広島鉄道模型友の会 公式ブログ

ここでは、活動の様子や会員の作品を紹介します

11月例会

2009年11月15日 | 月例会報告
今月の例会は、趣向を変えて『工作会』と相成りました。他所の方から見ると、『例会とは走らせるところでは?』と言われそうですが、意外や意外…これが中々楽しいんですよ。



いつもの定位置で工作される方もいらっしゃいますが…



どど~んと部屋の真ん中にテーブルを並べて堂々(?)と工作された方もいらっしゃいます。

ここでの工作内容はおいおいと… 因みに、自分のブログでのネタ作りだけの為に工作された方もいらっしゃいますが、その方は…

さて、来月は今年一年の活動を締めくくる、大忘年会です。皆さんも肝臓強化月間の最中であろうかと思いますが、今年一年の締め括りとして大いに盛り上がりましょう!!

『里に降りた山スカ』製作日記…5

2009年11月15日 | 会員の作品
前回の記事投稿から一ヶ月以上空いていしまいましたが、ちゃんと工作していますのでご安心を。しかし山スカと言いながら未だに山スカを作ってませんね… 早く完成させてモハ71に取り掛からねば(汗)

☆側板の嵩上げ
前回で一応箱になったのですが…やはりモハ72934が変です。と、いうことで実物の写真とよ~く見比べてみると、屋根のRが間違っているのではなく、側板の高さが不足している事がわかりました。いろんな製作記事や形式図を参考に車体33.5mmに対して側板を29mmで製作したのですが。悩んだ挙句、その上に0.5mmプラ版を貼って側板高さを29.5mmとしました。



こんなものでしょうかね~、前よりはらしく見えると思うのですが。もうなんだかよく判らなくなってきましたので、これ以上手を入れるのは辞めたほうが良さそうです。

☆ディテール工作
ようやく楽しみにいていたディテール工作に入ります、先ずはモハ72673にシル・ヘッダーを付けました。エバーグリーンのプラを使用し、シルは1.5mm幅、ヘッダーは1mm幅です。モハ72の500番代はドアヘッダーが付いているので、0.2mm厚のペーパーから切り出しました。




これらは全てプラ用の流し込みタイプの接着剤で付けました。

そしてここから…あまりに気分が乗っていたので撮影するのをすっかり忘れてました。ということでもう生地完成です。



まあ、これではいくらなんでも記事にならないので何をどうしたか、文章で書いていきます。先ずは幌枠の製作ですが、これは雰囲気重視でタミヤの0.5mm厚のプラ板から適当に切り出しました。雨樋はKSの二段雨樋を焼きなましたもの、妻面のキャンパス止めはKSの103系用のパーツ、縦樋はKSの73系用です。これら真鍮パーツはあるサイトを参考にゴム系で仮止めして上から瞬間接着剤を流しました。コツとしては瞬間を流したら、すばやくティッシュでふき取ることです。これによりはみ出した瞬間を削る手間が大幅に減ります。両車共に簡易運転台が付いていますので、エコーの客車用テールライト(一般型)をつけてます。屋根パイピングは母線0.6、作用管0.4、避雷器0.3をマッハの配管止めで止めました。パンタ鉤外し装置は省略しま
す、モハを6両も作らないといけないので躊躇してしまいました。妻面梯子はフジモデルのパーツを半田で組み立ててからエポキシで接着、サボ類はエコー製を、銘板はモデル8製を夫々少量の瞬間接着剤で貼り付けました。

☆床板の製作
私は動力にMPギアを使用するため、付随車も含めて床板はエンドウの規格にします。1mm厚の真鍮板を東急ハンズで買ってきましたが、200×300あるのでピッタリ6両分取れます、床幅は33mm、切代を各々0.4mm計5箇所取り丁度
200mm! バッチリです。




上は切り出し中の画像ですが糸鋸でゴシゴシ切っていきます。
ご覧の通り、切代0.4mmの間を真っ直ぐに切っていきます。以前濃硫酸タンク車を自作をした時に、台枠の切り出しを沢山したお陰で糸鋸の腕が鍛えられました。今回も一度も脱線せずに0.4mmの間を切り出せました、糸鋸を引くのが大好きなので非常に楽しかったです。あるお方から電動鋸の購入を勧められたのですが…正直あまり興味がないです。

これらに必要な穴を開けていきます、当初は台枠を組むつもりで罫書き線を入れましたが、製作する両数を考えて取付板方式に変更しました。




とりあえず今回はここまでです、早いうちに車体だけでも色を塗ってやりたいなと思っています。