広島鉄道模型友の会 公式ブログ

ここでは、活動の様子や会員の作品を紹介します

第6位 京王帝都2700系(N)

2008年08月01日 | 会員の作品
今年こそ、コンテストに参加しようとおもっていたのにスタートできずにいましたが、
前日家に帰ってきてから一か八かの突貫工事を始めました。

ベースは鉄コレ第3弾の富士急5700(元小田急2220)です。
実は、鉄コレで南海21001が出たので、専門外の9mmゲージに手を出してしまったので
すが、その際、思わずついてきた車両の有効利用です。もったいないので、何かに使えないかと色々調べていました。顔はグリーンマックスの京急キットのおまけパーツの京王顔ですが、以前帰省した時に、グリーンマックスのお店でスペアパーツを入手していました。顔がすっきりしないので、周囲を削ってφ0.15真鍮線の手すりを植えました。
本当は前面窓のRに手を入れるともっと京王顔らしくなるのですが、そこまでは手が回りませんでした。結構時間がかかったのは屋根のベンチレーターをカットして穴埋めをしたり、プラ板からベンチレーターを作ったりすることで、時間不足で、屋根の仕上げが雑なままです。
実はクハ2770との編成で作っていましたが、リブ付きの車体の加工が時間切れになり、リブなし車で仕上げようとした時、徳用シンナーを蹴っ飛ばして部屋の床にぶちまけ
るという事件が起こり、時間切れで、デハ2700だけのエントリーになってしまいました。

やっぱり、9mmゲージの加工は老眼の目には厳しすぎて限界を超えています。眼鏡をおでこに上げたり戻したりしながら製作するのは大変でした。

次回は目に優しいOゲージでの参加を狙っています。



第5位 国鉄60系客車

2008年08月01日 | 会員の作品
合造車3輌はヒルマモデルのアクリルキット、普通車は中村精密のキットがベースです。ヒルマのキットは屋根板を付属のアクリルムク材から木板に変更し、デッキ周りも構造を変えました。屋根布は今回、半紙を用いて表現してみました。アクリル製は粘りがなく、すぐに割れるため、その修正に苦労しました。
中村精密のキットは腰板部の高さが違うので、プラ帯板で車体裾を延長しています。また、オハフ61はデッキドアを開閉可能にしてみました。








第4位 73系電車 可部線仕様

2008年08月01日 | 会員の作品
ペーパーと木製屋根を用いたフルスクラッチで製作しました。
ペーパー工作自体が初めてだったので、屋根Rを含めて形にするのに苦労しましたが、窓サッシは市販パーツを利用して工作の手間を省きました。

台車の軸受けと車軸のクリアランスが大きかったため、コンテストではスムースに走らず残念でした。しかし、初めてのペーパー車体でありながら、ペーパーらしさを感じさせない仕上がりに、一同感心させられました。




第3位 飯田線旧型国電

2008年08月01日 | 会員の作品
クモハ52とサハ48は谷川、サハ75はフェニックス、クハ68とクモハ54はピ
ノチオのキットをベースに製作しました。谷川のキットは、「どうすれば側面と前面が合わないか?」というのをよく計算したすばらしいキットで、これを完成までもっていくのに苦労しました。
これ以外にも、ピノチオのキットもオデコのパーツが合わず、真鍮板で裏打ちして削りまくりました。表記やサボはいつも通りの、PCによる自作です。

ボディだけではなく、旧国のパーツは全般的に高価なので、調達にも苦労しました。








第2位 鐵道省EF52 6

2008年08月01日 | 紹介
中村精密EF52クラフトキットベースを組んだ作品で、C53の牽く列車と沼津駅で機関車交換する姿を想定した作品としました。

キットはデッキとパンタがばらばらの線材であり、組むのに一苦労で下記4点の表現に苦心いたしました。

1:イコライザーと担いバネがずれている
2:ブレーキシリンダのテコ形状が違う
3:パンタがオリジナルのままでは貧相
4:ブレーキロッド類がない

切り継ぎや線材追加で、あっさり・すっきりとなるようディティールアップを行いました。

また、屋根周りを中心とした資料は、阪鉄車輌さまより提供をうけました。