昔のテアトル東京という映画館は、今のホテル西洋銀座の場所にありました。
現在は、その場所の一角に、銀座テアトルシネマがあります。
当時のテアトル東京は、どんな映画館かと言うと、70ミリのシネマスコープを上映する映画館でした。
普通の映画のフィルムは、35ミリですから、幅は倍の幅、大きさは、4倍の大きさです。
(余談ですが、この映画のフィルムを生かしたのが、今の写真機の35ミリフィルムです。)
シネマスコープは、スクリーン画面が極端に湾曲しており、場所によっては、字幕が読めないぐらいでした。
当時の映画館は、入れ替え制でなかったので、好きなだけ見ることができました。
従って、テアトル東京で見る場合は、必ず一度は、一番最前列の真ん中の座席でその迫力を味わってから帰りました。
スクリーンの迫力は、凄かったです。
大音響の音の迫力も凄かった。
私が一番好きな映画館でした。
http://homepage2.nifty.com/cmb/mo/PLUSWEBS/tokyo/TOKYO-THEATER.htm
写真は、銀座テアトルシネマで上映中の北野武監督映画『監督・ばんざい!』の記念撮影用人形です。
私のことですから、想像どおり、映画館の受付の女性に、記念撮影を撮って貰いました。
恥ずかしいので、私の写真は掲載しません。
当然、映画も見ました。
木曜日の平日で、雨が降っていて、しかも上映の最終だったため、入館人数は、数十名でした。
映画の詳細は、ここを参照:
http://www.office-kitano.co.jp/banzai/
内容は、イマイチ、良く分からない映画だった。