いっぷくしょまいかいね

いっぷくしてから それからまた やろまいかいね

私の積ん読自慢 その4

2005年01月22日 | 本と雑誌

岩波書店 新書版 漱石全集 全34巻

埼玉県のとある古書店で購入。
函が程よくやけて古書然としており、売価壱万円也。
も、もしかして、これはお買い得では?と思い、即購入。
ただし、持ち帰りにはその重さでちょと苦労しました。
家に帰って各巻函から取り出してみると、やはり函入りのため本そのものは意外と綺麗でした。
全巻スリップ(本を買った時に、本屋さんが本から抜くしおり様のものの名称)がささったままでしたので、最初の持ち主はきっと書店からではなく、直接版元(はんもと・・・出版社のこと。業界?ではこう呼ぶ。)に注文して取り寄せた本ではないかと推測されます。
奥付を見ると昭和32年の発行で、各巻とも150円程度の定価がついています。
150円×34冊=・・・?
金額的に得したかどうかは分かりませんが、
「夏目漱石のすべてを手中に収めたっ!」
という満足感は大きなものがありました。
(その後1年ぐらいして35巻目が出たと記憶していますので、最早「すべて」とは言えませんが)

肝心の内容ですか?
漱石は新潮文庫等で主な作品は読んでいましたので、もちろん改めて読んではいません。
以来十余年・・・

コメント
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