広島鉄道模型友の会 公式ブログ

ここでは、活動の様子や会員の作品を紹介します

3月例会

2019年03月23日 | 月例会報告
3月例会が開催されました。

今回の予告先発は…

『特急列車』だったんですが…(謎)



何時ものように一億総火の玉で準備します…
接続が終わって、露払い用に機関車だして~との声に、なかのひがしさんがホイホイと出してきたのが…



トーマス…一同ひっくり返りました(爆)



内線は、いつものようにダルマ35号さんのペア…

露払いが終わると、かっぱさんの号令と共に、本日の予告先発『特急列車』が並ぶはずだったんですが…



105系がいっぱい!



その後ろには、113系や115系が!

今春のダイヤ改正で、広島地区から国鉄型電車が消えたという事で、105系大集合が秘密裏に呼びかけられたんです!

これを見て会長が寂しそうに…

『ウチにも105系居るんですけど…』

並ぶだけ並んで撮影が終わったら撤収!
そして、特急列車が並びました。



かっぱさんの『北斗星号』



ダルマ35号さんの『かもめ・みどり号』
会長の『出雲号』…こっそり非重連型のDD51牽引なのですが、誰も気付いてない(涙)



外ヤードは寝台特急がいっぱい!



そして、会長は特急貨物列車を…



勿論、殿には補機が(笑)



久々に登場した、なかのひがしさんの『北アルプス号』



でも先頭には…お犬様??



で、お犬様繋がりでO場さんのオランダのお犬様



同じくオランダの青大将…?



お犬様…犬…ドッグ…ソルティードッグ??

ではありませんが、西のワムハチさんの塩列車が並びました。


今回は、まさかの裏予告先発に大いに盛り上がりました!
さて、次回の予告先発は『快速列車』です。
どんな列車達が目を楽しませてくれるのでしょうか。

参加された皆さん、お疲れ様でした!


おしらせ

2019年03月17日 | おしらせ
会員の皆様にお知らせがあります!

4月に開催予定のお花見会ですが、広島の開花予想が3月23日と予報されました。
当初の予定通りだと、葉桜見物となりますので・・・

3月31日に開催

に、変更いたします。
ご案内は事務局より、近日中にお送りいたしますので、宜しくお願い致します。

鉄道ジャーナレ増刊号…『トラムウェイ製タキ35000の下回りを加工する』

2019年03月02日 | 会員の作品
製品化発表があった当時、タンク車好きな私が狂喜乱舞したトラムウェイのタキ35000。

プロポーションがとてもお気に入りだったため、派生形式や改造車が多い実車のごとく“それなりの” 数を導入してしまいました(笑)。

ただし、プラ成形ゆえ、下回りには手を加えたいところがチラホラ…この場をお借りして、備忘録も兼ねて紹介しますので、加工の際の参考になれば幸いです。




今回は台車、カプラー、ブレーキテコ、ステップ、手すりの取替えを行います。

○カプラー取替え
※この加工は少々厄介なので、割愛されても良いかと思います。

台枠の成形上、多少の加工で収まるのは線バネタイプのケーディカプラーぐらいしか無さそうでしたので、ケーディ158番に振り替えます。



カプラーがはまる円柱部はそのままだと太いので、彫刻刀等である程度細くしたあと耐水ペーパーで滑らかに仕上げます。カプラーがはまるようになったらカプラーポケットのフタをネジ留めして、滑らかに首を振るか確かめますが、渋い場合はフタや台枠の開口部を削って調整します。
最終的にカプラー自体の厚みをヤスる時もありますが、それでも多少渋いこともあります。

○手すり取替え
台枠の素材はPOMではなく、線が太めです。金属線に取り替えて強度と見た目を向上させます。



0.4ミリ洋白線を製品の手すりに合わせて曲げてゆきます。解放テコ側の手すりはステーに差し込むため、外側が短めです。



元の手すりを切り取り(解放テコが折れた場合は流し込みタイプで接着します)0.5ミリのドリルで開口、瞬着で固定します。ドリル径が線材よりも太いのは、寸法誤差を吸収することと、瞬着を隙間へ確実に染み込ませる為です。

○ブレーキテコ、ステップ取替え
ブレーキテコ、ステップはそれぞれエコーモデルの661番、660番を使用します。
※ステップは製品のものを黒く塗装すれば取替えの必要がないかもしれません。

取替えにあたって下準備が必要となります。



台枠の裏側、ブレーキテコが取り付けてあった赤丸の部分の突起を削り取ります。
ステップを取り替える場合は青丸の取り付け部も切り取ります。
写真には写っていませんが、反対側も同様に行います。



台枠側面の、「8.テコガイド(ブレーキテコセット説明書より)」を取り付ける部分のチャンネル材モールドを幅1ミリほど削っておきます。ハシゴ取り付け穴と間違えないよう注意します。



吐出管とブレーキ機構が一体成形された部品にはブレーキ引棒の表現もされていますが、帯状で目立つので写真の位置でカットしてしまいます。



写真のような配管部品が付いていますのでこれを取り外し(画鋲等で押すと取れ易い)、写真のように配管の端と、真ん中の取付け足をカットしておきます。



この後接着する「テコ軸受」が台枠の半円モールドと干渉するため、矢印で示した部分を削って平らにしておきます。



ブレーキテコセットのエッチングパーツは2、3、6、8、9を使いますが、「テコ軸受(B、C)」「9.緊解表示板」のノリシロ部分は、製品のままではタンク体に干渉するため半分に切り取ります。更に、テコ軸受のノリシロにはペーパーをかけて瞬着の食いつきを良くしておきます。



台枠に組み立てた「8.テコガイド」を接着し、「テコ軸受」を接着します。ハシゴ取付け穴があるので「2.テコ軸受(B)」はノリシロを90度曲げて接着します。
写真は「6.側ブレーキテコ(C)」を通して各パーツの位置関係を見たところ。テコガイドとテコ軸受がこれ以上離れると、側ブレーキテコが収まりませんね。



「9.緊解表示板」とテコ軸受に真鍮線を通し、台枠との垂直具合を見ながら接着します。
この時、真鍮線はまだ固定しません。



車体内側のテコ軸受を接着します。写真中の②は「2.テコ軸受(B)」、③は「3.テコ軸受(C)」を表します。青い②はノリシロを90度曲げています。
真鍮線にテコ軸受を吊るした状態で接着すると、軸の高さを揃えられます。



台枠に吐出管・ブレーキ機構の部品、配管部品(矢印の部分)を先に取り付け、「6.側ブレーキテコ(C)」と真鍮線を接着します。

○ステップの取替え



ステップは長さを突当から5ミリに加工し、ヤスリでしっかりと整形したあと裏側に真鍮線を接着します。横着をして瞬着を使いましたが、まあ無理な扱いをしなければ大丈夫でしょう…。元のステップがあった位置に穴を開けて接着します。



台車はトミックス製TR41に履き替えました。ボルスターに合わせて枕梁の穴を広げるだけで済みます。元の台車にモールドされていた積空切替弁の表現は、当然ながらトミックス製にはありませんので目をつぶるか、自作または移植して補います。