読み方がわからない地名で、xx町とあるとき、『xxまち』、『xxちょう』と読むのかは、結構難しい問題です。
私の経験法則では、関東なら、『ちょう』で、大阪なら、『まち』と読みます。
■検証:
首都圏の駅名で、町を『まち』と読む駅:
田町:たまち
信濃町:しなのまち
御徒町:おかちまち
大井町:おおいまち
元町:もとまち
大手町:おおてまち
田原町:たわらまち
南砂町:みなみすなまち
麹町:こうじまち
室町:むろまち
小川町:おがわまち
首都圏の駅名で、町を『ちょう』と読む駅:
浜松町:はままつちょう
有楽町:ゆうらくちょう
石川町:いしかわちょう
錦糸町:きんしちょう
牛込柳町:うしごめやなぎちょう
新富町:しんとみちょう
荏原町:えばらちょう
稲荷町:いなりちょう
門前仲町:もんぜんなかちょう
東陽町:とうようちょう
茅場町:かやばちょう
人形町:にんぎょうちょう
小伝馬町:こでんまちょう
永田町:ながたちょう
神谷町:かみやちょう
末広町:すえひろちょう
淡路町:あわじちょう
神保町:じんぼちょう
新富町:しんとみちょう
方南町:ほうなんちょう
要町:かなめちょう
岩本町:いわもとちょう
浜町:はまちょう
練馬春日町:ねりまかすがちょう
東京では、『まち』と読むところは、比較的、少ない。
○大阪の駅名で、町を『まち』と読む駅:
河原町:かわらまち
向日町:むこうまち
元町:もとまち
本町:ほんまち
扇町:おおぎまち
片町:かたまち
南森町:みなみもりまち
昭和町:しょうわまち
谷町:たにまち
松屋町:まつやまち(地元では、『まっちゃまち』と言っている)
○大阪の駅名で、町を『ちょう』と読む駅:
寺田町:てらだちょう
弁天町:べんてんちょう
北野白梅町:きたのはくばいちょう
我孫子町:あびこちょう
杉本町:すぎもとちょう
大国町:だいこくちょう
花園町:はなぞのちょう
恵美須町:えびすちょう
中崎町:なかざきちょう
関西の駅名で調べて見ると、上のような状況で、ちょうと読む駅も多い気がしますが、大阪市内の町名では、殆ど、『まち』と読みます。
地図で、北浜より南下しながら町名を見てみると
伏見町:ふしみまち
道修町:どしょうまち
平野町:ひらのまち
淡路町:あわじまち
瓦町:かわらまち
備後町:びんごまち
安土町:あづちまち
本町:ほんまち
久太郎町:きゅうたろうまち
久宝寺町:きゅうほうじまち
博労町:ばくろうまち
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と、全て、『まち』と読みます。
そうは、言っても、東京でも、『まち』と読む地名もあるし、
大阪でも、『ちょう』と読む地名もあります。
私の判断は、正確でないとも言えます。
また、古い時代の地名は、『まち』。でもなさそうです。
読み方の法則をご存知の方、教えてください。
写真は、適塾の畳に写った、格子の窓枠の影絵です。