湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

湯平温泉の石畳

2010-01-04 | 大分の温泉

湯平温泉といえば、温泉街を通る古い石畳が有名である。

500メートルもの長さの石畳は、江戸時代から造られたという。
石畳の両側にびっしりと並んだ旅館や家々は、こじんまりしている。
これまで何度も大きな火災の被害にあった湯平の街並だが、
立て替える時に、決して大きな近代的鉄筋の宿には
ならなかったという。
昔からの石畳によく溶け合った温泉宿の大きさや風情が
ここに住む人々の心に代々受け継がれているのか、
ひょっとしたら「古い石畳に似合う旅館街にしたい」という
暗黙の了解か何か、共通の街イメージみたいなものが、
湯平の人々には、あるのかもしれない。

湯平に滞在した2日間、この石畳を何度も上下して
5つの共同湯を楽しんだ。
何度歩いても、この石畳の道には歴史や赴きがある。
ちょっと大変な坂ではあるが・・

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湯平温泉(大分県)を流れる花合野川

2010-01-04 | 温泉街の風景

大分県由布市湯布院町湯平にある「湯平温泉」は、
山峡の静かな温泉地だ。
街の真ん中を流れている川は「花合野川」という。
この川を挟んで500メートルくらい間に5つの共同湯がある。
由布院に近いが、観光地化されてなくて
昔ながらの温泉地の素朴な風情を色濃く残している
訪れてみて、大変貴重な温泉地だとしみじみ思った。
川の名前も「花合野」とステキだし
川沿いの風景は見ていて飽きないし心が休まる。
種田山頭火も「湯平温泉」の素朴さがいたく気に入り
この地に長く逗留したという。
花合野川に沿って、今でも「山頭火美術館」がある。

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