湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

ふそう別館(皆生温泉)の湯

2007-09-24 | 鳥取の温泉
鳥取県の米子市皆生温泉にある「ふそう別館」の湯に入ってきました。
ここは、女湯のお風呂の形が、とてもおしゃれです。この写真は女湯です。

湯は、もちろん源泉掛け流しです。
といっても、湯船いっぱいに湯が張ってあり、人が入ると、その分だけ溢れて洗い場に湯が流れ出す。そして溢れて減ったぶんの湯だけが次第に溜まる仕組みになっています。

女湯には同じ浴槽内の隅の所に源泉がドバドバ出る場所が作ってあり、湯を受ける石の受け皿もあるのですが、そのまま、湯は受け皿の内部に流れてしまい浴槽には注がれていません。 あれ~??あの源泉はどこに?流れて行った??
浴槽と源泉の出口が離れすぎ??なぜ?

最初、浴槽に浸かりながらも、いったい、どこから浴槽内に湯が湧いて出るのかわからず、不思議でしかたなかったのです。
ちょうど、うまく一人で入っている時間ができ、この疑問を突き止めるがごとく浴槽内のタイルの表面をくまなく手で撫で回したところ、一ヶ所、やや熱い湯が出る場所を床下側面タイルの隙間から確認して、それはそれは一安心でした。
それから 安心して、やっと「皆生の湯を楽しむこと」ができました。??

ここの源泉は一度、浴槽内のタイルの下を通って、浴槽の底と側面のタイルの境目のわずかな隙間から足元湧出湯的に湧き出しています。どうも浴室のタイルの下に湯道が作ってあるらしい。
これは女湯のほうの仕組みです。
奥ゆかしいというか?  まか不思議というか??

ところで「ふそう別館」の男湯は、長方形の浴槽でシンプルらしいです。
また、浴槽にじかに源泉がドバドバと注ぎ込まれていて、私が入った女湯のような奥ゆかしい構造には、なってないようです。
女湯と違って、源泉が常に浴槽から洗い場に溢れだしていて、それはそれで実に気持ちいいそうです。

同じ温泉宿なのに、男湯と女湯の中の構造にそれぞれ工夫がしてあり、「お風呂」を大切にしている湯宿なんだ!!とじみじみ感じました。

さて、「ふそう別館」宿情報です。
ここがおすすめ!

昔ながらの松林と美しい浜辺の皆生温泉。その皆生海浜公園に隣接して建つ、落ち着いた純和風の旅館。境港から毎日仕入れる新鮮な海の幸を使った料理が自慢。鮮度にこだわり、客の到着を待って包丁を入れるという徹底ぶりがうれしい。夕食で食べたおさしみのコリコリと鮮度のいい歯ざわり。また、熱々のカレイ丸ごと姿フライは、やわらかく骨まで食べれる絶品!!感動!!海の幸!!鮮度のよさ!!

温泉の特色と効能!
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。無色透明。高齢者向きで、よく温まる湯。五十肩、筋肉痛、関節痛、冷え性、打撲、ねんざ、慢性婦人疾患、疲労回復、健康増進、動脈硬化などに効果があります。

温泉療養特別PR!
長期滞在客には料金割引の相談に応じてくれます。前もって連絡すれば、食事制限や体調に合わせた献立を用意してくれます。朝食・夕食ともに部屋出し。米子は山陰の玄関口なので、大山、境港、大根島、安来、松江などへの観光拠点として便利。

こんなところかな?

なにより お風呂がいい~!!湯がいい~!!
湯がさっぱりした感触で、無色透明できれい!何回も入れちゃう!!
浴室が清潔で、特に女湯の雰囲気がさりげなくおしゃれでステキ!!!

また、来たいです。
我が家に帰ってきたような のんびり、ゆったり感がいい・・
皆生海浜公園の横にある建物で、周囲が静かなのも海に近いのも魅力!!
コメント
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