湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

牟婁の湯(白浜温泉・共同湯)

2017-01-26 | 和歌山の温泉
こう寒い日が続くと温泉が妙に恋しくなる。
今回は、
大好きな温泉地の共同湯で、まだUPしていなかった「牟婁の湯」(白浜)を紹介しよう。

白浜にある共同湯の中で一番好きな「牟婁の湯」は
湯崎温泉街に建つ堂々たる建物でとても目立ちます。

「牟婁の湯」共同湯の魅力は、二つの浴槽があり源泉も2つあることです。
  (←浴槽写真は白浜温泉HPより)
浴場には大きな2つの湯船があり、ひとつはすぐそばに湧く砿湯(まぶゆ)源泉、
もうひとつは「崎の湯」と同じ行幸(みゆき)源泉が引かれていて、
1度に2つの異なる源泉を味わえる贅沢な浴場です。

これほど魅了的な共同湯なのに・・
今まで、ここの共同湯だけを記事にしなかったかと言うと・・
白浜で一番好きなこの「牟婁の湯」共同湯で大変ショックな出来事があり、
長い間、なかなか記事にできなかったのです。

それは・・2008年のこと・・
この「牟婁の湯」共同湯の湯をじっくりと堪能しようと・・
前日から近くの道の駅に車中泊し、翌日、早朝から期待に胸を膨らませて入りに行った。

幸い、早朝なので入浴客は、私一人とはいかないまでも他は幼児と母親だけの2人・・
だが、ラッキーと思ったのは、ほんのわずかの間。

というのは、この親子、
言葉の感じから中国人の親子(中国人なのは問題ではないのだが・・)
問題は、
早朝に、共同湯の浴室空間で、びっくりするほどの大声で親子会話を始めた。
最初は4才くらいの女児が、母親に大声で甘えて何かを頼むか?おねだりするかしている。
すると、それに対して母親が必要以上の大きな声で答えるのだ(応戦するのだ)
二人の会話は次第に音量を増して、大声での激しい親子口喧嘩に発展する。
このやかましさに・・
早朝の共同湯の静けさは、いっぺんに破られて
大声の親子会話?親子の口喧嘩が浴室内の壁に響き渡り、ワンワンと反響してくる事態。
私は すっかり白けてしまった。

共同湯は、自分の家のお風呂ではないのだから・・
入浴の仕方を子どもに教えるのが母親の役割なのでは・・?
それが、子ども以上の大声で𠮟りつけ、怒鳴り返すとはどういう教育しているの??
すっかり興ざめした湯体験になった。

入浴後に、更衣室で話した地元の常連客からの情報で・・ 
あの親子は「牟婁の湯」共同湯の管理を最近任せられている中国人の親子だとわかった。
それは、よけいにショックな話だった。
管理人なら一層入浴マナー「静かに入浴」を心掛けてほしいものだ。

そういえば、受付で「貴重品入れの100円ロッカー」について尋ねたときに
受け付けにいた男性が妙な発音で「シャクエン」と言い??
明らかに白浜の方言の域を出ていて、発音がおかしすぎるだろう・・
と、思ったのだ。
この「牟婁の湯」は白浜の市役所・観光課の方針?か何かで
最近、あの中国人親子に共同湯の管理を任せているようだが・・・
管理人一家ならば一層入浴マナー「他人の迷惑にならない入浴」を心掛けてほしいものだ。
この事件以来、懲りてしまって、全く行っていない白浜温泉・共同湯「牟婁の湯」・・

しかし、お湯は、白浜の共同湯の中でも抜群に魅力がある。

前回は、早朝なのに騒然とした共同湯体験をし、残念な気持ちで「牟婁の湯」を後にした。

また、是非行きたいものだ「牟婁の湯」

★「牟婁の湯」データー★
(住所)  和歌山県西牟婁郡白浜町1665番地
(電話)  0739ー43ー0686
(営業時間)7時~22時 (最終入場は終業時間の30分前まで)
(定休日) 毎週火曜日
(入浴料金)大人420円 中人140円 小人70円
(設備)  ※共同湯なので石鹸・シャンプーは浴室に置いてない。
       忘れた場合は受付で購入できる。
          ~タオル200円 石鹸40円 シャンプー40円 カミソリ30円~
      (コインロッカー)100円・自動販売機あり
(風呂の種類)かけ流し露天風呂 2種類
       泉質1・・・含硫黄ナトリウム塩化物泉(砿湯)
       泉質2・・・ナトリウム塩化物泉(行幸湯)
(駐車場)  ★5台(建物の前)・・・入浴客でいつも満車状態、ほとんど空きがない★
(交通アクセス)JR白浜駅よりバス約15分「湯崎」バス停下車、徒歩約2分。
        阪和道南紀田辺ICより車で約10キロメートル 約15分。
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関川・歴史ある街並み(新潟県)

2017-01-25 | 歴史街・史料館・名所

最近、2年続けて行った新潟県「えちごせきかわ温泉郷」
ここには道の駅「関川」がある。

一昨年は、道の駅から近い「上関の湯」(共同湯)入って、夜は道の駅「関川」で車中泊した。
その時「上関の湯」のお湯があまりに素晴らしく感激した。

それで、昨年も秋にまた関川に出かけた。
昨年は「えちごせきかわ温泉郷」の中の「湯沢温泉・共同湯」に入り、
宿は高瀬温泉「古川館」に一泊した。もちろんお湯は今回もバッチリよかった。

道の駅「関川」の裏には、歴史ある関川の街並みがあるらしい。
高瀬温泉「古川館」に泊まった翌日、行ってみた。

道の駅「関川」の中を歩いて行くと、裏の歴史街並みに行けるらしい。
道の駅の建物の裏側には、変わった妙な?建物が建っていた。

この建物は、隣に建つ関川の旧家「渡辺邸」をイメージして現代建築家が建てたものらしい。

この建物のモデル「渡辺邸」は「屋根に石を載せている特徴」があるとか・・。



この大きな板塀と堀は、その「渡辺邸」のものらしい









道の向こう側には「関川村役場」の建物があった。
村役場だけは、現代的に鉄筋建てだった。

村役場の前には昔からの街並みと、先ほど横を通ってきた「渡邊邸」が見えてきた。
「渡辺邸の塀の屋根に、石が載せてある」のが確認できた。



正面から見た「渡辺邸」
確かに「渡辺邸は母屋の屋根にも石を載せている」とわかった。





「佐藤邸」







続いて見えて来た茅葺屋根

「津野邸」



医院の建物も昔風の木造

バス停も古風な木造











なかなかいい歴史街並みだった。
「渡辺邸」もいいが・・茅葺の「佐藤邸」や「津野邸」もナイスと思った日

コメント (6)
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