湯めぐり四方山話

湯めぐりは 人・風物との出会い

「さるとりイバラ」と「アケビ」

2023-07-12 | 食べられる山野草・野菜・果物

梅雨明け前の雨間に、庭の雑草と庭木の伐採をしたところ・・・

「さるとりイバラ」と「アケビ」の蔓が、庭木に巻きついていて、かなり格闘した。

が、終わってみたら、思わぬ?これらの副産物に、びっくり!!ドッキリ!!懐かしさで一杯になった。

家に眠っていた竹筒を引っ張り出し、「さるとりイバラ」と「アケビ」を適当に組み合わせて生けてみた。

「さるとりイバラ」は、子どもの頃、柏餅を作ってもらうとき、我が家は、いつもこの葉っぱだった覚えがある。

祖母が「柏餅」を作る時は、毎回、祖父と一緒に家の裏山に入り、この「さるとりイバラ」の葉を採りに行った懐かしい思い出がある。

「アケビ」のほうは、子ども時代に、一度だけ、秋に、従兄弟に連いて「山遊び?山の散策?実際は、山の縦断」をしたことがある。(日頃、近所の女の子同士の遊びでは、まず、山の縦断なんて無謀な?遊びはしないが・・)その「山の縦断中」に、よく熟れた「アケビの実」を従兄弟が、その場で、むしり採って、ムシャムシャと美味しそうに食べた事がある。そのワイルドさに、ただびっくりした。「アケビ」の実の食べ方を従兄弟に伝授してもらい、私も真似て採って食べた事がある、子どもの頃の懐かしい秋の果物「アケビ」・・

今回は、ほったらかしにしてた自宅の庭木の伐採で、巻きついた蔓やイバラとかなり?格闘した日。が、終わってみたら、思わぬ?副産物「さるとりイバラ」と「アケビ」に久々に出会えた日になった。

更に、よく見ると「アケビ」には結構大きい青い実が複数付いていた。そして「さるとりイバラ」の葉っぱにも「青い小さい実」が複数付いている。そんなで、ちょっとだけ?得した気分になった。

それは、田舎に居たときの(祖父母、親戚、豊かな自然に囲まれた)幸せな?子ども時代を思い出した時間。

コメント (5)
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