未完の世界 Imperfect World

アーティスト佐々木久枝のブログ
自身の作品、生花と墨象を融合させたアートについて紹介。そして時々日々のこと。

フランスへの旅 その5 シュヴァルの理想宮②

2019-09-11 19:48:16 | 旅行
さて、オートリーヴ行きのバスを待つこと約2時間。
なんと!やっとバスが現れました。
もちろん定刻です(バカンスシーズンだから遅れるかなと思ってました。ごめんなさい。)

運転手さんに行き先を「オートリーヴ」と告げて、2ユーロを払い、出発。
ここから40分くらい乗るのですが、2ユーロってありえないくらい安い!

ちなみに乗客は私とおじいさんとおばさんの3人。
オートリーヴに行くのは私だけでした。

田舎なので、バスの窓から見える風景はこんな感じです。



そしていよいよ念願の「シュヴァルの理想宮」に着きました!
映画のポスターもででーんと貼られてます。

まずは右側の理想宮の方に向かいます。左側の矢印ではお墓の方向です。



いよいよワクワク心踊る瞬間です!
じゃ〜ん!






やっとみれました!
感動してしまい、暑いのに鳥肌が立ちました。





この3人は左がカエサル、真ん中がヴェルサンジェトリクス、右がアルキメデスという名前がついています。
(逆光で写真があまりきれいに撮れてないですね。)





上に登ったりもできます。
結構楽しいです。









もちろん中にも入れます。


壁画も素朴でかわいいです。








かわいい動物もいます。




裏側はこんな感じです。


暑いのを忘れるくらい熱中してウロウロ見てました。
今写真を見てると、また行きたくなります。

さて、彼のお墓もすごいんです。
奥さんが亡くなった後、作ったようです。
この建物から1kmくらい?離れたところにあります。
道中、案内の看板は要所要所にあるものの、畑しかないので、これでいいのか不安になりました。
不安になりながら進むと、ありました!





理想宮もすごいけど、墓もすごい!
強烈な異彩を放ってました。

再び感動してしまい、思わず手を合わせて合掌しておりました。
横で観光客の子に変な目で見られましたが。


お墓を見終わった後、バス停まで戻り、バスの時間まで再び時間があるので、カフェでビールを飲みながら一人感動に浸ってました。
そしてバスで再びサン・ヴァリエの駅まで戻り、さらに電車を待つこと1時間くらい。

暑かったので、体力的にさすがにしんどかったなあ。


でも今振り返っていい体験をしたものだなあと、じんわり感動がよみがえってくるのでした。

あ、12月に映画も日本で公開されますよ。
https://cheval-movie.com

映画『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』


次回はリヨン編です。

つづく




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