城郭 長谷川博美 基本記録

城郭遺跡見学講師 信長公記講師 お城イベント案内 民俗学講師  神道思想史講師 などの情報を発信して行きます。

無念 小谷城見学会 中止のおしらせⅡ

2020-12-18 10:55:28 | お城日記
無念 小谷城見学会 中止のおしらせⅡ

読者各位様へ
来る令和2年12月19日予定しておりました
小谷城見学会は積雪の為に中止となりまし
た見学会を今か遅しと楽しみに待って居ら
れた非常に多数の予約者各位様には主催者
よりの電話により中止のお知らせがあると
思います。真に北国の習い、積雪とは言え
登山の安全性を計り人命第一とし、事故の
なきを人道的には、最優先させなければな
りません、どうぞ各位様は寒気の季節に備
へ御自愛頂きウイルス性伝染病に配慮して
御健勝であられる事を心より祈念致します。


令和2年12月18日 
          長谷川博美
                 敬白

読者のメール到着紹介

長谷川先生

いつもお世話になります。
今週末の小谷城見学会が、降雪のため中止
との連絡をウッディパル余呉からいただき
ました。誠に残念ですが、自然には逆らえ
ない(小谷城は逃げない)ので、次の機会
を楽しみに待ちたいと思います。
別件ですが、先生のブログにも書かれている
城郭書籍を出版される件は、私も大賛成です。
もし出版されれば、多くの城郭探訪マニアの
バイブルになることは間違いないと確信して
いますので、ぜひ、書籍化していただけます
よう待望しております。

批判者
バイブルとは何か?聖典と言う意味なのか?
それとも城郭見学者が知るべきは正統派の
学門分野と評価しているのか解りませんね?
そんなもの湖北小谷城で何故12月に見学会
を設定するの全く非常に理解に苦しみます。

対談者
非常に浅慮な考えです。小谷城は緑の季節
つまり観光シーズンは観光客や登山ハイク
の御客様に対してつまり観光長浜市に迷惑
をかけない観光客様に迷惑をかけない季節
を厳選、選定して観光と異なる城郭遺跡の
解説という事で東海地方や滋賀県内の本格
城郭遺跡見学希望者が長谷川先生の小谷城
見学会に多数集合する予約を入れられた事
なのです。城郭遺跡見学者の多数は観光客
様に遠慮して城郭見学の季節は冬なのです。
城郭遺跡見学者の本分本道は本来冬期です。

◆冬の考古学の世界 フイルードワーク長谷川
観光行楽客様と我ら遺跡見学者の根本的価値観
は別世界別次元の問題が存在すると思われます。
研究家の世界では例えば冬の積雪時の古墳見学
時の現地遺跡基礎踏査フィールドワークの利点
として積雪により広葉樹の落葉や夏季繁茂して
いた草木が解消されて古墳踏査の四角的な不利を
解消して一律な積雪の為に古墳の形状レベル面が
非常に解り安く観察し易いのです。なかには雪の
墳丘周囲に足跡を付けて古墳の墳丘形状を写真に
収め墳丘長を耐水性防水性にか優れたマイラー制
の手帳や踏査野帳に書き込み記録していきます。
冬期の表層考古学は予想外の現地踏査の副産物を
提供してくれるものです。やがてそれが遺跡分布
の基礎資料となり来るべき将来に発掘調査に資す
るものとなります。冬こそ考古学者の踏査の本番。
白い雪に白い雪の野原に自分の吐く行息の白さも
含め冬の雪原で立ったまま食べる簡易携帯食料の
世界も無含めて冬の考古学の世界観とも言えます。


◆冬の城郭調査の世界 フィルドワーク 長谷川
城跡を見学する為には遺跡の地表面の視界を遮る
山野に繁茂する草木は全く余分な事項になります。
紅葉、季節の草花は美的または旅情を鑑賞する観光
行楽の原則価値感になります。冠雪が記録される
12月や残雪が残る3月には土塁の外に展開する複数
段の犬走を観察測量できるチヤンスに恵まれ、浅い
環状の横堀が観察可能です。城内の微妙な削平面の
段差を確認する事が可能になりより中世城郭見学の
計測測量や観察には適しております。犬走三段が雪
により浮き上がる事もあるのです。それは観光行楽
の人にとって全く無意味でも城郭遺構をより厳格に
実際の残存状況を観察記録する学徒や研究家にとり
よりリアルで現実的な冬の山城見学調査の本格的な
醍醐味と言う事になる。冬の城郭見学は観光行楽的
観点から見ればオフ、シーズン、つまり山行などは
しない固定概念であり、山城遺跡をより繊細に忠実
に見学したい人にとり冬は城郭見学のシーズン到来
と言う事になります。あなたが観光行楽派なのか?
遺跡現地見学派なのか?自分の価値観を発見する事。
バラエティ番組が好きな人もいる。ドキユメント性
のある社会派報道番組を好まれれる人もあり様々な
価値観が世の中には存在致します。リアル「真実」
か「フアンタジー」幻想を好むかも百人百様です。

伊賀 芭蕉 奥の細道様
日本各地には地域地域の根を張った地域に
根差した本格城郭研究家がおられます。我
伊賀上野もキヤリア長い老舗研究家様居ら
る長谷川先生は北近江の城郭遺跡の実態や
分布の実態を現実に知られている地に足の
ついた本格歴史城郭研究家さんです他所の
県から滋賀の城郭を見学する場合はやはり
滋賀県産の歴史城郭研究家さんに現実遺跡
を解説案内してもらった方が確実本格です。
地元研究家は長年文献や城郭遺跡を繰返し
吟味して訂正や修正や再調査を繰り返して
いる本場の本物と言う事が言えます。他県
の人は琵琶湖でブラックバスやブールギル
を食べたいと思わないのです。やはり琵琶
湖産の鮎や食通様は琵琶湖産の二ゴロ鮒を
厳選吟味した極上の鮒鮨や本場の近江牛を
食したいと本格派が望む事は全く同じ感覚。
長谷川先生と宮本さんには「伊賀組み紐」
を進呈いたしましよう。ああそれにしても
忍び忍び伊賀上野、世情の何と霧深き事よ。
一般様
余呉城郭研究会って何だろう?近江小谷城山王丸図
一図面を観察しても非常に精度が高くて緻密ですよ。
一般様
もしかしたら余呉城郭研究会の会長の生月茂会長
は伊賀にも必ずや足跡を残しておられると思いま
す、グロバールで広視野な山口県人の気質と大観
それは長浜市余呉町の柳ケ瀬トンネルを開削した
明治の宰相、伊藤博文の「万世永頼」という簡潔
かつ深淵な碑文の文言でも長州人気質が解ります。

対談者
いやいや、田畑理事、宮本さん、長谷川先生は
名うての、現地体験生涯学習派とも言える現場
の人間、特に長谷川先生は文献と現場の現実の
融合で文献も遺跡も民俗学も含め幅広い有識人。
余呉城郭研究会や米原城歩会で文献『信長公記』
も考古学的知識や実践経験備えたサブカル組か?
サブカルとは主流文化に対する真摯でストイック
なストア派的な潜在的学際的学究を内包する人々?
かもしれませんよ?余呉城郭研究会、米原城歩会
は潜在能力を隠し持つ特異な本物の本格的組織か?
▼某年某所の遠い昔の記録写真

一般者
ところで伊賀上野城は高石垣と相横矢を兼備
した城郭遺跡としては日本最大の遺構と言わ
れています。是非一度見学したいと思います。
長谷川
壮大な相横矢石垣です流石は藤堂高虎の築城!
伊賀は晴天でも近江小谷城は雪深き北国の城!


伊賀 芭蕉 奥の細道様
あのう?長谷川先生伊賀上野城の金七屋敷や
津城の藤堂式部とは誰の事なのでしょうか?
長谷川
『江州南北諸氏帳』には坂田郡磯の宮士とあ
る磯崎金七の事です。磯崎氏は磯山城の虎ケ
城を護っていて藤堂高虎の父虎高や藤堂高虎
とも交流があった神職であり武士です。越前
敦賀郡では言えば石井八幡家の様な存在です。
金七は高虎と同郷近江であったので藤堂高虎
に縁故就職して仕官したものでしょう。神職
ですから神事式典に精通していた事でしよう。
磯崎金七
藤堂金七
藤堂式部
と彼の名称が変化変遷したものと思われます。

長谷川
ところで伊賀上野には赤井氏の屋敷あります?
例えば丹波の赤井悪左衛門とか関係する家系?

伊賀様
ありますよ。赤井悪左衛門屋敷を上野市に寄付
されたとか?代々、悪左衛門を世襲された家系

長谷川
ほうそうですか?私は米原市近江町で元ボクサー
赤井さんと、偶然お会いした事あります奇遇です。

伊賀様
福井健二先生知っておられますか?

長谷川
伊賀で知らない方はおられません。
先日も私は仕事中氏名を名乗らず。
「こんにちわ」と短く略儀御挨拶
申し上げた次第。伊賀伊勢中世城館
調査調査とは我々城郭調査研究家に
とり極めて著名な大著でその御高名
は全国に轟き響き渡っていています。

一般様
近江の城郭親子鷹とも!
縄張図面の魔術師とも!
近江城郭研究の老舗と!
言われた、長谷川銀蔵博美父子も城郭の
世界では既に伝説のカリスマ城郭研究家
として既にレジエント伝説世界の人です。
▼近江長浜余呉行市山陣城から北近江見を下ろす父銀

▼不肖の息子長谷川博美

みんな
2020/12/19の長谷川先生の小谷城見学は
中止になった一生に一度の思い出となる
一大見学会の予定だった千載一遇の機会
を失した無念極まりない私達は残念です。

長谷川
天道照覧あれ!清き澄んだ心で!城郭を
観察する初心さえ、怠らずば、おのずと
我ら学徒の積年の無念も、必ずや晴れる
天運は清涼心の我等頭上にあり励めや!
決して城址から目を離さないようにね!
進め奇跡の驀進!余呉城郭研究家会だ!





コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 残念 小谷城見学会 中止の... | トップ | 真柄十郎左衛門の漫画を創作... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (長谷川博美)
2020-12-26 04:23:00
良いね4名様には恐れ入ります。

コメントを投稿

お城日記」カテゴリの最新記事