ひのっき

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司馬遼太郎 街道をゆく オランダ紀行

2005年12月26日 | どくしょ。
司馬遼太郎先生の「街道をゆく35 オランダ紀行」を読みました。
面白かったです。
いつもながら、司馬先生の旅行記はその記述の見事さにため息が出ます。その土地に対する思い入れと独特の歴史観、それに基づいたエピソードからの展開と解釈、ちょっとした触れ合いからも数世代遡って社会を俯瞰する視点・・・みたいなモノが絶妙に配置されており、読んだだけで自分がオランダに300年ほど住んでいるかのような錯覚に囚われます。
知識というガイドをつければ、旅行ってのはこんなに深くなるんだなあなんて。
歴史観ってものの凄みを改めて思い知らされた読書タイムでした!

2 コメント

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司馬遼太郎 (☆まがり★)
2005-12-28 01:09:32
燃えよ剣と坂の上の雲を読みました

後、何冊か読んでます

司馬先生の本は読みやすいのがいいですね

創作物語より歴史小説が心躍るのはなぜでしょうか

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☆まがり★様 (ひの)
2005-12-29 10:09:27
☆まがり★さん、こんにちは!

燃えよ剣、燃えますよねー。土方が死ぬシーンでは、思わずマジ泣きしてしまいました。

おっしゃる通り、司馬先生の作品は創作より歴史モノの方が心に響きますよね。やっぱり感情移入の深さが変わるんでしょうか・・・?どちらも小説なのに不思議です。
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