お詫びのHPは、ここを参照:
https://www.yuuka.co.jp/
この会社情報は、2010年9月以降更新していないと思われたが、ここには、詳細がでていた。
http://www.yuuka.co.jp/info/news20110520.action
この石鹸の現状は、ここを参照:
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111125/k10014209111000.html
この日本アレルギー学会によると、今月(11月)4日までにこの会社から報告された症状が出た患者は、一時、意識を失うなど重症の患者を含め、全国で569人に上っている。
この会社は、10月15日のHPには、次の記述をしている。
なお、このアレルギー症状の直接の原因が旧茶のしずく石鹸についてのみあるとして通知されたものではありません。
これに、怒ったのか、11月25日日本アレルギー学会は、原因を発表した。
「茶のしずく石鹸」を使い続けると、アレルギー反応を起こす抗体という物質が出来やすくなり、これまで小麦アレルギーではなかった人も、パンなどの小麦を使った食品を食べると小麦と抗体が反応し、症状を起こすと指摘。
日本アレルギー学会は「せっけんを使ったあと、すぐに症状が出ない人が多いが、体に異変があったら医療機関に相談してほしい」と注意を呼びかけています。日本アレルギー学会で、今回の問題の特別委員会で委員を務めている福冨友馬医師は「食べ物で引き起こされるアレルギーは知られているが、今回は皮膚から取り込んだ物質が原因になっている点が特徴的だ。原因物質とみられるグルパール19Sの粒子が大きいことや、せっけんに含まれる成分の濃度が比較的高かったこと、そして、洗顔を通じて物質を吸収しやすい目や鼻の粘膜から原因物質が体の中に入ったことがアレルギーを引き起こしたと考えられる。今後こうした点について詳しく検証していきたい」と話しています。
去年(2010年)9月から今月(2011年11月)4日までにせっけんを使ってアレルギー症状が出た人は全国で569人に上っています。
このほかにも、グルパール19Sが含まれた別の化粧品を使った2人が症状を訴えていて、同じ成分を含む10社の33の製品についても自主回収が進められています。
(NHKニュースより引用)
この石鹸を使い続け、知らないうちにアレルギー体質になった人が、小麦を食べた後、そんなに激しい運動をしなくても、酷い症状(一時意識を失う)がでたようである。
この会社のHPによると、2003年9月創業。小さな貸事務所の一角で、机1つからのスタート。
まあ、創業当時は、一人か数人に決まっているが。
詳細は、ここを参照:
https://www.yuuka.co.jp/function/corporation.html
2010年、世界の『モンドセレクション』で『茶のしずく石鹸』・『葉精随』が3年連続金賞受賞!「国際最高品質賞」!を謳っている。
アレルギー患者がでたことだけで、その症状等を発表していないことを知るべきである。
できるだけ、大げさにしたくない都合の良い情報だけ出している。
これが、その文章。
今回の小麦アレルギー発症の場合は、小麦成分を含む石鹸の使用を中止するとアレルギー症状が回復に向かう傾向があると学会で報告されております。アレルギーが発症していた方におかれましても、すでに小麦食品を食べても良いと言われている方もいらっしゃると日本アレルギー学会で報告がなされております。
こういう体質の会社である。
2010年9月では、『茶のしずく石鹸』4,000万個突破!
一番安い石鹸(30g)の価格(約1,000円)で、計算しても、8年間で400億円以上を売り上げる会社。
NHKのニュース映像では、4600万個と言っている。
年間600万個増やしているので、同じ仮定で計算すると、この一年でも、60億円以上売り上げていることになる。
決して小さい会社でない。
売上は、年商300億円の企業とも書いてある。
しかし、HP上の対応は、小さい会社そのもの。
こういう事態への対応は、上手ではない。
アレルギー学会が公式に原因を発表した後、この会社は、今後どうなるのか、個人的には気になる。
HP上は、問題となった製品は、現在販売はしていない。
只今、「私の石鹸は大丈夫ですか?」というお問い合わせが相次いでおりますが、
昨年12月8日より販売しております茶のしずく石鹸で小麦アレルギーを発症することはございませんので、どうぞ安心してご使用下さいませ。
閑話:
この会社で自慢している、モンドセレクションとは何ぞや。
詳細は、ここを参照:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
この記事の中からの抜粋:
国際的にはほとんど無名である一方、日本国内で近年急激に知名度が上がったため審査対象品の5割が日本からの出品という状態にある。さらに、日本から出品した食品の8割が入賞している。
気になった記述である。
私は、日清製菓のバターココナツを食べていた時期があるので、良く知っている。
「最高金賞受賞、おいしさが世界に認められた」と宣伝していた。
この悠香という会社は、宣伝が上手であるが・・・。
テレビCMは、真矢みきの「あきらめないで」であった。
http://www.youtube.com/watch?v=Gs-UKjVioIQ&feature=related
真矢みきの「あきらめないで」のフレーズは、聞いたことがある。
閑話休題:
この石鹸に関するニュース記事は、ここを参照:
http://n-seikei.jp/2011/07/post-473.html
この石鹸で発症している人や今回のアレルギー患者への悠香の対応がわかるのは、ここを参照。
http://cosme.beauty.yahoo.co.jp/329421/review/?sid=1&b=3
興味深い内容は、次の日付のコメント。
この会社の内部の人が書いている。
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投稿日時:2011/7/12 16:52
CSM-000014bb14 普通肌 49歳
福利厚生PRの忘年会は、ちょうど小麦成分取り除いた2010年12月、10月よりトラブル知り始めた顧客からの問い合わせ対応真っ只中です。
ヒルトン福岡の大会場貸し切りで、地元県議など招待客含め500席を超えるケタ外れの豪華大宴会、・・・・・
まだその頃は回収も予想せず、見舞金問題も無し、リニューアルで「問題解決の宴」だったのでしょうか。商売繁盛ですので身を削ってでも悠香にできることはまだありそうです。
もう一つ、売れに売れ売上げ1位の2009年の広告体験談にはやりすぎ校正があったことも知りました。そんなこと一言も書いていないと筆者指摘により書き直しで掲載はされませんでしたが指摘無ければ・・・・
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CM・広告の影響力を思えば、校正・編集を超えた捏造レベルで平気なこの姿勢は問題です。
このサイトには、実態が沢山報告されている。
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2011/6/23 22:00投稿より
使い始めて3年過ぎた頃から急に体調がおかしくなったんです。
最初になったのが2009年7月昼食パスタを食べた後仕事の作業始めて数分後、目が急に焼けるように熱くなり5分もしないうちに右目の瞼から頬にかけて一気に腫れ上がったんです。8月には頭痛、吐き気。
2010年10月には喉がヒリヒリ痛く異物感がありしまいには、舌までいつもピリピリしてる状態です。今もです。
そして、今年の1月にも昼食後雪はねしていたら、右目の瞼から頬まで腫れ上がり、4月にはまた昼食後仕事の作業中、なんとお客様の家で何か目が熱いと思った途端、もうあっという間に今度は両目の瞼が腫れ上がったんです。・・・・・・・・
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10万円見舞金は、ここを参照:
http://www.fukuokajob.jp/blog/111.html
九州の仕事関係のHP情報は、ここを参照:
http://www.fukuokajob.jp/blog/44.html
悠香に勤務している中に、転職者希望者が多くいるという話の他に、次の内容も書かれている。
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「茶のしずく石けん」のリコールのプロセスは健康食品を扱う企業としてのモラルを疑うものであり、中山慶一郎社長の社長としての対応力の稚拙さがうかがえる。
使用者がアレルギー症状を起こしたと考えられる事例が報告されていることは、厚生労働省の発表があったからではない。
厚生労働省から発表されてしまったから、やむを得ず自主回収をせざるを得なかったというのが真相という。
それまでの中山慶一郎社長は、『問題が大きくなってから対応すればよい』との考えで、幹部社員の提言に耳を貸さず事の重大さを認識していなかった。
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被害者救済の東京弁護士HPまである現状は、ここを参照:
http://chanoshizuku-kyuusai-tokyo.jp/?page_id=511
製造元のフェニックのHPには、回収対象商品として、はちみつ石鹸等、沢山の種類の石鹸が記載されている。
今お使いの石鹸は大丈夫かどうか、確認することをお薦めする。
フェニックのHPは、ここを参照:
http://www.phoenix-soap.co.jp/
被害者の方、悠香との補償交渉、真矢みきではないが、「あきらめないで」。