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「影響の輪」を広げる

向上心旺盛と自画自賛している中年おじさんのブログ日記

木を植えた男

2011-08-12 | 絵画

フレデリック・バックの作品名。

本当にあった話、「木を植えた男」。

約2万枚の絵を、映像化してできた映画。

1秒で12枚の絵を使ったとのことで、単純計算すると、27分47秒の作品。

20,000枚 ÷ 12(枚/秒) ÷ 60(秒) = 27.78(分)

(映画は、1秒間に24コマ。ちなみにテレビは、1秒間に30コマ。)

この映画「木を植えた男」は、良い話で、映像は綺麗。

一度は、見る価値ある作品。

今、東京都現代美術館で、10月2日まで開催中。

詳細は、ここを参照:

http://www.ntv.co.jp/fredericback/index.html

 

閑話休題:

東京都現代美術館は、初めて行った施設。

大変、綺麗で立派な施設でした。


平山郁夫物故

2009-12-02 | 絵画

 

今日、平山郁夫画伯がなくなった。

 

平山郁夫先生と言えば、シルクロードの絵が有名。

 

有名な絵なので、誰もが、一度は見たことがあると思う。

 

代表作で、駱駝が砂漠を歩いている絵があるが、実際の絵では、駱駝の部分が盛り上がって書かれている。

 

技法は、セリグラフ。

 

質感があり、感動する。

 

 

 

閑話休題:

 

平山郁夫先生の代表作品は、ここを参照:

http://www.oida-art.com/buy/artistwork/102_1.html

 


大阪、2つの美術館閉館

2009-08-31 | 絵画

 

8月29日の日経新聞夕刊に「芸文余話」に、<大阪の名所また一つ消え>。

 

一つは、天保山にあるサントリーミュージアムが、来年12月末で休館。

 

もう一つは、2007年に閉館した道頓堀・戎橋の脇にあったキリンプラザ大阪。

 

 

サントリーミュージアムは、建築家・安藤忠雄設計。

詳細は、ここを参照:

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A0

 

ここで開催される美術展には、良く出かける。

 

好きな美術館の一つである。

 

 

キリンプラザ大阪は、建築家・高松伸氏設計。行灯を模した建物。

詳細は、ここを参照:

http://ja.wikipedia.org/wiki/KPO%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6%E5%A4%A7%E9%98%AA

 

特に、松田優作主演の映画「ブラック・レイン」でも使われた建物でも有名。

 

こちらは、この秋に立て替えられてしまうので、映画を見て、この建物が撤去される前に、見ておこう。

 


ルーウ゛ル美術展(京都)

2009-07-14 | 絵画

 

京都の平安神宮の南にある岡崎公園内、京都市美術館で開催中。

 

 

 

東京・上野西洋美術館程の混み具合ではなかったが、それなりに混んでいた。

 

 

 

フェルメールの《レースを編む女》、レンブラントの自画像《縁なし帽をかぶり、金の鎖を付けた自画像》、モーゼをモチーフにした映画「十戒」を思い出させる、プッサン《川から救われるモーセ》等が、良かった。

 

 

 

ゆっくり鑑賞したい絵画展は、地方開催に限る。

 


美術展(阿修羅)

2009-04-16 | 絵画

 

先日、東京上野の国立博物館で開催されている「阿修羅」展を見てきた。

 

 

阿修羅展の詳細は、ここを参照:

http://www.asahi.com/ashura/

 

 

 

仏像は、本来、そのお寺に安置してある状態で見るものであるが、

 

 

 

私は、美術展の仏像を鑑賞するのが、好きだ。

 

 

 

理由は、次の通り。

 

 

 

①美術展では、その仏像を真近で見ることができる。

 

 ・今回も、仏像に微かに残っている金箔も見ることができた。

 

 

 

②仏像の裏まで見ることができる。

 

 ・仏像の裏にも、彩色が施されているのを見ることができる。

 

 

 

③美術展でも、台座には載っているが、本当の大きさがわかる。

 

 ・仏像の大きさを見極める時は、大体が、他のものと比較して把握するが、その比較となる仏像安置している本堂自体が大きいので、大きさを見誤る。

 

 ・仏像を見る場所も、遠く離れている。

 

 ・今回の美術展の主役の阿修羅像は、意外と小さかった。

 

 

 

 

閑話休題:

 

阿修羅像には、3つの顔と6本の手があるが、これを鑑賞しながら、気づいた点。

 

 

 

①阿修羅像の正面左側の顔の鼻の高さが、他の顔に比べ低かった。

 

 

 

②6本の手のうち、2本は正面の像の前で合唱していたが、残りの左右2本は、それぞれ、右手、左手となっていた。

 

 

 

③館内では、DVDによる紹介映像を放映しておりますので、阿修羅像の詳細は、ここで学習することをお勧めする。

 

 

 

 

4月17日の追加情報:

 

関東地区では、明日(4月18日)午後2時から55分間、「阿修羅の涙 黒木瞳の興福寺」が放映されます。

 

 

 

阿修羅の正面の像の顔は、目の下が少し膨らみ、涙を溜めていると言われる。

 

 

 


フェルメール展

2008-12-03 | 絵画

 

本日、フェルメール展に行って来た。

 

 

 

混雑しない時間を目指し、9時半に美術館に到着。

 

 

 

それでも、館内は混雑していたが、フェルメールの作品、7点を中心に鑑賞。

 

 

 

 

見終わった10時半の美術館の入り口は、こんな状況で、次から次に人が入ってきて、入場口も行列ができ始めていた。

 

 

 

昨日で、80万人を超えたようで、美術館の入場者数では、歴代8位。

 

1位:万国博美術展(1970、万国博美術館) 178万人

2位:モナリザ展(1974、東京国立博物館) 151万人(1点のみの展示。凄い数字)

3位:ツタンカーメン展(1965、東京国立博物館) 130万人(東京のみ)

<東京、京都、福岡の合計 293万人。総入場者数では、1位>

4位:ルーブル美術館200年展(1993、横浜美術館) 112万人 

5位:オルセー美術館展(2007、東京都美術館) 110万人

6位:バーンズ・コレクション展(1994、国立西洋美術館)、107万人

7位:ウ゛ァン・ゴッホ展(1976-77、国立西洋美術館) 95万人

8位:フェルメール展(2008、東京都美術館) 80万人突破(2008/12/2現在)

 12/14まで開催中で、記録更新中。

9位:レオナルド・ダ・ヴィンチ展(2007、東京国立博物館) 79万人

 

その他:

・NHK放送80周年記念「ゴッホ展」(2005、東京国立近代美術館) 52万人 

<東京、大阪、名古屋の合計 117万人>

 

 *インターネットで調査した結果

 **今回調査していたら、一日あたりの入場者数でランクしているのもあった。こちらの方が、ランキングとしては、正確と思った。開催期間が長ければ、総入場者数は上がる。

今回、その基準で計算しようとしたが、月曜休館とかあり、開催した実質の日数が把握できなかった。

 

美術関係者は、同じ基準で指標化するようにした方が良いと思いました。

 ・インターネットで調べたら、3位のツタンカーメン展が一番総入場者数(293万人)が多いのに、東京のみの130万人で記述されている。

 ・NHK放送80周年記念「ゴッホ展」(2005、東京国立近代美術館)は、三都市(東京、大阪、名古屋)での総入場者数117万人は、歴代4位となるが、東京のみでは52万人で、上位にランクされていない。

 

 

さて、今回の展示の最後のコーナーには、フィルメールの全37点の原寸大の複製画があった。

 

 

 

大きな号数の絵を描いていないのが、分かった。

 

 

 

逆に、小さい号数の絵のわりに緻密に描かれているのを凄いと感じた。

 

 

 

小さい号数の絵の一つが、今回、展示していなかったが、「真珠の耳飾りの少女」である。

 

 

私は、写真のポスター(1000円)を購入。

 

 

 

閑話休題:この題名「真珠の耳飾りの少女(The Girl with a Pearl earring)」であるが、今なら「パールのイヤリングの少女」か「パールのイヤリングをした少女」かな。

 

ユーミン風ならば、「真珠のピアス」をもじって「真珠のイヤリングの少女」かな。余り変わらないか。

 

 

 

 

今回の展示品では、17世紀の遠近法の未熟さが、いろいろな作品に垣間見れた。

 

 

 

具体的な作品では、ピーテル・デ・ホーホ「食料貯蔵庫の女と子供」の市松模様の床を見て欲しい。

 

 

 

遠近法を分かりやすくするために、市松模様の床が多く描かれているが、床の市松模様の絵を見ていると、フィッシャーの絵のように変な雰囲気になる。床が歪んで見える。

 

 

 

天井に描かれた梁の遠近法の延長線と市松模様の床の延長線が交差しない。 

 

 

 

未だ、チャンとした遠近法が確立されていなかったと判断できる。

 

 

 

また、フェルメールの原画の前に、その絵の一部を拡大した部分絵と丁寧な解説があったが、私には余計な解説と感じた。

 

 

 

昔から美術展を見ているものには、考えられない展示法。

 

 

 

作者、題名、作品完成年、あとは画材(水彩、油絵、テンペラ画 等)だけで、充分である。

あとは、英語での併記。結構、英語で表現される情報で有効な場合がある。

 

 

 

 

それにしても、フェルメール人気の凄さには、「恐れ入谷(いりや)の鬼子母神(きしもじん)」かな。 

 

(それにしても、フェルメール人気の凄さには、恐れ入りました。の洒落)

 

 


「アンドリュー・ワイエス-創造への道程(みち)展」初日

2008-11-08 | 絵画

 

今日が初日のアンドリュー・ワイエス展に行ってきました。

 

 

 

この8月に撮影した、92歳の元気な本人の姿の映像もありました。

 

 

 

この映像では、約30年前から、ずっと日本人に愛されて来たとありました。

私も約30年前の美術展で知り、それ以来のファンです。

 

 

 

今回の展示は、数点の習作の後にその完成した作品を展示する形式になっています。

 

 

 

また、同じモチーフで類似の作品を完成したことも、よくわかりました。

 

 

 

作品が完成するまでの過程(デッサン、構成等)が分かる。正に、副題どおり「創造への道程(みち)」

 

 

 

写真みたいに、後景をぼかした作品があり、見た後は、写真展を見てきたような印象を受けてきました。

 


29万円均一の絵画販売

2008-10-02 | 絵画

 

知る人ぞ知るおもろい企画が、大丸の絵画販売です。

全作品、福といって29(フク)万円均一です。

 

 

 

東京店で同じような企画していた6月頃(自分で値付して申し込み:一種のオークション)に見てきましたが、今回は、WEBで実施しております

詳細は、ここを参照:

http://www.daimaru.jp/cmdtylist/actionNameTxt/searchSite/cc/1/shc/101/scc/34?pid=3b

 

 

 

一寸覗いてみる価値あり。

 

 

 

作品は、リトグラフ、銅版画等ではありますが、ピカソ、ダリ等、超一流作家です。

 

 


フェルメールと写真

2008-07-31 | 絵画

 

シャープのアクオスの名画シリーズで紹介されている画家フェルメールの作品は、カメラ・オブスキュラによる作品とも言われています。

 

 

私は、写真を趣味にしておりますので、ほとんどの作品が、左から射す光で構成されている点に興味を持っています。

 

 

全作品の内、左から光が射す作品でないのは、次の作品。

 

右から光が射す作品は、「赤い帽子の女」、「フルートを持つ女」、「レースを編む女」、「ギターを弾く女」の4作品。

 

手前から光が射す作品は、「眠る女」の1作品。

 

外の風景は、「小路」、「デルフトの眺望」の2作品。

 

 

残りの29作品は、全て左から光が射している構図です。

 

 

 

フェルメールとカメラ・オブスキュラに関しては、ここを参照:

 

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/3587/saguru.html

 

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1094.html

 

 


次回、シャープ・アクオスのCMで使う作品は誰の絵画か?

2008-07-26 | 絵画

 

今放送中のシャープの液晶画面の宣伝では、東山魁夷の作品「緑響く」が使われています。

http://www.sharp.co.jp/products/cm/tv/tv138.html

 

 

特に、CMでは、優雅に動く白馬が印象的です。

 

 

今回で、アクオス名画シリーズ第9弾となります。

 

 

シャープが今までに液晶画面のCMで採用した主な絵画は次のとおり:

 

①モネ作「睡蓮の池・緑のハーモニー

②ゴッホ作「夜のカフェテラス」

③葛飾北斎作「富嶽三十六景 凱風快晴

④スーラ作「グランド・ジャッド島の日曜日」

http://www.sharp.co.jp/products/cm/tv/tv117.html

⑤ダ・ヴィンチ作「モナ・リザ」

⑥セザンヌ作「ビベミュの石切場から見たサント・ヴィクトワール山」

⑦ゴッホ作「14本のひまわり」

http://www.sharp.co.jp/products/cm/tv/tv128.html

2回目のゴッホ作「ひまわり」

http://www.sharp.co.jp/products/cm/tv/tv130.html

⑧フェルメール作「真珠の耳飾りの少女」

http://www.sharp.co.jp/products/cm/tv/tv135.html

 

 

 

詳細は、ここを参照:

http://www.sharp.co.jp/aquos/meiga/index.html

 

 

今まで、取り上げられた作品を分析して見ると、最近は、放送時期に、その作品の美術展が開かれているか開かれる頃だと言うことがわかりました。

 

 

絵画好きな方は、次のCMで、吉永小百合さんが誰の有名な作家のどの作品と競演するかを予想してみて下さい。

 

 

展示会開催の予定はありませんが、個人的には、アンドリュー・ワイエス「海からの風」や、ゴーギャン、マティス、前衛的なサルバドール・ダリの作品との競演があるのではと密かに予想し、期待しております。

 

 


生誕100年東山魁夷展が開催

2008-07-26 | 絵画

 

善光寺の隣にある「長野県信濃美術館 、東山魁夷館」の両館で、<生誕100年東山魁夷展>を開催しております。

 

 

開催期間は、平成20年7月12日(土)-平成20年8月31日(日)まで。

 

 

展覧会の詳細は、ここを参照:

http://www.npsam.com/exhibition/2008/07/100.php

 

 

 

今回の展示会で良かったのは、ここに書かれているように、国内はもとより、海外からも展示作品を借りてきて展示していることである。

http://www.npsam.com/exhibition/pdf/nagano080706_list_1.pdf

 

 

東山魁夷が好きな人には、必見の美術展です。

 

 

写真は、私が購入し、早速、額に飾った絵(「花明り」)の複製(印刷)です。

 

 

京都の円山公園にある枝垂れ桜が題材です。