広島鉄道模型友の会 公式ブログ

ここでは、活動の様子や会員の作品を紹介します

2月例会

2007年02月18日 | 月例会報告
2月例会が開催されました。今回もバラエティーに富んだ車両たちが、参加者の目を楽しませてくれました。




先月と違って、似たような列車大集合ではありませんでした。会員それぞれの個性が出た車両が集まりました。



私は、自分の腰の状態を省みず、久々の重厚長大編成で、20系15両編成の『あかつき』号のフル編成です。先頭のゴハチはお手軽なKATO製品ですが、20系時代の『あかつき』号に合った小細工が施してあります。判りますか?



I田氏の門デフC57牽引の、急行『日南』をイメージした列車も快走しました。蒸機はキットを加工したもので、客車はペーパーの自作と古のナカセイのプラキットを組んだものです。画像には写っていませんが、ちゃんとグリーン車まであるんですよ。

本人談:ちなみに門デフの蒸機はC57ではなく、C57 4次型の動輪をC55用に振替えた、C55 4次型(フリー)で、10月例会のフリーランス一両の正体です。(種車:カツミ・シュパーブ・ジャンク品のC57 4次を再生し下回りは全て更新。手持ちのスーパーフレーム・ロッド・動輪と交換、上回りは、全体的な歪みの修正・デフ交換・パーツ追加・ヘッドライト定電圧点燈)




これまたI田氏の蒸機ですが、この車両は動かなかった古い製品をレストアしたそうです。動力には古い縦型モーターを用いていたのですが、新しいマシマ製のモーターに交換しギアーを組み替える等、大掛かりな改造工事を行っているそうです。走りが気に入らないとの本人の弁ですが、中々良い走りを見せてくれました。
機関車に続く貨車は、エコーのキットを組んだのと自作でまとめてあります。



I田氏は、自宅から“ハチロク”を持って来たつもりだったそうなんですが、会場に着いて箱を開けると、動輪が1本増えていたそうです(笑)

本人談:ハチロクが一軸増えていたのにはほんとに驚きました。箱の字(珊瑚模型8620と珊瑚模型9600)を見間違えたようで、歳は取りたくないものです。



先般、九州の『マックスモデル』からセラ1の10両セットの半完成品が発売されました。I田氏は早速、炭庫を削りセム8000を改造されていました。前日の天候が悪かった為に塗装が出来なかったそうなんですが、早く完成した姿を見たいですね。そしてキューロクに牽かれた、筑豊の石炭列車を再現した姿を拝見したい・・・と、さりげなくプレッシャーを与えておきます(爆)




O槙氏は、以前見たK村氏の天賞堂カンタムD51が忘れられず、どうしても音の出る蒸機が欲しくなり、アメリカ型の車両を購入したそうです。
さすが、本家カンタム蒸機。ドラフト音や汽笛、鐘の音までもがいい雰囲気を出していました。カンタム機の操作に慣れている(?)会長の手で、長声一回に続いて高まる力強いドラフト音、そして列車はゆっくりとバックした… って『それじゃぁ、ダメじゃん!』 さすが、慣れた方はやる事が違います(爆)



久々に私はKATOのキハ82系を持って来ましたが、特に目立った加工をしていなかったので特に目を引く車両ではなかったのですが、SK郡氏が目ざとく車内の塗り別けに気が付き、少しだけ注目されました。
実は室内シートに全てシートカバーを付け、普通車のシートの背面や手摺を全て塗り別けています。実は7号車のキハ82のシートの向きを反対にして、編成全てのシートの向きを揃えているんですよ。購入して直ぐにバラして、シート1脚づつ筆で色を差して…二度としたくはありませんね。



最後に、I田氏のC53の牽引力をKATOの20系でテストしてみました。発車時のスローも殆ど空転せずに列車を引き出し、特に問題はありませんでした。
ところで、このC53は各メーカーの部品を組み合わせた車両だそうで、構成を聞いた私も使用したパーツのメーカーを覚える事が出来ませんでした。I田氏にはこの車両を改めて紹介して頂きたいですね。