司馬遼太郎先生の「街道をゆく35 オランダ紀行」を読みました。
面白かったです。
いつもながら、司馬先生の旅行記はその記述の見事さにため息が出ます。その土地に対する思い入れと独特の歴史観、それに基づいたエピソードからの展開と解釈、ちょっとした触れ合いからも数世代遡って社会を俯瞰する視点・・・みたいなモノが絶妙に配置されており、読んだだけで自分がオランダに300年ほど住んでいるかのような錯覚に囚われます。
知識というガイドをつければ、旅行ってのはこんなに深くなるんだなあなんて。
歴史観ってものの凄みを改めて思い知らされた読書タイムでした!
面白かったです。
いつもながら、司馬先生の旅行記はその記述の見事さにため息が出ます。その土地に対する思い入れと独特の歴史観、それに基づいたエピソードからの展開と解釈、ちょっとした触れ合いからも数世代遡って社会を俯瞰する視点・・・みたいなモノが絶妙に配置されており、読んだだけで自分がオランダに300年ほど住んでいるかのような錯覚に囚われます。
知識というガイドをつければ、旅行ってのはこんなに深くなるんだなあなんて。
歴史観ってものの凄みを改めて思い知らされた読書タイムでした!
後、何冊か読んでます
司馬先生の本は読みやすいのがいいですね
創作物語より歴史小説が心躍るのはなぜでしょうか
燃えよ剣、燃えますよねー。土方が死ぬシーンでは、思わずマジ泣きしてしまいました。
おっしゃる通り、司馬先生の作品は創作より歴史モノの方が心に響きますよね。やっぱり感情移入の深さが変わるんでしょうか・・・?どちらも小説なのに不思議です。