22日、金曜日に、カルビーの会長兼CEOの講演会に出席しました。
テーマは、「カルビーはどうやってかわったのか」であったが、最後のおまけの話が面白かったので、お伝えします。
松本さんの基本的な10の考え方:
1.Commitment(約束) & Accountability(結果責任)
2.公平なための要素:
Fair ・Simple
・Digital
・Contractual
→ 上司の好き嫌いで実施したら駄目。
3. 厳 | 温
-----+‐‐‐‐
甘 | 冷 → 厳しさが必要
4.現状維持是脱落者
5.正しいことを正しくやれ
→ 今迄の規則にとらわれないで、正しさを判断し実行する
6.No Meeting、No Memo (元になっている言葉は、No Pain,No Gain)
→ 松本さんの定例会議は、月2回(取締役会と経営会議のみ)
会議は、Ad hocで、電話で実施すれば良い
7.One-dollar-OUT
1円でも私用に使ったらアウト(即首)。(追加する項目は、セクハラ)
8.全てのコストは、顧客が負担していると言う意識:
9.報告の3原則:
1).トラブルは即報告せよ(叱るな、先ず褒めよ)
2).悪い事から報告させる
3).嘘をつくな
→ 世間で言われている「報・連・相」は意味がないと断言していました
10.1).簡素化、2).透明化 3).分権化
社員に隠すような情報はない、オープンにすれば良い(透明化)
個人に権限移譲したら、その人は考えて実施する(分権化)
チームでなく、個人にやらせる
→ これを実行すれば、皆(顧客、取引先、従業員とその家族、コミュニティー、株主)が、元気になる
6期増益を果たした人の取り組み方、考え方が違う。
私も会社勤めをしましたが、ここまで徹底している会社ではありませんでした。
吉田松陰の言葉も引用しておりました。
「夢なき者は、理想なし
理想なき者は、計画なし
計画なき者は、実行なし
実行なき者は、成功なし
故に、夢なき者は、成功なし」