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いっぷくしょまいかいね

いっぷくしてから それからまた やろまいかいね

私の積ん読自慢 その3

2004年11月01日 | 本と雑誌

私の積ん読自慢の第3回目です。
今回も巻数ものでいきましょう。

川上澄生の版画が好きです。
最近は行っていませんが、栃木県の鹿沼市に 『川上澄生美術館』 があり、開館当初から数年は企画展示が変更されるたびに訪れていました。
そこで購入したのが

『川上澄生全集』 全14巻(中央公論社)
です。

それまで中公文庫版のものは持っていたので中味は知っていますが、
「もっと大きく見たい!」
という欲望に勝てず、美術館でハードカバー(函付き)を購入してしまいました。
家に戻ってきてから、早速そのうちの1冊を広げ、同じ巻数の文庫本と印刷の色具合がどのくらい違うものか比較するため何点かを見比べ、それが終わると本棚に並べました。
ここですべては終了です。

以来、函から本が抜きにくい(※注)、という理由で、再びこれらの本が開かれることはなく、そして現在に至っています。
中味は文庫本で確認できるから別に問題もないし・・・
これもやっぱり積ん読・・・?
ちなみに川上澄生の版画に感銘?を受け、売れない?画家から版画家に転身し、大成したのが棟方志功です。
そういう繋がりがあるからではありませんが、棟方志功も好きです。

※注 函から本が抜きにくい
薄い半透明の紙(何という名前か忘れました)でカバーが掛けられ、函に入った本って、本屋さんの棚から手に取ってみると、破れて半分くしゃくしゃになって、その一部が函から ぴろっ と飛び出していることがよくありません?
私は、ああなるのが怖くて、手に取った本がこの紙にくるまっていようものなら、函から出すことなくすぐさま棚に戻します。
これって出版社による、ある種の立ち読み防止措置でしょうか?
だったらしっかり機能してますよー!
お陰様で買った後も怖くて読めませんから。

(文中敬称略)

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私の積ん読自慢 その2

2004年10月20日 | 本と雑誌

私の積ん読自慢の第2回目です。
「その1」に続き、巻数ものです。

岩波文庫 曲亭馬琴作 南総里見八犬伝 全十巻

文庫本10冊がまとめて化粧箱?に入れられていて、やはりそれなりの存在感があります。
購入当初、箱から出してぱらぱらしましたが、以来入れたまま放置?していました。
この文章を書くに当たって、改めて第一巻目を取り出し、奥付を見ると、
1990年7月16日 第1刷発行
と、あります。
ん~
積ん読歴14年か・・・
ベテラン?じゃの~
そもそもこの本を買おうと思ったこと自体、たいした理由ではないのだから。
(この理由については、「八犬伝の思い出」とでも題して、後日書くことにしましょう。)
さて、果たしてこの本をこの先読むことがありましょうや?
江戸時代の作品だから、上代・中古文学より読みやすくなっているのは確かですが、
全文文語体だからなー・・・
やっぱりつらいです。

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私の積ん読(つんどく)自慢 その1

2004年10月10日 | 本と雑誌

小学校時代の先生曰く、
声を出して読むのが「音読」
声を出さずに読むのが「黙読」
読まないで積んでおくのが「積ん読」

自分で読んだ本について、書評を書いたりする人は数々あれど、
持っているだけで、読まない本について書く人はあまりいないはず。
読まない本について書くのも、これまた面白いかも、と思い立ち、
いっそ(不定期)連載化してしまいましょう、と思いつきと勢いでと始めてみます、
「私の積ん読自慢」。
こんな本持っているけど、ほとんど読んだことないんだぞー!って、
これで面白くなるかどうかもわからないので、厭になったらすぐやめます。
その記念すべき第1回目
最初が肝心だから、まずはこれでいきましょう!

ちくま文庫 柳田国男全集 全32巻

どーです?すごいでしょう!
32冊ですよ。しかも全然読んでません。ぱらぱらってしただけ。
氏の「遠野物語」を読んでその世界に惹かれ、遠野には2度ばかり行って、駅前のレンタサイクルで東へ西へと走り回ったりしましたが、やっぱり「遠野物語」が好きっ、てだけで32冊はきついっす・・・。
だけど本棚に並べておくと、文庫本とはいえ存在感があります。
さすが32冊!

ちなみに
「積ん読」を辞書で引いてみたら、ちゃんと載っていましたねー。

「積ん読」(俗語)本を買っても、積んでおくだけで読まないこと。
(講談社 日本語大辞典)

さて、次はどの本にしようかな?

コメント (2)
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