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湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

とよみずの湯 (泗水)

2011-07-15 | 熊本の温泉
「とよみずの湯」は 熊本県菊池市泗水町豊水3575にある。
「道の駅 泗水(しすい)」の駐車場から見える入浴施設。

「とよみずの湯」のシンボル時計台があるためにわかりやすい。
建物全体は下のような平屋で、まだ新しい。

入り口玄関の周りの風景。

中に入ると 受付があり

営業時間が書いてある。

入浴券を買う 券売機


昼間の時間に、今夜入る「とよみずの湯」を見学?下見に行ったところ・・
館内はほとんど?全く?入浴客はいなくて、
受付の女性に
「今 ちょうど入浴客が少ない時間なので、見学して行ってください」
と ありがたい言葉をいただいた。
「え~!!いいの?」
お言葉に甘えて、見学させてもらった。

最初に 13室ある「家族湯」の見学







びっくりするほど、どの部屋も新しく 様々な浴槽がある。

家族湯が並ぶ 廊下は総木造で、木の香りも新しい。

ふと中庭をみると

緑も心地よい・・

続いて、ふつう湯(大浴場)の見学もさせていただいた。
内湯は・・

露天にある木の浴槽

もう一つのジャグジー風呂(露天)


脱衣所にある成分表


あまりの 美しい入浴施設に感動して、
夜の入浴を楽しみに 道の駅泗水の駐車場に戻り しばし休憩!!

さて、夕方の入浴タイムになり 再び「とよみずの湯」に行くと
??????え~!! 駐車場に車が溢れている!!
何か 嫌な予感!!
当たり!!
あの昼間の ほとんど人がいなかった同じ施設と思えないほど
人 人 人 大人 子ども、赤ん坊 で溢れているではないか!!

ふつう湯(大浴場)に入ったんだが・・
湯に入っているのか?人を見に行ったのか?
分からないくらい人 人 人・・
お湯の泉質は、かけ流しですごくいいのだが・・
騒々しいほど 入浴客が多く・・
びっくりした・・
明日が土曜日で、その前の金曜日の夜だから 子ども連れも多く
あ~あ この湯は、平日の真昼間に 行くのがベストと学んだ湯だった。

・・・・・とよみずの湯・温泉データー・・・・・・・・・・・・・・・・・
★入浴料
一般浴室
        大人 ¥300
        小学生 ¥120
        幼児(3歳以上) ¥60
       
家族風呂
 大岩の湯      (4室) ¥1,200 (50分)
 ジャグジーと桧の湯 (2室) ¥1,500 (50分)
 桧風呂畳敷きと麦飯石の湯(3室)¥1,500 (50分)
 福祉の湯      (1室) ¥1,200 (60分)
 福祉の湯 (リフト付き1室) ¥1,500 (60分)


★営業時間
   一般浴: 午前9時~午前0時迄受付
   家族湯: 午前9時~午前2時迄受付
  
      ※年中無休

★泉温・湧出量 47.9℃ ・ 362L/分
★泉質 ナトリウム-炭酸水素塩泉(低張性 中性 高温泉)
★温泉固有の適応症
    ● 浴用 : きりきず、やけど、慢性皮膚病、神経痛
    ● 飲用 : 慢性消化器病、糖尿病、痛風、肝臓病

★効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、
うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、
疲労回復、健康増進

※とよみずの湯は純粋な天然温泉で、一切循環&湯焚きはしておりません。
  シャワーのお湯も温泉水を使用しています。

泗水 道の駅 「養生市場」

2011-07-15 | 道の駅・SA・PA
「道の駅泗水」は 孔子公園に隣接し、
24時間いつでも利用できる駐車場や休憩所、トイレを設置している。

乳牛さんが、道の駅の看板になっているのは、酪農がある地域だから・・

この道の駅の一番の特徴は「養生市場」があること。
有機栽培による農作物をはじめ、泗水で採れた豊富な特産物を販売している。








ここの一番人気は、お弁当だ。
「九州・沖縄 地域での 駅弁(道の駅の弁当)部門で金賞」とか・・



そんなので、あっと言う間に どんどん売れていく 駅弁コーナー



午前中のうちになくなると 
午後からは、また入ってくるのが ここの駅弁の力の入れよう。
商工会議所も一緒になって、市内の食事処、お弁当、仕出し屋に広く声かけして、
「地産池消で安くて美味しいお弁当作り」を日夜目指している。

280円~500円未満で、味も内容も鮮度も量も満足できる駅弁といえる。

 
このように、
道の駅の「食が充実」しているし
観光面でも「孔子公園(中国公園)」がすぐ隣りにあり
何よりも、温泉(外来湯)がたくさんある泗水の街は、魅力一杯!!

それにしても
この道の駅は、商品は新鮮で品質もピカ一だけど・・
情報コーナーが充実してなくて・・
道の駅では「泗水の豊かな温泉」を宣伝する気が全くないのか??

一度、私が「ここの温泉を紹介したチラシか何かありませんか?」と聞くと
「え~!!そう言えば、この辺にチラシがあったような??」と
慌てて探し、出てきたチラシはヨレヨレ、黄ばんでいる有様・・・
なっなんと・・・
私にしたら非常に大事な「泗水の日帰り温泉」のチラシは
道の駅のレジコーナーの横に無造作に放り投げて?置いてある。
そして、いつの間にか、包装用のビニール袋の束の下や中にまみれて??
ヨレヨレ~になって、この黄ばんだ紙は、商品の包装紙の一種???状態。

そんな状態で、本当は 秘密にしときたい地域だけど・・・
これから 泗水の温泉を少しずつ紹介していきたい。

泗水 孔子公園 (熊本県)

2011-07-15 | 歴史街・史料館・名所

熊本には「泗水【しすい】」という地名がある。

その由来は儒教の祖である孔子【こうし】生誕の地、中国の山東省泗水県に因【ちな】んでいるらしく、明治22年の町村制施行により新たに村名を制定する際、初代村長の西佐一郎【にし さいちろう】が孔子をいたく敬慕していたことからこの地を「泗水」としたと言われている。

熊本県菊池市泗水町にある「泗水 孔子公園」
道の駅「泗水」の横にある中国公園。

写真 中央の塔は【公園のシンボル・孔子像を納める祀聖亭】(六角亭)
中国泗水県にあった6億年前の石で刻んだという高さ3mもある孔子像を
この塔内に再現して、納めてある。

【祀聖亭】(六角亭)

孔子像

この泗水孔子公園は、この地に「泗水」という名が付けられ100年の歴史を刻んだことを記念して建設・整備され平成4年(1992)に完成したものだ。
公園の造りは中国宮廷建築様式が採用され、資材だけでなく技術者も中国から招聘したという本格的なもので異国情緒漂うチャイナチックな雰囲気を醸し出している。



美しい回廊

「三国志」物語や花鳥風月の山水画が彩る美しい回廊や中国曲阜【きょくふ】市にある孔廟【こうびょう】

回廊の天井部分の装飾












建造物周囲には、水路が配してあり鯉が放たれている。
芝生広場も広く、小さな子供を遊ばせるに適している。








施設内には、ほかに
(孔子の神霊を祭る中国最大の孔子廟)の大成殿で9月に挙行される孔子まつりに使用される衣装や楽器を展示する「展示館」 (下の写真の建物)

展示館の中には 実物大の楽士たち(古楽器を演奏する)のマネキンがいて
笙や筝の原型、楽太鼓などの中国伝来の古楽器もガラスケースの内部に
並んでいる。




毎年 秋には「孔子祭り」という行事があり、孔子公園内を
民族衣装(中国の古代の音楽士たちの衣装)をまとった市民が行進する。
下の画像3つは、その時の様子を撮影した市民の入選・特選写真だ。





中国古来の楽器の神秘的な音色や、鮮やかな衣装をまとった舞いは
中国芸術文化の最たるものという。


孔子公園内には、
古代中国の貴重な資料や孔子関連の書籍などを展示した「資料館」もある。
写真は「資料館」の入口周辺。

※資料館のみ有料 
      高校生以上200円、  小・中学生100円
開館時間        AM9:00~PM5:00

「資料館」は、現在、リニューアル中で、入れなかった。


公園内には、孔子の教えが至る所に立ててある。




親が子を想う気持ち



子もまた親の身を想わなくてならない・・


「数々の孔子の教えを街の精神的な支柱にしたい想い」が溢れる
泗水の孔子公園。