★人間の色覚は、「生まれつき」備わっていたものではなく、進化の過程で生き残るために獲得していったものである
・一説には
◎最初に獲得した色は「緑」
・樹上で生活するために緑の葉をしっかりつかむ必要があった
◎次に獲得した色は「青」
・緑の木の枝と、青い空の色を識別するために
◎次に獲得した色は「赤」
・食物である熟した木の実を手に入れるために
・また、別の説では
◎最初に獲得した色は「青」と「黄」
◎次に獲得した色は「緑」と「赤」
☆「緑」「青」「赤」「黄」の見え方は人類に共通して、ほぼ同じように見えているらしい
☆しかし、経験等の違いから、見え方に個人差がある色もあるようである
☆世界中の人が同じように世界を見ているのではない。文化の違いによって、色を表す単語の数が違うことによっても、見え方が異なる場合がある
☆生まれてからものが見えるようになるには、経験を必要とする。
☆なめらかな動きが見えず、ものが動いているか止まっているか区別できない病気をもつ人がいる
☆人間はこの世界を脳で見ており(眼から入る2次元の情報から3次元の空間を作り出す)、眼からの情報の一部を切り捨てたり、逆に情報が欠けているのを補ったりしている
☆室内から室外へ出て、外の景色を見た場合、光の当たり方が違うので本来は違って見えるはずであるが、脳が瞬時に補整して、ほぼ同じように見えるようになる(色の恒常性)
☆脳はこの世界が安定して見えるように補整している
★赤と青
◎カーテンの色が暖色系と寒色系では、体感温度が3度も違う
◎人間は皮膚で色を感じるので、目かくしした状態でも、「赤い部屋」に入ったら「熱い」と感じ、「青い部屋」に入ったら「涼しい」と感じる
◎寒色系の色の部屋では、実際の時間より短く感じられ、
暖色系の色の部屋では、実際の時間より長く感じられる
◎工場の灰色の機械の色を明るい橙色に塗っただけで、士気が高揚し事故が減少する
★赤色
◎「赤」は太陽の色
・太陽によって1日が「アケル」、一説では、そのアケルという言葉が「アカ」になった
◎「赤」は神の色
・赤は太陽神アポロの色であった
・女神ディアナの衣服の色は「赤」
◎「赤」は生命の色、生と死の色、再生の希望をもたらす色
・先史時代の遺跡から、赤い顔料を塗られた人骨が発見されている
・中国でも墓の内部に赤色がよく塗られていた
◎「赤」は戦いの色
・古代ヘブライでは、兵士は体を紅色に塗ったという
・古代ローマでは、兵士のオーバーコートは赤色だった
・勝利したローマの将軍は顔を赤く塗ったという
・日本でも、武士達は「勝ち色」として、赤い甲冑が好まれたという
・戦闘においては、赤は相手に威圧感を与える色
◎「赤」は守護色
・古代ローマでは、秘儀を行なう場合、邪悪な力から身を守るために、秘儀を行なう者も受ける者も深紅の服を身にまとったという
◎「赤」は権力や名誉を象徴する色
・要人を迎えるときに、レッドカーペットを広げる
・式典のテープカットで赤いリボンが使われる
★赤系の色
・茜色(あかねいろ)
・紅葉色(もみじいろ)
・牡丹色(ぼたんいろ)
・臙脂色(えんじいろ)…明治時代の女学生の袴の色など
・苺色(いちごいろ)
など
★赤を好む人
・衝動的で運動家
・感情的起伏が激しい
・野心的で楽天的
・自分の短所には気づいていない
☆逆に、赤がきらいな人は、欲求不満な人である
・過去において何らかの挫折を経験し、望みがかなえられないで、腹を立てている
・生命力の赤をきらう人たちは、心身ともに疲労困憊している現れである
・一説には
◎最初に獲得した色は「緑」
・樹上で生活するために緑の葉をしっかりつかむ必要があった
◎次に獲得した色は「青」
・緑の木の枝と、青い空の色を識別するために
◎次に獲得した色は「赤」
・食物である熟した木の実を手に入れるために
・また、別の説では
◎最初に獲得した色は「青」と「黄」
◎次に獲得した色は「緑」と「赤」
☆「緑」「青」「赤」「黄」の見え方は人類に共通して、ほぼ同じように見えているらしい
☆しかし、経験等の違いから、見え方に個人差がある色もあるようである
☆世界中の人が同じように世界を見ているのではない。文化の違いによって、色を表す単語の数が違うことによっても、見え方が異なる場合がある
☆生まれてからものが見えるようになるには、経験を必要とする。
☆なめらかな動きが見えず、ものが動いているか止まっているか区別できない病気をもつ人がいる
☆人間はこの世界を脳で見ており(眼から入る2次元の情報から3次元の空間を作り出す)、眼からの情報の一部を切り捨てたり、逆に情報が欠けているのを補ったりしている
☆室内から室外へ出て、外の景色を見た場合、光の当たり方が違うので本来は違って見えるはずであるが、脳が瞬時に補整して、ほぼ同じように見えるようになる(色の恒常性)
☆脳はこの世界が安定して見えるように補整している
★赤と青
◎カーテンの色が暖色系と寒色系では、体感温度が3度も違う
◎人間は皮膚で色を感じるので、目かくしした状態でも、「赤い部屋」に入ったら「熱い」と感じ、「青い部屋」に入ったら「涼しい」と感じる
◎寒色系の色の部屋では、実際の時間より短く感じられ、
暖色系の色の部屋では、実際の時間より長く感じられる
◎工場の灰色の機械の色を明るい橙色に塗っただけで、士気が高揚し事故が減少する
★赤色
◎「赤」は太陽の色
・太陽によって1日が「アケル」、一説では、そのアケルという言葉が「アカ」になった
◎「赤」は神の色
・赤は太陽神アポロの色であった
・女神ディアナの衣服の色は「赤」
◎「赤」は生命の色、生と死の色、再生の希望をもたらす色
・先史時代の遺跡から、赤い顔料を塗られた人骨が発見されている
・中国でも墓の内部に赤色がよく塗られていた
◎「赤」は戦いの色
・古代ヘブライでは、兵士は体を紅色に塗ったという
・古代ローマでは、兵士のオーバーコートは赤色だった
・勝利したローマの将軍は顔を赤く塗ったという
・日本でも、武士達は「勝ち色」として、赤い甲冑が好まれたという
・戦闘においては、赤は相手に威圧感を与える色
◎「赤」は守護色
・古代ローマでは、秘儀を行なう場合、邪悪な力から身を守るために、秘儀を行なう者も受ける者も深紅の服を身にまとったという
◎「赤」は権力や名誉を象徴する色
・要人を迎えるときに、レッドカーペットを広げる
・式典のテープカットで赤いリボンが使われる
★赤系の色
・茜色(あかねいろ)
・紅葉色(もみじいろ)
・牡丹色(ぼたんいろ)
・臙脂色(えんじいろ)…明治時代の女学生の袴の色など
・苺色(いちごいろ)
など
★赤を好む人
・衝動的で運動家
・感情的起伏が激しい
・野心的で楽天的
・自分の短所には気づいていない
☆逆に、赤がきらいな人は、欲求不満な人である
・過去において何らかの挫折を経験し、望みがかなえられないで、腹を立てている
・生命力の赤をきらう人たちは、心身ともに疲労困憊している現れである