湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

蕗の薹(とう)を食べたよ~

2011-08-06 | 食べられる山野草・野菜・果物
津黒高原荘・・岡山県の津黒高原にある温泉入浴付き宿泊施設。

この建物に毎年2~3回は 温泉博士の無料手形で入浴する。

高原荘の内湯は、下の写真のような風呂

周囲の森が浴槽から見えて、静かで落ち着く。

もう一つ、内湯を外に出たところに風呂があり、
小さい半露天・・(片面は一枚ガラス、もう片方は開け閉めできるガラス戸)

少し前は、透明な2つのガラス戸はなくて、
外気が直接入って来る本当の露天(屋根付き)だったが・・
何かの理由で、最近は、透明なガラス戸が二方に設置された。
理由として考えられるのは・・
夏には、たくさんの虫が入ってくる。
冬場には、高原の気温が低すぎて寒い?風も強烈?
雨天の日も雨が直接浴槽に吹き込む?などか??
ともかく
入浴者が自分で窓の開閉を調節して
天候に関係なく、外の風呂も楽しんでもらえるようにする配慮かな??

高原荘の周りには、多くの木々があり、森を形成している。

中には、白樺の木も混じっている。

大きなオール木造の休憩所もあり、
そこからの高原の景色は、最高~!!


高原荘に、行くまでの道の途中に「夏場限定の無料露天風呂」がある。



いい雰囲気の、結構、大きい露天風呂だが、
注意しないといけないのは、
あくまで、夏限定の無料露天風呂なので、他の季節には利用できない。
春先などは、ここは田植え前の稲の苗を育てる施設になる。
そのためか?6月の今は、浴槽の底にびっしりと泥が沈んでいた。
稲の苗を育てていた跡かな??
夏場に、露天風呂としてオープンするときは、
浴槽の底などを大掃除してからオープンするのだろうなあ~
今は、ちょっと浴槽としては使えないかな?
とても入れない状態!!
澄んだ湯は、冷泉だった。


ある年の春先に、この高原荘への道を通ると、
道路の周辺に「蕗の薹(とう)」が、びっしり生えていることを発見した。
これは 秘密にしておきたい「蕗の薹ロード」で・・・

なんとも もったいない。
こんなに沢山の「蕗の薹」を、みすみすほったらかしにしておくのは
私は、もともと田舎育ちで、小さい頃から山菜は食べ慣れている?ので・・
ええい~ 我慢ならぬ~!! 
車を山道の端に停めてもらい
「蕗の薹」採取に・・必死のパッチ!!の時間が流れ・・
その結果 このように大量にゲットして・・

もう少し 早い時期にゲットしていたら、ほどいい成長具合に思う。
やや 大きくなりすぎている感じがしたが・・ 

たまたま車に「ホットケーキミックス」と植物油を積んでいたので
蕗の薹の天ぷらを作って、早速食べたところ・・
なんともほろ苦い「蕗の薹」の味と ホットケーキミックスの甘さが
絶妙にマッチして、おいしい~う・ん・ま・い~
この味は、今後 病みつきになりそう~

案の定 次の年から 津黒高原荘の湯に入る時は
3月末には、キョロキョロ 山道の両サイドをみて・・
「蕗の薹ないかな~・・」

そして、4月~5月には「蕗の薹」が大きくなった「山蕗」はないか???
とこれまた、キョロキョロ・・・お風呂よりも こっちが気になる津黒道・・

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