昨日に引き続き、「つくばマラソン」の大会参加報告です。
自分なりに色んな体験ができ、得たものが大きかった大会でしたので長文はお許し下さい。
朝は5時に起床。ゆっくりと朝食をとり着替え。朝から低い気温です。
いつものように足の裏にディクトンムースを塗りこんでからソックスを履きます。本日はフルマラソンのため乳首とわきの下にも塗っておきました。
戸田マラソンの際には腕と足に塗り込んでみたところ、低い気温と雨の対策としては非常に快適だったので、今回もしっかりと塗っておきました。またウェアも気温が低そうなのでハーフタイツと半袖Tシャツにしました。
6:30に自宅を出発。西船橋で武蔵野線に乗り換え、南流山でつくばエキスプレスに乗り換えます。
乗客はほとんどマラソン出場者。すっかりマラソン列車化していました。
今回は「つくば」駅のひとつ手前の「研究学園」駅から会場へのシャトルバスが出ていました。
初めて「研究学園」駅を降りると、回りは原野を切り開いたと思われる広大な空き地が広がっています。
かっての岐阜羽島駅状態とでも言ったらよいのでしょうか?
駅前のバス乗り場にはランナーの長蛇の列ができていますが、次々にバスが来るので程なく乗り込むことができました。
15分ほどで会場のつくば大学陸上競技場へ。受付を済ませるとスタートの1時間前です。
すぐに着替えて準備を行いアップを開始します。スタート地点への移動を考えると、20分ほどしか時間がありません。
しかし、大学構内は本当に良い環境ですね。特にこの時期は紅葉が美しく、毎日でもジョグができたら良いのにと思えてきます。
ゆっくり周囲をジョグして、スタート地点へ。
陸連登記登録者の後ろに並びますが、かなりの人数です。
9:30スタート。
予想はしていたもののスタート地点まで到達するのに58秒を費やしました。しかも、スタート地点を越えても思うように走れません。
サブスリーを意識するとやはり無用なロスは避けておきたいので、右に左にランナーを避けながら走って行きますが、フォームも安定していないここでどうやら足を使ってしまったようです。まずは大学の構内を1周しますが、3kmほど走ってようやく自分のペースで走れるようになってきました。
構内を1周したところで5km 23:24。ロスタイムを含めてもやはり時間がかかり過ぎです。この時点でサブスリーは諦めました。
サブスリーを狙うときは、陸連の登記登録を行うことにしたいと思いました。
構内を1周するといよいよ学園東通りに出て行きます。
少しスピードアップをしなければと思いますが、どうも身体が重いという実感があり、おまけに先もまだ長いことを考えると無理のないスピードで黙々と走ることにします。
やがて10km地点 0:44:45。この5kmは21:21でした。
少し息は弾みますが、なかなか快適なペースです。ただ、道路の轍が大きく足が安定しないので、路肩のコンクリートの部分をひたすら走って行きました。美しい筑波山の姿を眺めながら楽しく走りました。
高エネルギー研究所を過ぎて、筑波北部工業団地へ左折します。道路が完全閉鎖されているので、実に気持ちよく走れます。
また、黄色に色づいた銀杏の並木が美しく、本当に癒されました。帰りに反対の方向から眺めるのを楽しみに走りました。
やがて15km地点。 1:06:15 21:30で少しペースが落ちていました。
バイパスに出ると左折します。
林の木立を見るとトイレに入っていくランナーがたくさんいます。自分も行きたいところですが、もう少し我慢ができるかも知れないと思いそのまま走り続けましたが、20km手前の給水ポイントで我慢できずにトイレ休憩。
今回は折り返しコースになったため、ランナーとすれ違うのを楽しみに走ります。
もうすれ違うかなと思いながら進みますがなかなか戻ってきません。20km直前でようやくトップランナーが折り返してきました。
心の中で応援をしながら走ります。
20km地点は1:28:57 トイレ休憩が効いてこの5kmは22:42。
大勢のランナーが折り返してきました。いつもHPを拝見しているネットランナーの顔を発見し、その方々の持ちタイムからいまどのくらいの位置かがおおよそ分かりました。58分台のサブスリーランナーを見つけた時には、自分がサブスリーを達成するにはこの方々の位置に居なければならないのだなと改めて思います。
中間地点は1:33:20のタイムでした。そしてやがて折り返し。
このあたりで差していた薄日がかげり急に寒く感じるようになってきました。
25km地点は1:50:09。この5kmは21:12で結果的に一番早いタイムになりましたが、このあたりからこれまで快調だった足に疲労が出て、お尻と太腿の裏に急激に重さを感じるようになりました。
ここまで時間を非常に短く感じてきただけに、これから先の長さを考えるとショックです。スタート地点からジグザグ走で足を使ってしまったことを後悔します。しかしここでランニングフォームのことに思い当たりました。太腿で足を引き上げるとこのように筋肉に限界がきますので、腹筋で足を引き上げ、下にそっと置くこと、決して足を蹴らないことを意識して黙々と走り続けました。
往路で楽しみにしていた北部工業団地の道に入る頃には、足は重いものの少しリズムが戻ってきた感覚が出てきました。
やがて30kmは2:12:21 この5kmは22:12と1分ほど落ちてしまいました。
学園東通りに戻ると薄日が差してきました。スピードが落ちそうになると、「足を腹筋で引き上げ前に出してそーっと下に置く」(笑)と呪文のように唱えながら、前傾姿勢を保ちながら進んで行きました。ここでは車と対面交通になるので、無様な姿は見せたくないと見栄っ張りな私には良かったのかもしれません。
やがて、今回のコース変更で新たに走ることになった学園西通りに入ります。足はほとんど限界に近づいていますので、「足を腹筋で引き上げ前に出してそーっと下に置く」を一体何百回繰り返したことでしょうか?!(大笑)
でも、この効果は絶大で、足を使わずに体幹で走るというのはこのことだとはっきり体感しました。足を使わないので痙攣寸前の足に刺激が入らず、何とか持ちこたえています。これまでだと確実に痙攣を起こしている状況でした。
35km地点は2:34:55 この5kmは22:34と20秒ほど落ちたものの大崩せずに何とか持ちこたえています。
やがてやっと大学構内に入る道へのループ橋が見えてきました。ここが38km地点だと分かっていましたので、あと4kmと元気を奮います。橋を上り終えると急に太腿に痙攣が走りそうな気配です。坂を下り切ったところで思い切って路肩の歩道に逸れ、ストレッチを行いました。
4月のかすみがうらマラソンの32-3km付近でお尻と太腿に疲労が溜まり痺れて走れなくなったときに行ったストレッチです。足を交差して膝を曲げずに体を前屈するだけなのですが、かすみがうらの時は奇跡的に回復し再び22分台で走れるようになった魔法のストレッチです。
それほどスピードは回復したとは思っていなかったのですが、後からタイムを見てみると、このストレッチ休憩を含めても22:11までタイムが上がっていましたので、その効果は絶大だったと言えます。
大学構内に入りやがて40km。2:57:06でこの5kmは22:11。
いよいよあと少しです。足が痙攣しそうになって嫌な思い出しかなかったゴール直前の陸橋も腸腰筋で走ることを意識すると太腿の痙攣の気配も全く感じないまま上りきることができました。これが自信となって急に体が軽くなってきました。顔つきも穏やかになっていよいよ競技場です。最後まで少しペースを上げることを意識しながらやがてゴール。ゴールタイムは3:06:31。最後の2.195kmはこれまで最速の9:27でした。
今回のつくばマラソンでは、本命レースの勝田をイメージして4分15秒のペースでどこまでも行ってみることをトライしようと考えていましたが、これは残念ながらスタート直後に断念しました。
今回の収穫は、何といっても体幹、特に腸腰筋を使って走ることを体感したことです。足に来ない走り方を感覚的につかんだので、これを一過性で終わらせないよう定着させたいと思います。
これさえあればもう「怖いものなし!!」←本当かな?!
それともうひとつは魔法のストレッチ。お尻と太腿裏を伸ばすストレッチですが、私には抜群の効果でした!?
サブスリーには遠く及ばない結果でしたが、得たものは本当に大きかった「つくばマラソン」でした
自分なりに色んな体験ができ、得たものが大きかった大会でしたので長文はお許し下さい。
朝は5時に起床。ゆっくりと朝食をとり着替え。朝から低い気温です。
いつものように足の裏にディクトンムースを塗りこんでからソックスを履きます。本日はフルマラソンのため乳首とわきの下にも塗っておきました。
戸田マラソンの際には腕と足に塗り込んでみたところ、低い気温と雨の対策としては非常に快適だったので、今回もしっかりと塗っておきました。またウェアも気温が低そうなのでハーフタイツと半袖Tシャツにしました。
6:30に自宅を出発。西船橋で武蔵野線に乗り換え、南流山でつくばエキスプレスに乗り換えます。
乗客はほとんどマラソン出場者。すっかりマラソン列車化していました。
今回は「つくば」駅のひとつ手前の「研究学園」駅から会場へのシャトルバスが出ていました。
初めて「研究学園」駅を降りると、回りは原野を切り開いたと思われる広大な空き地が広がっています。
かっての岐阜羽島駅状態とでも言ったらよいのでしょうか?
駅前のバス乗り場にはランナーの長蛇の列ができていますが、次々にバスが来るので程なく乗り込むことができました。
15分ほどで会場のつくば大学陸上競技場へ。受付を済ませるとスタートの1時間前です。
すぐに着替えて準備を行いアップを開始します。スタート地点への移動を考えると、20分ほどしか時間がありません。
しかし、大学構内は本当に良い環境ですね。特にこの時期は紅葉が美しく、毎日でもジョグができたら良いのにと思えてきます。
ゆっくり周囲をジョグして、スタート地点へ。
陸連登記登録者の後ろに並びますが、かなりの人数です。
9:30スタート。
予想はしていたもののスタート地点まで到達するのに58秒を費やしました。しかも、スタート地点を越えても思うように走れません。
サブスリーを意識するとやはり無用なロスは避けておきたいので、右に左にランナーを避けながら走って行きますが、フォームも安定していないここでどうやら足を使ってしまったようです。まずは大学の構内を1周しますが、3kmほど走ってようやく自分のペースで走れるようになってきました。
構内を1周したところで5km 23:24。ロスタイムを含めてもやはり時間がかかり過ぎです。この時点でサブスリーは諦めました。
サブスリーを狙うときは、陸連の登記登録を行うことにしたいと思いました。
構内を1周するといよいよ学園東通りに出て行きます。
少しスピードアップをしなければと思いますが、どうも身体が重いという実感があり、おまけに先もまだ長いことを考えると無理のないスピードで黙々と走ることにします。
やがて10km地点 0:44:45。この5kmは21:21でした。
少し息は弾みますが、なかなか快適なペースです。ただ、道路の轍が大きく足が安定しないので、路肩のコンクリートの部分をひたすら走って行きました。美しい筑波山の姿を眺めながら楽しく走りました。
高エネルギー研究所を過ぎて、筑波北部工業団地へ左折します。道路が完全閉鎖されているので、実に気持ちよく走れます。
また、黄色に色づいた銀杏の並木が美しく、本当に癒されました。帰りに反対の方向から眺めるのを楽しみに走りました。
やがて15km地点。 1:06:15 21:30で少しペースが落ちていました。
バイパスに出ると左折します。
林の木立を見るとトイレに入っていくランナーがたくさんいます。自分も行きたいところですが、もう少し我慢ができるかも知れないと思いそのまま走り続けましたが、20km手前の給水ポイントで我慢できずにトイレ休憩。
今回は折り返しコースになったため、ランナーとすれ違うのを楽しみに走ります。
もうすれ違うかなと思いながら進みますがなかなか戻ってきません。20km直前でようやくトップランナーが折り返してきました。
心の中で応援をしながら走ります。
20km地点は1:28:57 トイレ休憩が効いてこの5kmは22:42。
大勢のランナーが折り返してきました。いつもHPを拝見しているネットランナーの顔を発見し、その方々の持ちタイムからいまどのくらいの位置かがおおよそ分かりました。58分台のサブスリーランナーを見つけた時には、自分がサブスリーを達成するにはこの方々の位置に居なければならないのだなと改めて思います。
中間地点は1:33:20のタイムでした。そしてやがて折り返し。
このあたりで差していた薄日がかげり急に寒く感じるようになってきました。
25km地点は1:50:09。この5kmは21:12で結果的に一番早いタイムになりましたが、このあたりからこれまで快調だった足に疲労が出て、お尻と太腿の裏に急激に重さを感じるようになりました。
ここまで時間を非常に短く感じてきただけに、これから先の長さを考えるとショックです。スタート地点からジグザグ走で足を使ってしまったことを後悔します。しかしここでランニングフォームのことに思い当たりました。太腿で足を引き上げるとこのように筋肉に限界がきますので、腹筋で足を引き上げ、下にそっと置くこと、決して足を蹴らないことを意識して黙々と走り続けました。
往路で楽しみにしていた北部工業団地の道に入る頃には、足は重いものの少しリズムが戻ってきた感覚が出てきました。
やがて30kmは2:12:21 この5kmは22:12と1分ほど落ちてしまいました。
学園東通りに戻ると薄日が差してきました。スピードが落ちそうになると、「足を腹筋で引き上げ前に出してそーっと下に置く」(笑)と呪文のように唱えながら、前傾姿勢を保ちながら進んで行きました。ここでは車と対面交通になるので、無様な姿は見せたくないと見栄っ張りな私には良かったのかもしれません。
やがて、今回のコース変更で新たに走ることになった学園西通りに入ります。足はほとんど限界に近づいていますので、「足を腹筋で引き上げ前に出してそーっと下に置く」を一体何百回繰り返したことでしょうか?!(大笑)
でも、この効果は絶大で、足を使わずに体幹で走るというのはこのことだとはっきり体感しました。足を使わないので痙攣寸前の足に刺激が入らず、何とか持ちこたえています。これまでだと確実に痙攣を起こしている状況でした。
35km地点は2:34:55 この5kmは22:34と20秒ほど落ちたものの大崩せずに何とか持ちこたえています。
やがてやっと大学構内に入る道へのループ橋が見えてきました。ここが38km地点だと分かっていましたので、あと4kmと元気を奮います。橋を上り終えると急に太腿に痙攣が走りそうな気配です。坂を下り切ったところで思い切って路肩の歩道に逸れ、ストレッチを行いました。
4月のかすみがうらマラソンの32-3km付近でお尻と太腿に疲労が溜まり痺れて走れなくなったときに行ったストレッチです。足を交差して膝を曲げずに体を前屈するだけなのですが、かすみがうらの時は奇跡的に回復し再び22分台で走れるようになった魔法のストレッチです。
それほどスピードは回復したとは思っていなかったのですが、後からタイムを見てみると、このストレッチ休憩を含めても22:11までタイムが上がっていましたので、その効果は絶大だったと言えます。
大学構内に入りやがて40km。2:57:06でこの5kmは22:11。
いよいよあと少しです。足が痙攣しそうになって嫌な思い出しかなかったゴール直前の陸橋も腸腰筋で走ることを意識すると太腿の痙攣の気配も全く感じないまま上りきることができました。これが自信となって急に体が軽くなってきました。顔つきも穏やかになっていよいよ競技場です。最後まで少しペースを上げることを意識しながらやがてゴール。ゴールタイムは3:06:31。最後の2.195kmはこれまで最速の9:27でした。
今回のつくばマラソンでは、本命レースの勝田をイメージして4分15秒のペースでどこまでも行ってみることをトライしようと考えていましたが、これは残念ながらスタート直後に断念しました。
今回の収穫は、何といっても体幹、特に腸腰筋を使って走ることを体感したことです。足に来ない走り方を感覚的につかんだので、これを一過性で終わらせないよう定着させたいと思います。
これさえあればもう「怖いものなし!!」←本当かな?!
それともうひとつは魔法のストレッチ。お尻と太腿裏を伸ばすストレッチですが、私には抜群の効果でした!?
サブスリーには遠く及ばない結果でしたが、得たものは本当に大きかった「つくばマラソン」でした
魔法のストレッチ
足を腹筋で引き上げ前に出してそーっと下に置く
是非、試してみます。
大会記、読んでいると、ユキユキさんとは、走力が近いかもです!?(ハーフのタイムは、全然私は遅いのですが)
これからは「切磋琢磨のライバル」になって下さい。
自分自身の故障の経験から、色んなことに試行錯誤で取り組んできました。その結果ですので、少しでも参考になれば私としても嬉しいです。
今回は正直言って若たけさんの大田原のタイムを完全に意識してましたよ。
「切磋琢磨のライバル」ですね。
ぜひ一緒に切磋琢磨してサブスリーを達成し嬉し涙を流しましょう!?