだろう。

 Y氏はぼくよりもはるかに歳を重ねられている方だが、若い頃と同じように山に入られている。それが・・・あるときは夏に百松沢山に沢から登ったり、日高の山もスイスイと登られている。とても、まねできるようなことではない。

 会の総会終了後の懇親会で氏がぼくに話されたこと、雪崩に遭い生還できたことの意味をとくとくとお話しされたことは深く心に刻まれている。
 そして、また、ぼくもそのように道を歩むのだろう。